更新日:2023年7月5日
かかりつけ医での早期受診について
季節や年末年始、タイミングによっては、休日在宅当番医や夜間救急室に多くの患者さんが集中し、待ち時間が長くなることがあります。
かかりつけ医での早期受診にご協力をお願いいたします。
かかりつけ医を持ちましょう
「かかりつけ医」とは日頃から、自分や家族の身体や心の状態について、相談できる医師のことです。
かかりつけ医の専門外の病気や、詳しい検査が必要な場合には、適切な医療機関を紹介してもらうことができます。
また、予防接種や、介護に関すること、何科を受診するか迷ったときにも、相談が可能です。
かかりつけ医を選ぶ時のポイント
患者さんの話をよく聞き、納得するまで検査・病気について説明をしてくれることや、自宅や勤務先に近い等、通院しやすいことも考え、かかりつけ医を選びましょう。
1.かかりつけ医は何科でもよい
- 大人の場合には、生活習慣病など内科系の病気にかかわることが多いものです。内科では病気への対応だけでなく、予防接種や健康診断、心の相談等幅広く対応が可能です。
- 女性では、内科と産婦人科など、複数の診療科を決めておくこともよいでしょう。
- 子供の場合には、小児科が一般的です。小児科の対象となる年齢は、中学生頃までとなります。
- 高齢者や身体の不自由な方の場合には、往診や訪問診療等に関する相談にも対応している医療機関が望ましい場合も多くなります。
2.必要があれば、専門の医療機関の紹介が可能
- 精密検査や専門的な治療や入院などは、診察した医師の判断になります。必要な場合には、専門の医療機関の紹介や、予約などの受診手続きをしてもらうことも可能です。
- 紹介状を書いてもらうことで、今までの状態の説明や検査の重複を避ける事ができます。
- 治療により病状が安定した場合には、かかりつけ医に戻って通院治療となります。
受診の際注意したいこと
1.早めに受診しましょう
- 高齢者の場合には、症状を自覚することが遅くなる場合があります。また、子どもは、自分の症状をうまく説明できないことが多いものです。
- 普段の様子と何となく違う、おかしいな、と思われた場合には、早めにかかりつけ医を受診しましょう。
2.診療時間内に受診しましょう
- あらかじめ、診療時間や休診日を確認しておきます。診療終了の30分前に受付を終了する場合もありますので、注意が必要です。
- 定められた診療時間以外の受診は、時間外診療となり、医療費が高くなります。さらに、実施できる検査も限られる場合があります。
- 事前に症状を伝える等、電話連絡してから受診することをお勧めします。