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更新日:2023年2月27日
浜名湖の養殖カキの歴史は古く明治20年頃から試みたと言われている。そして、現在も盛んに行われており、冬場カキの水揚げは浜名湖の風物詩でもある。
カキは栄養価も高く「海のミルク」とも呼ばれている。各種のビタミンやミネラルが豊富で貧血予防や疲労回復などの効果が言われている。
※糸鰓(しさい)目-イタボガキ科-マカキ
●漁獲時期:浜名湖で出荷される時期は10月から4月まで。寒い冬の鍋料理に最適!
●栄養成分:タンパク質、鉄分
●機能性:高血圧、動脈硬化、貧血、眼精疲労の予防・改善など言われている。
●調理法:カキフライ、カキ鍋、カキ飯、グラタン、スープなどカキの旨味成分生かす料理は多い。
アオノリは大切な浜名湖のブランド。古文書によれば、舞阪にノリの養殖が始まったのは文政3年(1820年)に信州の商人から生ノリの採取方法を聞いたのが始まりとされる。浜名湖ではクロノリとアオノリをブレンドして製品化したものを「混ぜ海苔」として出荷している。「混ぜ海苔」はこの地方独特の製法で、香りが良いのが特徴。
最近では、浜名湖のりブランド推進協議会が発足し、アオノリの色、風味を活かした粉末をいろいろな食材に混ぜたり、練りこむことで、例えばラスクやこんにゃく、豆腐、餃子、パスタ、和菓子などの新商品を開発。この協議会は、浜名湖のりをたくさんの人たちに使っていただき認知度を向上させ、地域団体商標の取得を目指している。
●漁獲時期:浜名湖で獲れるのは主に11月から4月頃まで。浜名漁業協同組合の年間水揚げ量は450トン前後で推移している。
●機能性:健康増進、生活習慣予防など言われている。
●調理法:生のりの酢漬け、ノリの甘露煮、焼き海苔、パンに混ぜたり厚焼き玉子に混ぜたり、スープの彩りとしても多種多様な使い方あり
浜松ブランド「遠州灘天然とらふぐ」
トラフグは冬の味覚の王様。
昭和60年代に延縄漁(ハエナワリョウ)が始められる。平成元年に飛躍的に漁獲量が伸びました。資源を増やすための稚魚の放流が成果をあげており、現在、遠州灘は全国有数の魚場となっている。
舘山寺温泉では12月中旬から2月頃までの冬場は「遠州灘天然とらふぐまつり」と題して格安で新鮮に味わえる仕組みがつくられた。
※フグ目-フグ科-トラフグ属-トラフグ
●漁獲時期:トラフグの漁期は10月から2月。「遠州灘天然とらふぐ」としてブランド登録されている。舞阪漁港に揚がるトラフグは年間水揚げ量40トン前後で推移している。
●栄養成分:たんぱく質、コラーゲン、低脂肪、DHA
●調理法:刺身、ふぐちり、あら炊き、雑炊、白子は塩焼き、酢の物、椀種に用いる。皮はコラーゲンが容易にゼラチン化することを利用して煮こごり料理にされる。白子酒、ひれ酒もある。
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