更新日：2020年3月16日

スズキ株式会社

このページは静岡大学情報学部笹原研究室の協力により作成しました。

業種

輸送用機器製造業

企業説明

浜松市に本社を持ち、国内に6つの工場(静岡県5、愛知県1)がある。二輪車・四輪車を中心に製造している。
海外展開しているグローバルな企業であり、日本を代表する企業の一つである。

拠点数

15拠点(支店・工場など)

従業員数

	合計	男性	女性
正規	17,959	16,255	1,704
パート・契約	122	109	13
派遣	29	0	29
計	18,110	16,364	1,746

(2016年4月現在)

最近3年の採用数

2016（平成28）年

	合計	男性	女性
総合職(事務・技術・営業)	570	527	43
一般職(一般事務)	19	0	19
合計	589	527	62

2015（平成27）年

	合計	男性	女性
総合職(事務・技術・営業)	462	418	44
一般職(一般事務)	17	0	17
合計	479	418	61

2014（平成26）年

	合計	男性	女性
総合職(事務・技術・営業)	446	424	22
一般職(一般事務)	15	0	15
合計	461	424	37

社員さんへのインタビュー！

Q:女性が活躍するために、貴社が力を入れていることは何ですか？

A:個人の意識次第で、誰もが昇進の可能性があることを会社として示しています。バリバリ働きたい人はバリバリ働く、家庭も大切にしながら働きたい人は短時間で働くなど選択ができるようにしています。

Q:育児休業制度はありますか？どのような制度ですか？

A:あります。育児休業制度(育休)は、基本的に1年、保育所が決まらない場合は6か月延長ができます。

Q:他に育児をする女性のための制度はありますか？

A:育児のための短時間勤務制度もあり、8時間勤務のところを、7時間もしくは6時間に短縮できます。育児休業から復帰したほとんどの人がこの制度を利用しています。また、フレックスタイム制度もあり、子どもの迎えや帰宅に合わせた働き方もできます。

Q:産前産後休業や育児休業に対する実際の現場の雰囲気はどのようなものですか？

A:育休を取得するのは当たり前という雰囲気があり、実際に育休を取得された方もとりにくいと感じたことはないです。男性で育休を取得された方もいます。

Q:女性を対象とした研修はありますか？

A:女性だけを対象としているわけではありませんが、一般事務職は女性が多いので、2年目、5年目の一般事務職を対象にした研修では、参加者は主に女性です。この研修では、先輩社員との座談会や人事との面談があり、自分の働き方について相談する機会が設けられています。

Q:仕事と家庭の両立のため、会社として支援していることはありますか？

A:育休をとりやすい環境づくりはもちろん、短時間勤務をしやすいように、配属部署への理解と周知を徹底し、配慮するなどもしています。

Q:これから働く若い女性に何を期待しますか？

A:人事からは、社員に対し「65歳まで働いてください」と言っています。結婚や出産を経ても働き続けられるために、若いうちに自分の活躍できる分野を探すことを期待しています。

Q:女性管理職の方はいらっしゃいますか？

A:はい、少数ではありますが、います。その中には子どもを2人産んで、育休を取得した後に管理職になった人もいます。なので、育休を取得したからといって、昇進できないということはありません。

訪問して感じたこと

お話を聞かせていただく中で、自分に合わせて働き方を決めることができる会社だと感じました。独身でバリバリ働いている人もいれば、育休の後に短時間勤務をしている人、短時間勤務はせずにフレックスタイム制を利用している人など様々な人がいました。このように、自分に合わせた働き方ができることは、女性にとってとても魅力的だと感じました。

(静岡大学情報学部笹原研究室　山川・祖川)

大学生によるインタビューレポート（PDF：306KB）