緊急情報

サイト内を検索
ホーム > 市政 > 施策・計画 > 総合計画 > 浜松市総合計画 > 分野別計画 4環境・エネルギー

ここから本文です。

更新日:2023年4月3日

分野別計画 4環境・エネルギー

 

浜松市未来ビジョンの実現に向けた将来の理想の姿(30年後)
【実現を目指す1ダースの未来 : 03、04、12】

  • 豊かな自然に恵まれ、環境への負荷を抑えたエネルギーに対する不安のない暮らしや企業活動が送られている。

10年後の目標(政策の柱)

  • ごみの減量や資源化、自然環境の保全に取り組み、環境負荷の少ないライフスタイルが定着している。
  • 再生可能エネルギー*1等が広く導入されるとともに、建物などのエネルギーの最適利用が進み、エネルギー自給率が高まっている。

10年後に向けて

これまでの取り組みを強化

天竜川、浜名湖、遠州灘、南アルプスなどの豊かな自然は、多様な動植物をはぐくんでいます。この豊かな自然の恵みを次の世代へ引き継ぐために、自然環境と共生するまちづくりを推進するとともに、市民生活に環境への負荷を抑える活動を取り入れ、温暖化防止を促進します。環境に配慮したライフスタイルが定着し、安心して暮らせる住み心地よさが多くの方に認識されるよう、環境のブランド力向上を目指します。
全国トップクラスの日照時間を活かした太陽光発電や木材資源等を有効に活用するバイオマス発電*2などの再生可能エネルギーの導入を一層拡大するとともに、住宅・工場・事業所などのエネルギーの最適利用を推進し、エネルギー自給率を高めます。

未来に挑戦する取り組み

ごみ減量や資源化、ごみの適正処理、廃電子機器からのレアメタルの回収など、行政・市民・事業者がそれぞれの役割と責任を果たし、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進する政策に取り組み、ごみ処理や埋立施設の長期的な使用、効果的な活用を実現します。
スマートコミュニティ*3の構築に向け、ICTを活用し、住宅団地や工業団地などの地域単位で、エネルギーの最適利用が進むよう取り組みます。また、エネルギーの地産地消を推進するため、再生可能エネルギーを活用した安定・安価な電力供給体制を構築します。さらに、地域産業の活性化に向け、発電・省エネルギー・電力供給など、成長産業として期待されるエネルギービジネスの創出を推進します。

基本政策の実現に向けた取り組み

(基本政策)

環境と共生した持続可能な社会の実現

  • 本市の環境特性を踏まえた環境配慮の仕組みづくりと体制の充実を図ります。
  • 環境教育推進ネットワークを活用し、持続可能な社会の実現に向けて自ら行動する人材の育成を推進します。
  • 緑地・水域を保全し、緑や水の持つ機能を複合的・効果的に利活用する空間づくりを推進します。
  • 市民や事業者へ生物多様性*4に対する啓発や活動支援を行い、自然環境の保全を推進します。
  • 大気、騒音及び水質の環境基準を満たす取り組みを進め、市民一人ひとりが騒音や悪臭の防止を常に心がけるよう啓発します。
  • 市民にとって分かりやすく効率的なごみ出しのルールづくりを行います。
  • 施設の長寿命化や災害時のバックアップ機能の確保を図り、安定的なし尿処理*5体制を確立します。
  • 取り締まりを強化し、地域への啓発活動を実施することで、不法投棄のない美しいまちづくりを目指します。

チャレンジプロジェクト

  • 3Rに対する市民や事業者の関心を高め、ごみ減量及び資源化を推進し、西部清掃工場と新清掃工場の2工場体制で安定したごみ処理を実施するとともに最終処分場*6の延命化を進めます。

(基本政策)

再生可能エネルギー等の導入と省エネルギーの推進によるエネルギー自給率の向上

  • 太陽光発電やバイオマス発電等の再生可能エネルギーやガスコージェネレーション*7等の自家発電設備の導入を推進します。
  • 住宅・工場・事業所等の建物において、徹底した省エネルギー化とエネルギーの最適利用を推進します。

チャレンジプロジェクト

  • スマートコミュニティの構築に向け、エネルギーの最適利用を個々の建物から住宅団地や工業団地などへ広げます。
  • エネルギーの地産地消*8に向け、再生可能エネルギーを活用した安定かつ安価な電力供給体制を構築します。
  • 地域産業の活性化に向け、発電、省エネルギー、電力供給など、エネルギーに関わる新たな技術やビジネスの創出を推進します。

*1 再生可能エネルギー:太陽光、風力、水力、バイオマスなど、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの。
*2 バイオマス発電:バイオマスを燃料とした発電。バイオマスとは、生物資源(bio)と量(mass)を組み合わせた言葉であり、間伐材、生ごみ、下水道汚泥などのバイオマス(動植物に由来する有機物である資源(化石燃料を除く))を活用し、発電すること。
*3 スマートコミュニティ:住宅団地や工業団地など、一定のエリアで、エネルギーを無駄なく賢く活用する次世代の社会システム。
*4 生物多様性:生きものの豊かな個性とつながりのこと。様々な自然環境の中で多種多様な生物が存在し、それらがすべて直接的・間接的に支えあって微妙なバランスを保ちながら生きていること。
*5 し尿処理:家庭や事業所等から収集したくみ取りし尿や浄化槽汚泥を、衛生的に施設で処理すること。
*6 最終処分場:廃棄物は、資源化又は再利用される場合を除き、最終的には主に埋立処分される。埋立処分を行う施設が最終処分場であり、家庭ごみなどを埋立てる「一般廃棄物最終処分場」では、陶器類等の燃えないごみや焼却施設から排出される焼却灰等が埋立てられる。
*7 ガスコージェネレーション:都市ガスやLPガスを燃料に、電気と熱をつくることができる自家発電設備。
*8 エネルギーの地産地消:太陽光やバイオマスなど、地域でつくった電力をその地域内で消費すること。

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所企画調整部企画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2241

ファクス番号:050-3730-1867

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?