更新日：2023年12月1日

津波避難ビル所有者・管理者への感謝状の贈呈

2011年12月14日

本日はご多用の中、市役所までお越しいただきまして誠にありがとうございます。

また、この度の津波避難ビルの協定締結にあたり、皆さまには、津波避難ビルとして指定をさせていただきましたことに厚く感謝、御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

御承知のとおり、3月11日に東日本で未曾有の大震災が起こりまして、2万人近くがお亡くなりになられるという本当に悲しい出来事が起こりました。

そのほとんどが津波によって命を落とされているということで、これは私たちにとっても、本当に衝撃的な出来事でした。

浜松も広い海岸線に面しておりますし、また最悪の場合、東海・東南海・南海と3連動地震の想定もされている地域です。津波対策は、私たちにとっても喫緊の、大変大きな課題となってまいりました。

その中で、やはり今回の震災の教訓として、一刻も早く避難をすることが鉄則だということがよくわかりました。津波が想定される地域においては、まず堅固な建物の高いところへ一刻も早く避難をしていただく。そのことが人命を救うもっとも有効な手段であるということです。

今回、津波避難ビルを一つでも多く確保していきたいということで、公共だけではなく、民間の皆さまにもお願いいいたしました。皆さまに快くお引き受けいただけましたことを、我々も本当に心強く思っております。

本当は、そうした災害が起こらないことが一番ではありますが、やはりそうした事態に備えておかなければなりません。これからいろいろな対策を立てていきたいと思います。

こうした災害には、まずは自助。まず自らを守ること。次に共助で近隣地域を含めて、みんなで支えあう。そして公助。共助、公助を組み合わせて災害にあたっていかなければならないということです。

今回の皆さまの温かいご理解の下に行う津波避難ビルの指定は、共助のもっとも有効な手段だと思っております。
そういう意味で、本当に感謝を申し上げますとともに、これからまたいろいろとお願いすることもあろうかと思いますが、ご理解のほどお願いを申し上げます。

重ねて今回のご了解に厚く御礼を申し上げまして、あいさつとさせていただきます。
本当にありがとうございました。

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