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更新日:2024年2月27日

はじめに

 令和6年度の当初予算案並びに関連議案のご審議をお願いするに当たりまして、市政運営に関する所信の一端と予算の大要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。

はじめに

 初めに、本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震で亡くなられた方々に、心より哀悼の意を表するとともに、被害に遭われました皆様には、謹んでお見舞いを申し上げます。本市におきましては、地震発生直後から対口支援先の石川県珠洲市などへ職員を派遣し、これまでに対策本部の運営や支援物資の管理、建物被害の認定調査、上水道の復旧や給水活動、災害廃棄物処理などの支援を行ってまいりました。一日も早い復興を願い、引き続き被災地に寄り添った支援に取り組んでまいります。

 さて、私が市長に就任してから10か月が経過しました。

 就任直後の昨年5月には、4年ぶりに御殿屋台の引き回しを行う浜松まつりが開催されました。3日間で255万人という過去最多の人出となり、特に大河ドラマ「どうする家康」の出演者による騎馬武者行列は大盛況となりました。

 また、ゴールデンウィーク明けには新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症へと移行し、かつての日常が戻ってきました。年間を通じて多くの方に、大河ドラマ館をはじめ、市内の家康公ゆかりの地へ訪れていただき、浜松が大いに盛り上がるとともに、全国や世界の人々に浜松の魅力を発信することができました。

 夏には、スポーツに関連した話題も多くありました。第94回都市対抗野球大会では浜松市の代表であるヤマハが準優勝し、第105回全国高校野球選手権記念大会では、浜松開誠館高校が市内の高校として21年ぶりに夏の甲子園に出場するなど、大きな成果を挙げてくれました。様々なスポーツ分野で活躍する選手たちの姿は市民に大きな勇気を与え、スポーツが持つまちを元気にする力を改めて認識することになりました。

 一方で、6月には台風第2号に伴う豪雨により、土砂崩れや家屋の浸水など市内各地で甚大な被害が発生しました。また、物価やエネルギー価格の高騰が市民生活に大きな影響を及ぼすなど、早期の対策や復旧が求められる日々が続きました。これらに対しては直ちに補正予算を編成し、安全安心の確保にスピード感を持って取り組んでまいりました。

 8月には台北市との交流10周年の節目に、新たに友好交流協定を締結するなど、市長として海外訪問も行いました。このような機会を通じ、台北市とは観光だけでなく広範な相互交流に向けた足掛かりを築くとともに、世界に向けて浜松の情報を大きく発信することができました。

 10月からは、出張市長室及び浜松市政を語る会を市内10か所で開催しました。市内の各地域に出向き、現場を訪ねて、地域の皆さんの生の声を聞くことができました。

 そして本年1月からは、3区による新たな浜松市がスタートしました。区政と中山間地域振興を担当する副市長を天竜区役所に配置し、それぞれの地域特性を踏まえた丁寧な対応を行うとともに、今後は段階的に協働センターやふれあいセンターのコミュニティ担当職員を増員して、地域住民に寄り添った支援を強化してまいります。全国で初となる全市域にわたる区の再編を契機として、より足腰が強く、機動的な対応ができる行政体制を構築し、持続可能な市政運営を実現してまいります。

 

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