第10回／はままつ百歳

2000年（平成12年）4月、静岡文化芸術大学が、静岡県と浜松市、産業界の協力による公設民営の4年制大学として開学しました。

大学のある東地区は、昭和62年度から土地区画整理事業を行い、都市機能を整備。バブル崩壊後の経済低迷の中、中心市街地活性化計画の重点整備地区の一角として、1994年（平成6年）に完成したアクトシティと連携して浜松都心の商業・学術・文化・市民生活の拠点としての役割を期待されました。その中で、静岡文化芸術大学は、中心市街地の教育文化ゾーンの核として、市民に開放され、地元産業界との連携・協力を進める、地域に密着した大学となることを目指し、設立しました。

現在、文化政策学部・デザイン学部・大学院の学生およそ1,500人が学ぶ静岡文化芸術大学は、国際交流、生涯学習、地域交流を通して、地域の期待に応える大学として活動。2007年(平成19年)からは、静岡国際オペラコンクールの事務局としても活動しています。また、平成22年4月には、学校法人から静岡県が設立した公立大学法人へ移行しました。