更新日:2021年6月1日
出前やテイクアウトの衛生管理について
食品の出前やテイクアウトは、調理してから食べるまでに時間がかかるため、店内での飲食よりも食中毒のリスクが高まります。以下のことに注意して食中毒予防を心掛けましょう。
食品等事業者の方の注意点
調理前の注意点
適切なメニュー選定
提供食数の設定
- 施設の広さや作業する人員の規模に応じた無理のない範囲で提供する。
調理・販売時の注意点(食中毒予防の3原則)
1.つけない
- 手洗いを徹底する。(調理前、盛付前、トイレ後など)
- 使用する器具は十分に洗浄、消毒する。
- 調理従事者の健康管理を徹底する。(体調不良者は従事を控える)
2.ふやさない
- 食中毒菌が増殖しやすい温度帯(約20℃~50℃)で食品を長時間放置しない。
(速やかな放冷、持ち帰り時の保冷剤使用、保冷保温ボックスによる配送等)
3.やっつける
- 食肉等の加熱が必要な食品は中心部まで十分に加熱する。
営業許可の手続き等について
「飲食店営業」では、普段提供している食事の出前・テイクアウトができますが、飲食店営業許可ではできない営業行為(弁当の卸売、菓子単品の製造販売、真空パックしたそうざいのインターネット販売、生肉・生魚の販売など)もあります。
ご不明な点がありましたら保健所へご相談ください。
消費者の方の注意点
1回で食べきれる量を注文する
常温で長時間持ち歩かない
- 購入後は寄り道しないでまっすぐ帰る。
- 保冷バッグや車のエアコンを効果的に使用する。
購入した食品はすぐに食べる
- 家に宅配されたとき、食品を持ち帰ったときはすぐに食べる。
- 食べる前には十分に手を洗う。
すぐに食べられない場合は冷蔵庫へ
- すぐに食べられない場合は常温で放置せず冷蔵庫で保管する。
- 食べるときは電子レンジ等で中心部まで十分に加熱する。
- 時間が経ちすぎたり、少しでも味やにおいに不安や異常を感じたら食べないようにする。
家庭での食中毒予防(厚生労働省ホームページ)(別ウィンドウが開きます)
リーフレット
事業者の方向け
(PDF:644KB)
消費者の方向け
(PDF:100KB)