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更新日:2021年8月15日

平成30年度 第3回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成30年6月21日(木曜日)午後1時30分~午後2時50分

開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

 開会

 議事

 (1)協議事項

 ア 浜松市図書館ビジョン(案)パブリックコメントの実施について

 イ 浜北区平口スポーツ施設におけるネーミングライツパートナーの公募について

 その他

 (1) その他

 (2) 次回開催日程について

  閉会

1 開会

2 議事

(1) 協議事項

ア 浜松市図書館ビジョン(案)パブリックコメントの実施について

≪中央図書館から説明≫

~浜松市図書館ビジョン(案)パブリックコメントの実施について、資料を基に基本理念、スケジュールなどを説明~

(鈴木隆幸 委員)

 パブリックコメントの実施について、6月15日~7月17日というスケジュールが記載されていますが、浜北区内ではどこで配布されていますか。

(中央図書館)

 浜北区内では、浜北区役所と浜北図書館、区内の協働センターの窓口で配布しています。

(小畑邦夫 委員)

 民間では、ブックオフなどが本の買い取りを行っていますが、以前に宮口駅の待合室に地域から本を募集したことがありました。現在、図書館の本は全て購入していると思いますが、地域から寄付していただき、地域のためのコーナーを設けることでサービスも幅広いものとなるのではないでしょうか。また、伎倍小学校では読み聞かせを非常に大切にしていて、読書貯金といった取り組みもしています。色々な種類の本を市が全て購入するのは困難だと思いますので、民間にお願いしていくことも一つの方法だと思います。

(中央図書館)

 委員からのご意見は、お店や駅などに地域から集めた本を置いて、地元の皆さんが自由に読めるというサービスだと思いますが、長野県の小布施町でそのようなサービスを展開しています。浜松市は80万の人口を抱え、市域も広大ですので、どこまで個々の駅などで展開できるか難しい面がありますが、市としても貴重なご意見として参考にさせていただきたいと思います。ちなみに浜松市でも団体に限りますが、100冊の本を2か月間貸し出しする制度もありますので、こうした制度を利用していただいて、例えばお店に置くことも可能です。

(小畑邦夫 委員)

 浜松信用金庫の浜北支店では図書コーナーを設けています。今後は金融機関や待合所など様々な場所を使用し、読んだ本を地域のために寄付してくれる人が増えれば、そうした取り組みも活かされてくると思います。 

(波多野友美 委員)

 パブリックコメントの期間が1か月余りというのはあまりにも短いと思うのですが、もう少し期間を延ばすことはできないのでしょうか。 

(中央図書館)

 パブリックコメントの期間については、市のマニュアルで概ね1か月間という定めがあります。ただし、図書館は24施設ありますので、通常のパブリックコメントよりも多い市内87箇所に配布しています。期間が短いとのご指摘ではありますが、区協議会などの説明の中でPRしていきたいと考えていますのでご理解いただきたいと思います。

(波多野友美 委員)

 娘が中学3年生で、1年かけて大学生並みの論文を書く作業を始めています。色々な市立図書館に行ったのですが、論文検索のデータベースがないということと、図書館司書に聞いたとしてもそういった資料はわからないということで調べることが非常に困難です。自宅のインターネットでできる限りの検索をしましたが、限られた範囲でしか検索することができません。大学の図書館であれば大きなデータベースと契約していますが、浜松市の予算でこういったデータベースと契約できないものでしょうか。

(中央図書館)

 レファレンス(調べもの)については、各地区図書館で初期対応していますが、中央図書館に参考図書室と郷土資料室があり、レファレンス専門員がいますので、こちらに問い合わせていただければと思います。データベースにつきましては、城北図書館に官報や科学、医療、法律の判例などの様々なデータベースを用意していますが、ご質問にありました論文に対応するようなデータベースは用意してないかと思います。データベースは城北図書館が最も充実していますので、参考にご利用いただければと思います。

(波多野友美 委員)

 図書館によって契約しているデータベースの種類が違うのでしょうか。

(中央図書館)

 データベースについては、城北図書館で専門的に扱っていますので、城北図書館が最も充実しています。印刷することも可能です。

(土田一仁 委員)

 「あなたと『困った』を解決します」と資料にありますが、「あなたの」ではなく「あなたと」にしているのはどのような意味が込められているのでしょうか。

(中央図書館)

 ここで言う「あなたと」の意味は、図書館の専門的スキルを持つ職員である司書が利用者と一緒に解決したいという意味で、あえて「あなたと」という表現をしています。図書館の窓口で相談していただければ、私達も親身になって「困った」を解決していきたいと考えています。

(川嶋弘美 委員)

 子育て世代の友人との話で、図書館が子育て中のお母さんの窓口となり、集えるような場所になれば良いとの意見があったのですが、パブリックコメントで意見を書くことによってどれくらいその意見が反映されるのでしょうか。パブリックコメントで意見することを人に勧めてみようと思うのですが、意見を聞きましたということだけになると寂しいと思います。

(中央図書館)

 子育て世代の同じ悩みを抱える人は多いと思いますし、そういった意見を数多くお待ちしています。子育ての団体、例えば「ぴっぴ」という団体の会長も図書館によく相談に来られますし、そういった意見が多ければ多いほど参考になりますので、たくさんの意見をいただければと考えています。

(久米友美子 委員)

 図書館の空調について意見があります。昨年の夏に子供達と夏休みの宿題のためにある図書館に行きました。座って調べものをしていたのですが、とても暑く快適に過ごせるとは言えない温度でした。室内温度を28℃に設定しているとのことですが、体感温度はもっと高いと感じたので、こういったことについて対策をしていただけないでしょうか。

(中央図書館)

 市の公共施設については28℃という定めがありますので各地区図書館にも同様のお願いをしていますが、建物自体が古く、空調も古い図書館があります。そういった所では、図書館内で空調が効きにくい場所がでてくることがありますので、不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。皆さんに気持ちよく利用していただけるように、空調につきましては予算要求もしていて、徐々にですが更新していきますのでご理解いただきたいと思います。

(池谷敏 委員)

 図書館司書とそうでない人がどのくらいの割合なのか教えてください。

(中央図書館)

 概ね70%の職員が図書館司書の資格を持っています。

(池谷敏 委員)

 浜北図書館の司書は、常時どれくらいの人数がいるのでしょうか。

(中央図書館)

 受付の窓口には3人ほどですが、バックヤードにその数倍のスタッフがいて、予約本の対応や他館への本の配送手続きなどを行っています。

(大石静夫 会長)

 このあたりで質問の時間を終了します。委員の皆さんから多くの意見が出ましたので、ぜひ参考にしていただき、次の段階に進めていただくようお願いします。

イ 浜北区平口スポーツ施設におけるネーミングライツパートナーの公募について

≪スポーツ振興から説明≫

~施設の良好な管理運営を維持するための新たな財源の確保や、民間事業者などが広告活動をする場を提供するため、平口スポーツ施設のネーミングライツパートナーを公募することについて説明~

(小畑邦夫 委員)

 ネーミングライツで思い浮かぶのは名古屋の日本ガイシホールで、年間1億2千万円位の5年契約であったかと思います。平口スポーツ施設と同程度の施設の契約額はどの位でしょうか。また、ネーミングライツ契約を結んだ企業の名称が使われるとして、グリーンアリーナなどの名称はどの程度残されるのか教えてください。次に、ネーミングライツの契約料は市の財源になると思いますが、この施設については、浜北市の時代に施設の敷地へ地元の植木などが寄付された経緯があります。財源が入るのであれば、こうした所の整備に充てていただき、きれいな施設として残すような使い方をしていただきたいと思います。

(スポーツ振興課)

 1点目の契約金額については、これから公募を開始することから、提案に影響を及ぼす可能性がありますので、差し控えさせていただきます。ご質問にありましたガイシホールのような国際的なイベントに使用される施設とは規模が違いますので、他都市の類似施設を参考に検討しています。

 2点目の愛称がどの程度残るかについてですが、「グリーンアリーナ」、「グリーンアクア」、「グリーンフィールド」の愛称は、地元に愛着があり、浸透していることから、この3つの名称を含む形で条件を付して公募します。

 3点目の財源として入ってくる契約料の使途についてですが、ガイドラインに沿って施設の維持、修繕に充当できるよう関係部局と調整してまいります。

(晝馬るみ 副会長)

 ネーミングライツパートナーが決定した時に、パートナーが一般の利用者より優先的に施設を利用することが起こりうるのでしょうか。

(スポーツ振興課)

 ネーミングライツパートナーの施設優先利用は想定していません。従来と同じ形で予約していただきます。

(鈴木敏貞 委員)

 経済情勢の変化により、ネーミングライツパートナーが倒産する可能性もあり、施設のイメージが悪化する恐れがありますが、審査の際は経営状況も含めて選定されると考えてよろしいでしょうか。

(スポーツ振興課)

 委員のご質問のとおり、応募団体の財務状況を含めて審査します。

(平松昇 委員)

 ネーミングライツパートナーが決まった時に、看板設置などの予定はあるのでしょうか。

(区長)

 契約期間の5年間はネーミングライツパートナーが看板の変更や新設の費用を負担してもらうことになりますし、期間満了の際には原状回復していただきます。看板や施設のパンフレットは、パートナー側で作成していただくことを想定しています。

(波多野友美 委員)

 5年契約ということは、5年ごとに名称が変わっていく可能性があるということでしょうか。

(区長)

 先ほど説明したとおり、「グリーンアリーナ」等の愛称を含めた名称としますのでその部分は残りますが、パートナーの企業が変われば新たに提案された名称に変更することになります。

(大石静夫 会長)

 他に意見、質問はありますか。無いようですので、委員から出された意見を参考に進めていただきたいと思います。

3 その他

(1) その他

(大石静夫 会長)

委員の皆さんから他に何か質問などありますか。

(川嶋弘美 委員)

 先日、大阪で地震があり、ブロック塀が倒れて小学生が亡くなりましたが、自宅の周りを見るとブロック塀がある家がいくつかあります。浜松市ではブロック塀の撤去費用に助成金が出るようですが、ブロック塀がある家の人が自分で気が付かないとブロック塀は撤去されないのでしょうか。

(区長)

 ご質問のとおり、ブロック塀の撤去については、所有者の方が撤去する時に申請していただいて補助が出ることになりますが、周りから見て危険と思われる場所はお知らせいただき、把握する作業は必要だと考えています。浜松市の場合は東海地震の心配があるため、ずいぶん前から補助の制度があります。今回の地震で所管課への問合せもあるため、状況を確認して次回報告させていただきたいと思います。

(川嶋弘美 委員)

 前回、区の再編について説明がありました。友人に区の再編について聞いたところ、あまり知られていないので、自宅に友人を集めて知り合いの市議会議員に説明会をお願いし、その際、インターネットでライブ配信をしました。座談会のような形で行ったのですが、市議1人、30代~40代のお母さん5人のライブ配信で視聴者は450ビューありました。この時に集まった意見を紹介させていただきます。

主な意見

  • 区の再編のことは5人中4人のお母さんしか知らなかった。
  • 人口の多い中区、浜北区は利便性が変わらないので、もともと関心が薄い。困るのは区の名前が変わることくらい。
  • 現状の第1種協働センター、第2種協働センターさえ良く分かっていない。再編後母子手帳はどこでとればいいかわからない。
  • 防災対策も、海、街、山で全く変わるがどうするつもりなのか。
  • 女性、若者の意見が現段階でほとんど入っていないのでないか。パブリックコメント意見聴取までの間にほとんど決まっているのではないかという不安がある。
  • 今ある施設がなくなるのは困るけど、新しく施設がほしいとは思わない。
  • 山間部、辺境になればなるほど声が届きにくくなっていて、浜松市になってから不便になったことが多い。
  • 選挙のシステムも変わるので、人口が少ない地域から全く議員が出ない恐れもある。山間部の意見が届かないかもしれないという不安がある。

 など

 インターネットからの反響

  • これやらないとだめなの?障害児支援の関係で区役所に行くけど、今の状態でもかなり混んでいて機能なんてしていない時もあるのに、これでまた区役所の再編なんてあったら行くのにかなり遠くなる人もいるし、そもそも区役所の職員さん大丈夫なのでしょうか?すごい負担になりそうな気がします。
  • 人口が多いところはデメリットがないから賛成者が多いのはなんだかなあと思った。多数決で良いの?
  • 合併からの再編成が全く意味が分からない。

 など

(区長)

 貴重なご意見と思いますので本庁所管課にしっかりと伝えさせていただきます。意見聴取については6月中に全ての地区を回り、併せて一部の市民団体の皆さまと意見交換をしていると聞いていますので、いただいた意見をどういう形で汲み取っていくかが次のポイントになると考えています。

(大石静夫 会長)

 先日、民生委員の研修会があり、移動の際に区の再編について説明しました。賛成も反対もありましたが、ほとんどの人は賛否についての判断を保留していました。これから市でも特別委員会などを経て意見が集約されていくと思いますが、説明が少し不足していて、多くの人は判断がつかないというのが現状だと思います。

(大城泰治 委員)

 大阪地震に関連して、学校や公共の建物については耐震診断をしていると思いますが、ブロック塀について調査はされているのでしょうか。調査しているのであれば、どのような状況か教えてください。

(区長)

 学校施設のブロック塀については、教育施設課で調査に入っていると聞いています。民地について心配される方が多いかと思いますが、状況を確認して次回報告させていただきます。

(小畑邦夫 委員)

 この度、浜北区出身の女性が殺害されるという事件が起こり、藤枝では子供が切り付けられるという事件がありました。犯罪はどこで起きるかわからない状況であり、よりいっそう安全や防犯について対応を地域と一緒になって考えていかなければならないと思いますのでよろしくお願いします。

(区長)

 委員のご意見のとおりだと考えており、これから夏休みに入る前に警察では、強化パトロールも予定されています。市では防災ホットメールというものがあり、不審者の情報をすぐに流すなどの情報発信に力を入れていますので、地域をはじめ、さまざまな関係する団体と連携して防犯活動に取り組んでいきます。

(大石静夫 会長)

 他にご質問等よろしいですか。

(区長)

 前回の協議会で委員から質問がありました産科医の状況について、所管課に確認しましたので報告します。浜松赤十字病院(以下「日赤」という)への新たな産科医の派遣についてですが、現在、日赤では浜松医科大学を中心に関連する医局に依頼を重ねているのですが、見通しが立っていない状況です。理由として、国全体の医療の流れで大学自体に医師が不足している中で、浜松市のように複数の大規模病院が存在する地域よりも医師が不足している地域へ優先的に派遣しなければならない事情があると聞いています。特に産科については、分娩取扱い病院の集約化や大規模化の流れが顕著で、産科医の確保は大変厳しい状況にあると聞いていますが、日赤では今後も引き続き、地元医師会や自治会と連携して浜松医科大学や関係大学に働きかけを継続し、産科医の確保に向けて努力していくと伺っています。

 (2) 次回開催日程について

 ~次回の会議について、平成30年7月26日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~

4 閉会

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浜松市役所浜名区区振興課

〒434-8550 浜松市浜名区貴布祢3000

電話番号:053-585-1141

ファクス番号:053-587-3127

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