緊急情報
ここから本文です。
更新日:2021年5月27日
開催日時:平成29年11月30日(木曜日)午後1時30分~2時
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室
次第
開会
議事
(1) 報告事項
浜松市浜北斎場拡張整備事業について
その他
(1) その他
(2) 次回の開催予定
閉会
≪市民生活課から説明≫
~将来の火葬体数に対応する安定した火葬炉設備と利用圏のバランスを考慮して策定した「浜松市斎場再編・整備方針」を踏まえ、拡張整備に伴う施設配置及び平面計画に関する基本設計について説明~
(鈴木隆幸 委員)
環境に配慮した計画との説明がありましたが、斎場の拡張工事を行うことで近くにある「あらたまの湯」の湯量が少なくなるなどの影響はないのでしょうか。
(市民生活課)
今回の拡張工事の敷地位置と「あらたまの湯」の源泉取水地が離れているなど位置が違うことを認識しています。
(区長)
今回の拡張工事とは直接関係しませんが、「あらたまの湯」については、メタンガスの有効利用を検討するための基礎調査を行う予定です。調査結果に基づき、改修の必要性が生じた時に改めて議論していきます。
(土田一仁 委員)
棺の中に入れる副葬品については、基準が定められているのでしょうか。
(市民生活課)
荼毘に付される際に、故人の思い出の品や好きだったものを副葬品として入れられることがありますが、水気の多いものやビニール製品などの化学製品を一緒に燃やすことでダイオキシンが発生したり、火葬炉の温度上昇を妨げてしまう事例が多々ありますので、本市においてもホームページ等様々な方法で副葬品の制限の周知に対して、ご理解いただくようお願いしています。
(土田一仁 委員)
火葬する際に、副葬品を職員がチェックするわけではないということですね。
(市民生活課)
棺を開けてチェックすることまでは難しいものですから、あくまでご遺族や葬祭事業者にご理解いただくようお願いしている状況です。
(土田 一仁委員)
浜北斎場では、ペット(動物)火葬はあるのでしょうか。
(市民生活課)
ペット(動物)の火葬炉については既存の斎場の中にあります。(資料の図にて説明する)
(鈴木隆幸 委員)
工事が始まると工事車両が通行することになりますが、この近辺は麁玉中学校、麁玉小学校があり通学路になっていますので、子供達の安全に対して充分な配慮をお願いしたいと思います。
(市民生活課)
工事における安全確保に充分な配慮をし、進めていきます。
(村松弘彦 委員)
麁玉地区は、同時進行している新清掃工場の計画もあります。生活する上で必要な施設については反対するつもりはありませんが、負の負担をする訳ですから、地元からの要望については優先的に対応していただきたいと思います。特に麁玉小学校の北側から麁玉中学校の交差点までの区間の道路拡幅工事と歩道設置について、通学児童の安全を考慮した形で整備してほしいと以前から要望しています。今まで事業担当課が違うということで説明されてきましたが、地元としては市で行うという意味では同じという認識です。各担当課がお互いに横のつながりを持ち、道路整備も含め一体となって事業を進めていただくようお願いします。
(市民生活課)
地元からも、各担当課での対応ということではなく、市全体として取り扱っていただきたいという意見は伺っています。そういう意見を踏まえて、昨年度から担当課がお互いに情報を共有し合うということで進めています。ご質問の麁玉小学校から麁玉中学校の道路については、担当している土木整備事務所にて、地元の皆さまと一緒にワークショップを行いながら進めている状況だと聞いています。今後も、道路担当の土木整備事務所及び新清掃担当課と情報交換しながら進めていきます。
(市川孝雄 委員)
浜北斎場は拡張工事により9基になりますが、浜松斎場、雄踏斎場はそれぞれ何基になるのですか。
(市民生活課)
浜松斎場については、現在の14基が8基、雄踏斎場は現在の3基から7基になります。
(市川孝雄 委員)
ダイオキシンの発生について、以前の協議会で説明がありましたが、その時は火葬炉の温度の上昇不足という説明はありませんでした。これは最近判明したことなのでしょうか。また、センサーを付けて温度が上昇しない場合は対応するとの話がありましたが、具体的にどのような対応をするのでしょうか。
(市民生活課)
平成26年の時は、火葬炉設備の老朽化や集塵装置の経年劣化によるろ布の一部破損などが原因で発生したため、こういった設備の修繕について説明をしました。火葬炉設備の燃焼は、標準的な体重や副葬品の量を踏まえて適切な温度になるように設定していますが、今回の場合は、副葬品やご遺体の状況などでダイオキシンの発生に至らない適切な温度まで上昇しなかったことが判明しました。適切な温度まで上昇しているか確認するため、常時監視できるようなモニターによる警報装置を設置し、それを基に火葬運転員が温度を調整する対応を考えています。
(市川孝雄 委員)
温度の上昇不足は以前もわかっていたことなのですか。
(市民生活課)
今回の副葬品やご遺体の状況に起因する温度の上昇不足については、今回判明しました。
(市川孝雄 委員)
警報装置が鳴り、充分に温度が上昇していないと分かった場合、どのように対処されるのですか。
(市民生活課)
警報が鳴った場合、火葬運転員が火葬炉を確認し、収骨に影響がないようにバーナーで温度を上昇していきます。
(市川孝雄 委員)
拡張する場所は急斜面に隣接していますが、地震などで崩れることが想定されるのではないでしょうか。
(市民生活課)
浜北斎場の敷地は、現在、土砂災害特別警戒区域に一部指定されているところもあります。近年の降雨状況や想定される大地震による災害時への影響を考慮して、崖面に計算された人工的な構造物を造成と併せて対応をしていきます。
(川上正芳 会長)
この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出た意見を参考にして事業を進めていただきたいと思います。
(1) その他
(2) 次回の開催日程について
~次回の会議について、平成29年12月21日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください