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更新日:2023年12月1日

新年を迎えて

2023年1月1日

皆様には健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は発生から3年目となる新型コロナウイルス感染症への継続的な対応や台風などによる浸水被害への対応、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に伴う避難民支援、世界的な原油価格や物価の高騰が市民生活に与える影響への対応など、これまで想像もしなかった脅威が頻発する中、難局に果敢に挑み、スピード感を持って活力ある地域社会の実現に取り組んでまいりました。

一方、私がマニフェストに掲げ取り組んでまいりました行政区再編についても、本年2月の議会での条例議決を経て、いよいよ1年後の1月1日から新たな行政区画による浜松市がスタートします。これにより、条例で自由に設置できる組織を軸にして、柔軟で効率的な市政運営が可能となり、急速に進行する人口減少や少子高齢化、産業構造の転換など、社会経済環境の変化に対応できる、未来に向けた持続可能な体制づくりを実現します。

そこで、本年は、「未来へつなぐ持続可能な社会への挑戦」をテーマとし、三つの「まちづくり」を中心とした市政運営に取り組んでまいります。

一つ目は、「若者がチャレンジできるまち」です。
地元産業力の強化を図り、誰もが働きやすい環境づくりを促進することにより、子育て世代などの生活基盤を安定させ、若者世代の転入促進などによる社会移動の均衡を目指すとともに、地域産業の持続的な発展と若者が活躍できる機会の創出に向け、スタートアップの育成及び成長促進、地域産業とスタートアップなどの融合によるイノベーションの創出支援などを進めます。
また、スマート農業の普及や林業のデジタル化の推進などにより、第1次産業の生産性の向上に取り組みます。
さらに、大河ドラマ「どうする家康」の放送と連動し、家康公ゆかりの地として、産業、観光、文化、食などの魅力ある地域資源を活かし、官民が一丸となって地域経済の活性化に取り組んでまいります。

二つ目は、「子育て世代を全力で応援するまち」です。
結婚・妊娠・出産・子育てに関する施策を総合的に推進し、次代の浜松を担う子どもたちを安心して産み・育てられるまちを目指します。
そこで、デジタルを活用した情報提供及び相談体制の充実や、将来の妊娠に向けた健康管理、産後ケアや育児サポートなど、結婚・妊娠・出産を望む人々の思いに応えるための取組を推進します。また、子ども食堂をはじめとした居場所づくりへの支援や、ヤングケアラーへの支援体制の構築などに関係機関と連携して取り組みます。
さらに、放課後児童会の待機児童解消を進めるほか、学校・家庭・地域の連携による「コミュニティ・スクール」の導入やICTの効果的な活用などを通じ、よりよい教育環境をつくってまいります。

三つ目は、「持続可能で創造性あふれるまち」です。
新たな区へ円滑に移行し、市民の皆さまに身近な協働センターにおいてコミュニティ担当職員を中心として、地域活動を支援いたします。
また、AIを活用したデータ分析による交通事故対策、行政サービスにおけるデジタル化の推進、ヘルステックによる「浜松ウェルネスプロジェクト」の推進など、デジタルの力により、誰にとっても安全・安心で利便性の高い市民生活を実現いたします。道路防災対策及び水害対策の推進や実災害を想定した訓練の実施など、ハード・ソフト両面において、災害に強いまちづくりを進めます。
さらに、2050年CO2排出実質ゼロの実現に向けて、再生可能エネルギーの導入促進や省エネルギーの推進を図るとともに、ごみの資源化及び減量など脱炭素の取組を推進してまいります。

以上のように、前例にとらわれず、失敗を恐れずにチャレンジし、デジタルを最大限に活用して、多くの市民の皆さまが参加し支え合う持続可能な共助型社会をあらゆる分野で構築してまいりますので、本年もご理解とご協力をお願い申し上げます。

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