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更新日:2023年4月3日

分野別計画 5健康・福祉

 

浜松市未来ビジョンの実現に向けた将来の理想の姿(30年後)
【実現を目指す1ダースの未来 : 07、09】

  • 支え合いによって、だれもが住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすことができる。

10年後の目標(政策の柱)

  • 地域での支え合いの仕組みづくりが進んでいる。
  • 病気の発症や重症化を予防することにより、健康寿命が延びている。

10年後に向けて

これまでの取り組みを強化

インクルージョン*1の考え方の普及に取り組み、住民が互いに支え合う地域づくりにより、高齢の人、障がいのある人などすべての人の活躍の場を広げます。
活躍の場を求めている高齢の人に対しては、就労支援を進めるとともに、ボランティアなどの社会貢献活動に参加しやすい仕組みを構築します。これによって、高齢になっても住み慣れた地域で、いつまでも生きがいを感じながら安心して暮らすことができる地域社会を目指します。
心身に障がいのある人には、働くことで、生きがいを感じることができる就労環境を提供します。また、障害福祉サービス事業所などで働く職員の質の向上やグループホームなどの計画的な整備によってサービスを充実しつつ、関連団体と連携し、障がいのある人に対する市民の理解を深め、地域での支え合いの基礎を固めます。
また、病気や介護の予防に重点を置き、心と体の健康を維持しながら、いきいきと暮らし、快適で質の高い生活を送ることができるよう支援します。介護などが必要な人に対しては、医療・介護機関の連携を一層強化し、在宅などの必要なサービスが円滑に提供できる体制を整備します。
医療水準の向上のため、市内の病院と診療所が相互に連携し、救急時なども安心できる医療体制を維持するとともに、地域に貢献できる有能な医療スタッフの育成を支援します。

未来に挑戦する取り組み

地域での支え合いの仕組みづくりを促進するため、すべての地区に地区社会福祉協議会が設立されるよう支援します。また、地域のNPO、福祉団体等が相互に協力し、地域課題の解決に連携して取り組みます。
移動や生活に支援が必要な人の情報が災害時にも速やかに活用できる仕組みを構築し、平常時の見守りと災害時の支援を一貫して実施します。

基本政策の実現に向けた取り組み

(基本政策)

人と人とのつながりをつくる社会の実現

  • インクルージョンの考え方の普及に取り組み、高齢の人や障がいのある人も社会を支える一員として雇用される環境を整備します。
  • 心身の機能低下により支援が必要な高齢の人には、適切な福祉サービスを充実します。
  • 元気な高齢の人の社会参加を後押しします。
  • 高齢の人、障がいのある人など、あらゆる人が地域の中で孤立することなく、多くの人に見守られながら住み慣れた地域や家庭で安心して暮らすことのできるよう、在宅サービスの充実など、環境を整備します。
  • 地域にボランティアの交流活動拠点が整備され、地域住民のボランティア活動への参加を支援します。
  • 障がいのある人に対する理解の普及・啓発を推進します。
  • 障がいのある人の差別を解消し、虐待を防止します。
  • 障がいのある人を支援する団体等との連携を強化し、研修や講座、相談支援の協力・参画の推進をします。
  • 地域生活を支えるためのグループホーム等の計画的な整備によって、福祉サービスの充実を図ります。

チャレンジプロジェクト

  • すべての地区に地区社会福祉協議会が設立されるよう支援します。
  • コミュニティソーシャルワーカー(CSW)*2の配置を拡充し、地区社会福祉協議会や地域のNPO、福祉団体等が相互に連携し、地域課題の解決に取り組みます。
  • はままつあんしんネットワーク*3と災害時避難行動要支援者*4の支援対象者の統一を図り、平常時の見守りと災害時の支援を一貫して実施する体制を確立します。

(基本政策)

人々の心身の健康と生活を守る医療の充実

  • 「自分の健康は自ら守りつくる」ことを基本として、市民一人ひとりが健康づくりに取り組みやすい環境を整備します。
  • 生活習慣病の発症予防と重症化予防に取り組みます。
  • 生涯にわたり歯と口の健康増進を支援します。
  • 公立病院は、医療制度改革や医療の多様化・高度化等に対応した病院経営を進め、救急医療、回復期医療、へき地医療など、地域で求められる役割を果たします。
  • 病院と診療所が相互に連携し、救急時でも安心できる医療体制を維持します。
  • 地域に貢献できる有能な医療スタッフの育成を支援します。
  • 中山間地域にも対応した在宅医療などが実施されるよう、地域包括ケアシステム*6の整備を促進します。
  • 精神障がいや疾患のある人が、住み慣れた地域において安心して暮らすことができるよう、行政及び民間の相談員によるアウトリーチ*7の促進や地域の理解の向上を図ります。
  • だれもが周囲の人のこころの不調に気付き、専門の相談機関での適切な相談を受けることができる環境を整え、自殺者の減少を図ります。
  • インフルエンザなどの感染症対策として、うがいや手洗いなどの衛生行動の習慣化を推進します。
  • 食品製造施設の衛生管理の徹底など、食の安全対策・検査体制を充実します。

チャレンジプロジェクト

  • だれもが専門性の高いメンタルヘルス相談ができるよう、医療、民間、行政の相談機関のネットワークを構築します。

*1 インクルージョン:包み込むという意味で、障害の有無などにかかわらず、すべての人が社会の中で生活し、そのニーズに応じた地域生活支援を受けられるようにしていくこと。
*2 コミュニティソーシャルワーカー(CSW):地域住民などからの相談に応じ、福祉課題の解決に向けた取り組みや行政への提言などを行う、地域福祉活動などを支援するための専門的な福祉コーディネーターのこと。
*3 はままつあんしんネットワーク:一人暮らし高齢者や高齢者世帯など、日常生活に不安を抱える高齢者等が、住み慣れた地域や家庭で安心して生活できるよう、市民の支え合いの心で見守り、支援する仕組み。
*4 災害時避難行動要支援者:災害時において、家族以外の第三者の支援がなければ避難所等への避難行動が難しい障がいのある人や、要介護者、一人暮らし高齢者などのこと。
*5 浜松市ささえあいポイント事業:介護施設や高齢者宅などで行ったボランティア活動に対して換金できるポイントを付与する事業。
*6 地域包括ケアシステム:在宅の介護や生活支援を必要とする方に対して、「医療」、「介護」、「予防」、「住まい」、「生活支援サービス」を切れ目なく、有機的かつ一体的に提供することを目指した仕組み。
*7 アウトリーチ:生活に困難さを抱えた方の自宅などへ出向いて相談及び生活支援を行い、入院や入所だけに頼らない地域生活の実現を目指す取り組み。

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浜松市役所企画調整部企画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2241

ファクス番号:050-3730-1867

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