更新日：2022年3月9日

7 子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進(2)

(2)その対策

1.高齢者

　高齢者への保健福祉対策は、日常生活において、健康でいきいきとした生活を送ることができるような環境づくりを進める。特に元気な高齢者に対しては、積極的な社会参加への啓発や健康づくりの取り組みなどを支援し、健康寿命の延伸を図る。
　また、各種検診等受診後の指導体制の充実を図り、健康の保持・増進、閉じこもりの予防に努めていく。
　一方、介護を必要とする高齢者に対しては、必要な介護保険サービスが提供できるように、介護保険事業者が参入しやすいよう支援する。今後、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加することから、高齢者の見守り・支援体制の拡充を図るとともに、高齢期の最大の不安要因である認知症に対し、日常生活の支援サービスが包括的に提供できる体制づくりを進める。

2.児童・その他

　児童の保健福祉については、安心して子どもを生み育てやすい環境づくりを目標に、子育てグループなどの運営充実を図るなど、積極的に子育て支援と児童福祉の向上に努める。
　障害者福祉については、障がいのある人の自立及び社会参加の支援等に向けた、総合的な施策に関する基本的な計画である「浜松市障がい者計画」及び障害福祉サービスの見込み量とその確保の方策を定めた「浜松市障がい福祉実施計画・浜松市障がい児福祉実施計画」に基づき、障がいのある人の視点に立ち、ライフステージに応じた総合的な支援を地域全体で進めていく。
　地域福祉の推進については、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、ボランティア団体の基盤や機能の充実を図るとともに、住民が支え合う仕組みづくりを構築するなど、行政との連携の中で地域に根ざした地域福祉活動を展開していく。

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