緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2024年2月19日

分野6たばこ・アルコール・薬物(33件)

要望7~11

P56基本的な考え方に「受動喫煙防止対策に取り組む必要があります」とあるが、総務省自治税務局長通知によると「分煙施設のより一層の整備を図ることについて要請したきたところ」とあるように分煙施設の整備を促進するべきと考える。浜松市は政令指定都市にしては喫煙所が少なく、特に浜松駅周辺に少ないため、ポイ捨て、歩きたばこの原因につながっており、捨てられた吸い殻が目立つ。浜松市として室内型喫煙所を駅北及び駅南に設置しきれいな浜松市を創ってもらいたい。(同様の意見外1件)

「望まない受動喫煙の防止」が健康増進法の趣旨と認識しており、健康増進法は決して禁煙法ではなく、喫煙する市民と受動喫煙を受けたくない市民双方の権利を尊重しお互いが共存できる社会の実現を推進することこそが本来の目的であると考える。その目的達成のためには「禁煙の推奨」ではなく「分煙環境の整備・推進」こそが重要であると考える。
望まない受動喫煙の防止に向けて啓発活動は大事だと思うが、同時に繁華街等、人が集まる環境にて分煙施設の拡充など、たばこを吸わない人に煙が行かないような取組も重要である。浜松市は公共の喫煙所が県内の他地域と比較しても少ないように感じる。
受動喫煙防止のためにも浜松駅前に喫煙所を整備してもらいたい。喫煙所をつくらないことや減らすことで路上喫煙やたばこのポイ捨てが増加する。喫煙者はたばこ税を納めており、マナーを守るのであれば、たばこを吸う権利を尊重されるべき。

【市の考え方】今後の参考

不特定多数の方が利用する公共の場における分煙施設の設置等につきましては、庁内関係各課で協議し、調査研究を進めてまいります。

 

要望12.13

喫煙には疾病に関連したリスクを高めることが疫学研究にも示されているが、喫煙と関連があるとされる諸疾病の発生には様々な要因が影響しており能動喫煙の疾病へのリスクファクターと考えているが、喫煙との関連を具体的に鮮明にするには今後もさらなる研究が必要と考える。
たばこにはパッケージにも記入してあるとおり疾病の要因があると思うが、生活していれば様々な環境下においていろいろな要因がある。たばこを吸っただけで病気になるような見え方は、たばこを販売している人もいるので、少し配慮をしてもらいたい。たばこは大人が情報を自分で判断して楽しむ嗜好品であるため個人の楽しみを規制することはやめてもらいたい。

質問4~7

アルコールは「長期にわたる多量のアルコール摂取は肝障害、肝臓がん、糖尿病等をはじめとする生活習慣病の発症リスクを高めるため」とあるが、たばこにはこのような表現はなく「多くの病気の発症に深く関係しており」と断定的に表現されている。様々な環境が影響していると思うが本当のことか。(同様の意見外3件)

【市の考え方】案の修正

喫煙のリスクについては、国の健康日本21(第三次)において、「喫煙は、がん、循環器疾患(脳卒中、虚血性心疾患)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病に共通した主要なリスク要因である」と記載されていることから、健康はままつ21も同様の記載とします。

基本的な考え方を以下のとおり修正します。

《修正内容》

〈修正前〉

「悪性新生物(がん)、脳血管疾患、心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など多くの病気の発症に深く関係しており、・・・」

〈修正後〉

「喫煙は、悪性新生物(がん)、循環器疾患(脳卒中、虚血性心疾患)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病に共通した主要なリスク要因であり、・・・」

要望14~16 たばことアルコールと薬物が一体的に表現されているのはおかしい。表記を変えてほしい。
たばこ・アルコール・薬物について、合法的な嗜好品であるたばこは非合法の薬物とは区別をしてもらいたい。
たばこ・アルコール・薬物について、合法的な嗜好品で貴重な担税物品でもある酒類は非合法の薬物とは切り離し、単独の分野としてもらいたい。

 

提案9・10

たばことアルコールは法律で許可されて販売されているが、いわゆる薬物といわれるものは乱用の危険性が高く、個人的社会的にも悪影響が大きく、たばこやアルコールとは分野を分けるべきだと思う。
薬物は合法薬物(医薬品)と違法薬物(大麻・覚醒剤・違法ドラッグ等)に分類されると思うが「薬物」の定義を明確にした方がよい。ここでいう「薬物」が両方を示すのであれば、嗜好品である「たばこ」や「アルコール」と一体的に取り組むことに問題はないと思うが、違法のみを示しているのであれば、同じ括りにするのには無理がある。
その他2 たばこ・アルコール・薬物の記載について、たばこやアルコールを薬物と併記することに大きな違和感を感じる。

【市の考え方】案の修正

ご意見を反映させ、以下のとおり分野を分けて掲載します。

《修正内容》

〈修正前〉分野6たばこ・アルコール・薬物

〈修正後〉分野5たばこ、分野6アルコール、分野7薬物

質問8 薬物についての記載が少なく、各データ資料は健康調査(令和4(2022)年度)となっているが、薬物の状況はどうなっているのか疑問に思う。

【市の考え方】案の修正

薬物の状況については、現状と方向性に「薬物事犯検挙者数の推移」及び「薬学講座実施割合」を明記します。

要望17 適度な飲酒が条件になるが、酒類には健康に資する効能がある。ストレス緩和やリラックス効果など精神的な側面に加えて、コホート研究から心臓などの循環器疾患の予防になるという結果が得られている。飲酒による悪影響しか記述されていないため、効能に関する記述も併記してもらいたい。

【市の考え方】案の修正

長期に渡る多量のアルコール摂取は生活習慣病の発症リスクを高めますが、℮-ヘルスネット(厚生労働省)において、少量のアルコール摂取は気持ちをリラックスさせる効果等もあるとの公表があることから、基本的な考え方を以下のとおり修正します。

《修正内容》

〈修正前〉

「長期に渡る多量のアルコールの摂取は・・・」

〈修正後〉

「アルコールは、少量なら気持ちをリラックスさせたりする効果がありますが、長期に渡る多量のアルコールの摂取は・・・」

その他3 「未成年者については喫煙年齢が若いほどニコチンへの依存度が高くなるといわれている」とあるが、法律上20歳未満は喫煙は禁止されているので、たばこの有害性については20歳以上へ啓発すればよいのではないか。また、ニコチンへの依存度はアルコールや薬物に比べると低いものではないか。飲酒運転による事故や薬物の方が最近は問題になっているのに表現がアンバランスでおかしい。

【市の考え方】今後の参考

 20歳未満の人の喫煙は法律で禁止されており、令和4年度に実施した健康調査では0%でしたが、20歳未満の人による喫煙は現実問題としては存在しています。2016年に厚生労働省から公表された「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」(たばこ白書)によれば、ニコチンもアルコール、薬物と同じく依存症を発症するものであり、喫煙年齢が若いほど依存度が高くなることが分かっています。また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけではなく、総死亡率が高くなる要因であることも分かっているため喫煙による有害性を若い世代から周知・啓発してまいります。

質問9 道を歩きながら煙草を吸ったり、庭や玄関のところで喫煙しているのを見かける。そこにいる人は、たばこの煙を吸わざるを得ない。道を歩きながらの喫煙や道路のそばでの喫煙をやめるような働きかけを今後していく計画はあるか。

【市の考え方】盛り込み済

令和2年に改正された健康増進法では、喫煙をする際には受動喫煙を防止するため周囲の状況に配慮することが求められており、本市としましてはポスターやステッカー等を活用して喫煙する際の配慮義務に関して広く周知啓発をしています。また、市民マナー条例で屋外の公共の場所での歩きたばこの禁止をしており、啓発ポスターの掲示や路面告知シートを設置する等の啓発を行っています。今後も改正健康増進法のさらなる周知及び関係機関と連携し、受動喫煙防止対策に努めてまいります。

提案11 薬物が違法薬物のみを示すのであれば「乱用」という表現は「乱用しなければ使用しても構わない」と解釈をする人もいるかもしれないため「乱用」より「使用」、「使用させない取組」の表現の方がよいと思う。

【市の考え方】その他

本計画における薬物とは、覚醒剤、大麻及び危険ドラッグのみならず医薬品も含めて考えております。薬物乱用とは、「決められたルールを守らないで薬物を使用すること」であり、医薬品についても用法・用量を守らずに使用すれば薬物乱用になることから「乱用」としています。

質問10 薬物の変化のスピードがとても速い。グミなどに含まれている場合もあると聞く。そういった中で市としてどのような対応をしていくのか。
提案12 若者を中心としたネット販売での有害な薬物の蔓延が懸念される。最近も大麻グミの事件が大きく報じられたように、今後はますます薬物による健康被害が増えると思う。そうなる前に薬物に対する取組をもっと強化するべき。
要望18 薬物が広がっている。これ以上増えることのないよう、厳しく取り締まりをして、浜松市から薬物患者が出ないことを願う。

【市の考え方】案の修正

薬物事犯検挙者数は毎年一定数います。そのため、本計画では、薬物に関して分野を分けることとし、薬物乱用である、覚醒剤、大麻及び危険ドラッグ等の使用や医薬品のオーバードーズ(過剰摂取)について記載することとしました。取組については、すべての小中高等学校を対象に薬学講座を実施し、指標である薬学講座実施割合にて進捗管理していきます。薬学講座やくすりの相談室事業のほか、本書においても薬物に関するコラムを掲載して薬物の正しい知識の普及・啓発を行うとともに、関係機関との連携を強化してまいります。

要望19 たばこを吸い続けると自分の意思はあってもやめられない人を身近で見ている。若い時に興味で吸い始める若者が多く、未成年者の喫煙防止に力を入れることは大切。

【市の考え方】盛り込み済

喫煙を続けることで、ニコチン依存症を発症するものであり、2016年に厚生労働省から公表された「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」(たばこ白書)によれば,喫煙年齢が若いほど依存度が高くなることが分かっています。また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけではなく、総死亡率が高くなる要因であることも分かっているため喫煙による有害性を若い世代から周知・啓発してまいります。

質問11 「飲酒」や「薬物」の依存も生涯治療を要するほどのもの。「やめたい人はやめる」のは「たばこ」だけか。喫煙率は、受動喫煙対策を強化した改正健康増進法の施行のおかげで減少傾向にあり、やめたい人はやめている。飲酒と同じように「喫煙マナーを遵守、健康に配慮しながら、喫煙する」ではいけないか。

【市の考え方】その他

喫煙は本人の健康に影響を与えるだけでなく、他の人への受動喫煙による健康影響を与えることが考えられます。健康はままつ21は、健康増進法に基づき、国の健康日本21を踏まえた計画です。健康日本21では、喫煙をやめたい者がやめた場合の喫煙率を目標値とし、対策を進めることになっていることから健康はままつ21も同様の記載とします。

要望20 20歳未満の喫煙防止は大変重要な課題であると認識しているが、20歳以上の個々人が大人の嗜好品であるたばこを愉しむ自由は尊重されるべきであり、喫煙をやめたくない人にまで禁煙を誘導することは不適切である。

【市の考え方】盛り込み済

たばこの方向性としては「たばこをやめたい人に対し情報提供等の支援をします」とし、市民のめざす姿は「たばこをやめたい人はやめる」としています。たばこをやめたいと思う人に対し、禁煙補助剤や禁煙治療などの禁煙方法や相談先等の情報を提供する等、禁煙を希望する人に対して禁煙支援を進めています。

提案13 P58市民のめざす姿「喫煙や受動喫煙による健康への悪影響を知る」について、たばこは法律で認められている、許可制によって販売が許されているので、P59「たばこが健康に及ぼす影響についての啓発事業」の表記があるが「喫煙や受動喫煙による健康への影響を知る」というような表記が妥当ではないか。

【市の考え方】案の修正

たばこの健康への影響に関する表記については、P58【方向性】「20歳未満の人や妊娠中の人の喫煙・飲酒に伴うリスクが他世代に比べ大きいことから、健康への影響に関する知識の普及・啓発とともに・・・」及びP59【行政の取組一覧】「たばこが健康に及ぼす影響についての啓発事業」と記載していることから、表記を「健康への影響」に統一させていただきます。

P58市民のめざす姿を以下のとおり修正します。

《修正内容》

〈修正前〉「喫煙や受動喫煙による健康への悪影響を知る」

〈修正後〉「喫煙や受動喫煙による健康への影響を知る」

要望21 市民のやらまいかに「公共の場所や喫煙所ではない場所ではたばこを吸わない」とあるが、マナー条例では、歩きたばことポイ捨ては禁止とあるので、マナー条例を守っていればよいのではないか。計画もマナー条例と統一してもらいたい。

【市の考え方】案の修正

市民マナー条例は迷惑行為に対する市民の共通ルールを定めたものであり、市民一人ひとりが責任ある行動をとることにより、快適で良好な生活環境の実現をはかることを目的としています。一方、健康はままつ21は、健康増進法に基づき、国の健康日本21を踏まえた計画です。

改正健康増進法に基づき、P59市民のやらまいかを以下のとおり修正します。

《修正内容》

〈修正前〉

「公共の場所や喫煙所ではない場所ではたばこを吸わない」

〈修正後〉

「喫煙が禁止されている場所では喫煙をしない。喫煙をする場合は周囲の状況に配慮する。

要望22 COPDの認知度向上について、現計画では記載されているが、次期計画からは抜けている。COPDは健康日本21でも死亡率の減少が掲げられており、次期計画でもCOPDの認知度向上と死亡率の減少を目標にしてもらいたい。

【市の考え方】案の修正

健康日本21(第三次)では、「COPDの死亡率(人口10万人当たり)」を指標としていることから、国に合わせて本計画においても指標とし追記します。また、P59【行政の取組一覧】「3たばこが健康に及ぼす影響についての啓発事業」の中に「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の死亡率減少に向けて認知度向上のための情報発信を行います」を盛り込みます。

要望23 行政の取組の中の禁煙マナー向上のための路面告知シートとは何か。住宅街等においても禁煙マナー向上のための良い取り組みはないか。

【市の考え方】盛り込み済

歩きたばこ・たばこポイ捨てを禁止した告知シートを路面に貼付しています。市内では浜松駅周辺に108枚、浜北駅周辺に13枚あり、人通りの多い場所、繁華街を中心に選び、告知シートを貼付しています。また、市民や自治会等から住宅街等におけるたばこの禁煙マナーに関する相談を受けた場合、啓発用デザインを配布して看板等にしていただき周知啓発を行っています。

要望24 小・中学生の頃から、もっと薬物乱用の周知・啓発ができないか。

【市の考え方】盛り込み済

市内のすべての小・中・高等学校を対象とした薬学講座や、くすりの相談室事業等を通して、薬物の正しい知識の普及・啓発に努めています。

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所健康福祉部健康増進課

〒432-8550 浜松市中央区鴨江二丁目11-2

電話番号:053-453-6125

ファクス番号:053-453-6133

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?