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更新日:2023年12月1日

仕事始め式

2023年1月4日

皆さま、明けましておめでとうございます。

健やかに新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年はご存じの通り積年の課題でございました区の再編が、7区から3区に決定いたしまして、区名も決まりました。

いよいよ2月の議会で条例が可決いたしますと、来年の1月1日に新区に移行することになります。これまで長い間ご尽力いただきましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。

いよいよあと1年でございますが、しっかりと新しい区への移行に向けて、万全の準備をしていただきたいと思っております。

大阪も成しえなかった、本格的な区の再編は、全国に先駆けての取り組みとなります。ぜひ残りの期間、全力でお取り組みをいただければと思います。

コロナとの闘いは、いよいよ4年目に入りました。第8波の影響で感染者は高止まりをしておりますが、健常な方が感染しても、ほぼ重症化することはなくなりました。こうした状況を受けまして、国の方では感染症法の類型を、2類から5類に変更する検討がされ始めておりまして、早ければ今年の早い時期に類型が変わるということになると思います。いよいよ本格的なアフターコロナに向けた1年となるわけでございます。

浜松市はコロナ感染発症当初から、安全モードと経済モード、この2つのモードを巧みに使い分けるデュアルモードでしっかりとコロナに対応してまいりました。

感染が拡大している時期には、スピーディーなワクチン接種を行うなど、市民の安全安心を確保いたしましたし、感染が落ち着いている時期には、さまざまな知恵を出して、効果的な経済対策を行ってまいりました。安全・安心な飲食店認証制度を全国に先駆けて取り入れましたし、ペイペイとコラボしたポイントバックキャンペーンは、浜松を皮切りに全国に広がっていきました。また、キャッシュバックキャンペーンなど、他の自治体では見られない知恵を出して、効果的な経済対策も行ってまいりました。

いよいよアフターコロナに向けた本格的な取り組みが始まります。さらに一層、知恵を絞り、汗もかいて、地域経済、地域社会を元気にしていきたいと思っております。

そうした中で今年はいよいよ1月8日から大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まります。既に皆さまご存じの通り、今回の大河ドラマは、今までと違った家康公を描くということでございます。

青年期の家康公は本当に弱小の大名でございまして、織田や今川、武田といった大大名に翻弄され、大変な苦労を味わいながら、悩み苦しみ、そしてそれを乗り越えて大きく成長したという、まさに青年期を過ごした浜松時代に焦点が当たるというふうに思っております。

私たちは、浜松時代に家康公が大きく成長発展をしたということを、この歴史のストーリーを生かして、「出世の街 浜松」という取り組みを行ってまいりましたが、いよいよこれを、ドラマを通じて全国に広げていく、大きなチャンスがやってまいりました。ぜひこのコロナで疲弊した地域経済をV字回復させるためにも、皆さまにも今のプロジェクトも進んでおりますが、しっかりと対応をしていただければと思っております。

また国の方ではデジタル田園都市国家構想というものが進められております。これは都市の利便性と田舎の住みやすさを併せ持った地方都市をつくっていくという構想であります。

この原点となったのは、1980年に故・大平総理大臣が提唱されました田園都市国家でございまして、当時も都市の利便性を地方都市に実装していくことによって、田舎の住みやすさと、都市の利便性を併せ持つ、そういう地方をつくっていくという大平総理の願いがございました。しかし当時は都市の利便性を地方都市に実装する、なかなか良い手段がございませんでしたが、今はデジタル、先進技術を駆使することによって、こうした田園都市というものを全国につくっていけるようになりました。

既にデジタルの力によって、全国どこに居ても仕事ができるようになりましたし、こうした技術を駆使することによって、今まで都市でしか手に入らなかったさまざまなサービスなども、地方に居ても簡単に入手できるようになりました。

こうしたデジタルを活用して、新しい地方都市をつくっていく、こうした取り組みについても、浜松は先頭を切っていかなければならないと思っております。

もともと浜松市は、言われなくても田園都市でございます。山や海、川や湖など、あらゆる自然に恵まれていて、その中心に、80万市民を支える、しっかりとした都市機能がございます。こうした既に田園都市といっても良い浜松市が、さらにデジタルの力によって利便性を確保することができれば、一層注目され都市になります。このデジタルの力を活用して、新しい都市をつくっていかなければならないと思っております。

私がいつも申し上げております通り、この取り組みは、デジタルの担当部署だけが推進するのではなく、皆さまのそれぞれの部署で、この実装のために知恵を絞って、自分事として取り組んでいただきたいと思っております。デジタル先進技術を活用することによって、首都圏から、人や機能を浜松市に移転させ、全国のモデルとなるような都市を築いていきたいと思っております。

私の任期はあと4カ月でございますが、4カ月の間、この土台づくりに向けて、全力を尽くして、私自身も市政を推進してまいりたいと思いますので、より一層のご尽力を、お願い申し上げます。

結びにあたりまして、今年一年の皆さまのご健勝・ご活躍・ご多幸を心から祈念いたしまして、年頭に当たってのご挨拶とさせていただきます。

今年も一年、よろしくお願い申し上げます。

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