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更新日:2023年12月1日
1921年(大正10年)8月28日、29日に、浜名湖弁天島の西野島浦(北弁天)にその年建設されたばかりの弁天島協会プール(100mプール)を会場として、浜名湾游泳協会による全国競泳大会が開催されました。
浜名湖に浮かぶ景勝地・弁天島には、1879年(明治12年)になって木製の橋が架かり、また東海道線が開通すると海水浴客のための臨時停車場ができるなど次第にリゾート化が進みました。競泳大会の翌年にはプールを取り囲むような形で「楽園」という“大衆的海水浴場施設”が完成しました。競泳大会への全国的な注目もあって、弁天島はとくに夏の観光地として広く知られるようになりました。
木製の橋は何度か架け替えられますが、台風などで壊滅することが多く、掲載した絵はがきのころには、橋が撤去されて渡船が復活しています。
大正はじめころの弁天島(絵はがき)
現在の弁天島(舞阪支所付近)
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