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更新日:2021年5月27日

平成29年度 第7回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成29年10月12日(木曜日)午後1時30分~3時40分

開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

  開会

  議事

 (1) 諮問事項に対する答申
 平成30年度浜北区役所費の予算要求について

 (2) 協議事項
 ア 平成29年度浜北区地域力向上事業の提案について

 イ 「浜松市のみちづくり計画」基本方針(案)のパブリックコメントの実施について

 (3)報告事項

 第2種協働センターを核とした地域課題解決事業について 

 その他

 (1) その他

 (2) 次回の開催予定

  閉会

1 開会

2 議事

(2)協議事項

イ「浜松市のみちづくり計画」基本方針(案)のパブリックコメントの実施について
≪道路企画課から説明≫
~浜松市の道路行政の指針として策定している「浜松市のみちづくり計画」について、次期10カ年(平成29~38年度)計画の策定にあたり、広く市民の意見を聞き、計画に反映するためパブリックコメントを実施することを説明~

(鈴木隆幸 委員)
 道路整備プログラムに示されている通学路の安全対策について、浜北区には小中学校が計16校ありますが、学校周辺の通学路の整備がまだまだ十分ではありません。子どもの命を守るために今後10年間で特に力を入れて整備していただきたいと思います。

(竹内佐織 委員)
 1点目に、今後は道路施設の維持管理に係る費用が大きくなると思います。新しく造る道路と維持管理に係る費用の割合がどうなるのか、概算で良いので教えてください。 2点目として、電気自動車やAIの進歩により自動車の乗り方が変わっていく中で、自動運転などに対応した道路整備の計画はあるのでしょうか。

(道路企画課)
 維持管理と新規に造る道路の予算配分については、今後10年は維持管理に係る経費が6割から7割、新規に造ることに関する経費が3割から4割位で推移していくと想定していますが、都市機能の発展を鑑み、バランスを見て判断することも必要であると考えています。
 2点目の電気自動車や自動運転への対応については、道路をどのようにしたら良いのか現在のところ手探りの状況です。国では、道の駅などを活用するなどして、自動運転技術を使用して実証実験を行っていると聞いています。実証実験は、全国の道の駅や高速道路の休憩施設等13箇所で実施していて様々なメニューがあるようですが、例えば浜松市でいうと、協働センターのような場所に自動運転の自動車で行き、そこからバスで乗り継ぐなどといったものです。技術革新は今後急速に進んでいくと思われますので、南北の延長のある浜松市としても、次年度以降から研究していきたいと考えています。

(播磨良泉 委員)
 浜北区では、国道152号と染地台地区での道路で渋滞が慢性化しています。都田地区への工場進出により通勤車両が増えたことが主な要因と考えられますが、都田地区で働く従業員の方々が、浜北駅から公共バスを利用して都田地区へ通勤できるようになれば渋滞が緩和されるのではないでしょうか。今回の計画の中にも浜松市は自動車への依存が高く、公共交通へのシフトが必要とあることから早急に公共バスを導入していただきたいと思います。

(道路企画課)
 都田地区への工場進出に起因する交通量の増加については市としても認識しており、渋滞するポイントも相当程度把握しています。道路整備の面からの対策としては、調査等によって問題のある箇所について、道路幅を広げることはすぐにはできないため、まずは右折レーンを設置するなど交差点を改良することから始めています。これらのハード整備により渋滞が緩和されることが、バスの定時性の確保に寄与することで、公共交通機関の利用の促進に努めます。
また、交通政策面からの対策である、公共バスの運行に関しては、実現には至っていませんが、関連各課に委員からのお話はしっかりと伝えていきます。

(土田一仁 委員)
 浜松市は交通事故件数政令市ワースト1が続いています。この状況を脱却するためには路面電車の導入が考えられますが、浜松市として検討されているのか教えてください。

(道路企画課)
 路面電車(LRT)が成功した事例としては富山市がありますが、本市でも路面電車の導入について議論されたことがありました。(直接の担当部門ではありませんが、)それらの議論の中では、運営主体をどうするか、道路を使用することで車線を一つ減らすことへの影響が大きいなどの問題があり、実現は難しいとの結論に至ったと聞いています。

(渡邊健一 委員)
 自転車やバイクを増やしていくために道路への方策があれば紹介していただきたいと思います。

(道路企画課)
 自転車施策としては、歩道内での自転車と歩行者の交通事故を減らすため、また自転車が安全に車道を走行するための取り組みとして、今年度、市役所前交差点から連尺交差点までの区間と浜名湖周遊自転車道の一部区間において車道の左端に自転車が走行する箇所を明示(ブルーのペイント矢印)し、車と自転車の双方のドライバーに意識付けをします。

(長谷喜代治 委員)
 浜松浜北ICから飛龍大橋までの区間は非常に良い道路が整備されていますが、道路の両側が草地になっていて有効活用されていません。何か計画されていないのでしょうか。

(道路企画課)
 この区間については、将来交通量から4車線道路の計画で用地取得しています。交通量の現状を考慮し、暫定形として2車線で供用していることから空き地になっている部分があります。今後、三遠南信自動車道の開通にあわせ、交通量が変動することが予測されるため、飛龍大橋北側の計画とともに4車線化等を検討していきます。

(村松弘彦 委員)
 この計画を見ると30年後、40年後の浜松市の未来が見えないため、パブリックコメントと言われても意見を出すのが難しいのではないでしょうか。
 また、10年という期間での道路計画ですが、近年の豪雨による災害を考えると道路計画のみならず排水計画としても検討する必要がありますし、それと同時に、公共交通機関が使えるような道路計画にしていくことで高齢化対策につながると思います。

(道路企画課)
 この先30年後を見据えていなければならないのはご指摘のとおりですが、総合計画、都市計画マスタープランなどで浜松市の将来の都市像を設定しており、それらと整合をとりながら、着実に実施していくことを今回の計画で示しています。過去10年間の予算推移をみても「つくる」から「まもる」へシフトしている状況の変化があり、今後も変動があることも考えられるため、本計画については10カ年計画としています。
 10年の計画ですが、みちづくりに関する基本理念・基本方針については、計画期間以降にもつながる計画となっており、進捗状況によっては途中で見直ししていくことも考えています。

(村松弘彦 委員)
 浜松には環状線がありません。今回の案では内環状線的な道路を計画されていますが、このような道路の計画を立てた場合、30年位の期間を考えておかないと進んでいかないのではないかと思います。

(道路企画課)
 広域的な道路整備では、用地交渉等に時間を要し、結果的に30年間掛かってしまうこともありますが、例えば数百メートルの区間を整備することで短期的に事業効果を発現させていく考え方に変えていかないと、事業が進んでいかない状況にもなっています。
 
(川上正芳 会長)
 この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出た意見やパブリックコメントで出された意見を参考にして計画を進めていただきたいと思います。

 (1)諮問事項に対する答申

 平成30年度浜北区役所費の予算要求の概要について
≪副区長から説明≫
~平成30年度浜北区役所費の予算要求の概要について、適切であるという答申案を説明~
 
(川上正芳 会長)
 事務局からの答申案について、何かご意見がありますか。ないようでしたら、この内容で答申したいと思います。

 ~異議なし~

(2)協議事項

 ア 平成29年度浜北区地域力向上事業の提案について
≪区振興課から説明≫
~平成29年度浜北区地域力向上事業として提案された「浜北副都心にぎわいづくり事業」について、提案者、事業目的・効果、提案内容、予算内容、行政推進会議検討結果などを説明。併せて、地域力向上事業の予算額370万円に対し、今回の申請により既申請額との合計で4万7千円上回ることになるが、既に終了した事業の執行残を活用することで予算額以内となることを説明~

(竹内佐織 委員)
 地域力向上事業の執行残金はどれ位あるのでしょうか。

(区振興課)
 具体的な額までは把握していませんが、少なくとも4万7千円は対応できる金額だと聞いています。今回の申請により、今年度はほぼ100%の執行率となりますので、新規の申請は受け付けできないことになります。

(鈴木和代 委員)
 マップ作成事業について、にぎわいを創出するための方法としてマップを作成して配布することくらいなのでしょうか。 
 
(区振興課)
 副都心エリアに回遊性を持たせるための方法として現実的に考えた場合、例えば浜北文化センターへの来館者はたくさんいるのですが、昼食をどこで食べれば良いか聞かれた時に、紹介する媒体がないことからマップの作成を決めたと聞いています。

(鈴木和代 委員)
 ということは、主に文化センターへ配布するということですか。

(区振興課)
 他に浜北駅や区役所に来られる方からもそういった話を聞くことから、文化センターと同様に配布する予定です。

(鈴木和代 委員)
 他所からの来訪者を対象としているのでしょうか。

(区振興課)
 他所からの来訪者だけをターゲットにしている訳ではなく、地元の方でも知らない店があるかと思いますので特に対象者を絞っているわけではありません。

(鈴木和代 委員)
 こちらに越してきてから、個人の商店で良い店が色々あることを知りました。もしよければそういう店を多く載せてもらい、周辺を回遊してもらいたいと思います。

(渡邊健一 委員)
 調査事業について、これだけの金額を掛けるとすれば、具体的に何件くらい調査するのか、どのような効果があるかを見越していると思うのですが、補完できるような情報を教えてください。

(区振興課)
 浜北駅からプレ葉ウォークの間の区域を対象エリアとして、エリア内の100事業所を調査したいと聞いています。現在店舗を構えている方々に今後の意向などを聞き、結果をもとに中小企業診断士と検討してこの地域をどのようにしていくか方向性を決めていきたいと聞いています。

(渡邊健一 委員)
 私は農業をしているので商業についてはわかりませんが、商工会や商店会連盟のようなつながりがあって、大概のことはわかるのではないかと思うのですが、そういうところとうまく連携できないのでしょうか。

(区振興課)
 商店間のつながりはありますが、個々のプライバシーに関わる話もありますので地域のことに精通しているところに調査を委託する形になったと聞いています。調査費の金額については見積書を提出いただき確認していますが、金額の妥当性について判断するのは難しいと考えています。

(渡邊健一 委員)
 やはり150万円という金額については引っ掛かるところで、プライベートに関われば関わるほど本当に実りある調査ができるのでしょうか。成果物としてどのようなものを期待しているかが気になります。

(区振興課)
 提出いただいた見積書の内訳としては、調査設計に10万円、個別の聞き取りを100件予定し、単価5千円×100件で50万円、集計・分析に30万円、個別の内容への提案で50万円ということで見積もられています。助成事業ですので、成果物は実績として報告していただくことになっています。

(区長)
 この事業は地域の活性化を目的としていますので、その点は委員の皆さんに賛同いただけると思いますが、内容について少し不安があるかと思います。成果物については非常に重要だと捉えていますし、単に調査しただけということにならないように精査をしていきます。地域力向上事業は3年間という考え方もありますし、事後評価で色々なご意見を伺いたいと考えています。

(川上正芳 会長)
 この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の意見を参考にできるだけ実のある結果になるように進めていただきたいと思います。この件については採択するとした原案を了承します。

(3)報告事項

 第2種協働センターを核とした地域課題解決事業について
≪まちづくり推進課から説明≫
~尾野地区において、地域に残る古跡を紹介した写真や古文書、古地図などを尾野公民館で展示し、尾野の歴史を記したガイドブックを尾野地区に全戸配布する「尾野の今昔文化祭」事業について説明~
 
(鶴田則子 委員)
 具体的な日時を教えてください。

(まちづくり推進課)
 11月11日(土曜日)・12日(日曜日)の2日間で、時間は午前9時から午後3時までです。

(鶴田則子 委員)
 浜北区内に宣伝はされるのでしょうか。

(長谷喜代治 委員)
 以前、中瀬今昔物語という事業を行った時には、前もって報道関係者にお願いして新聞に載せていただきました。

(区長)
 広報紙には掲載していますし、多くの人に来ていただけるようにこちらから報道機関へ投げ込みをしていきます。

3 その他

(1) その他
 第6回区協議会の質問事項について

(川上正芳 会長)
 前回の区協議会の際に委員から出された質問について事務局と社会福祉課から説明をお願いします。

《区長から説明》
~前回の協議会で委員から質問が出された「県と市が管理する河川の草刈りを自治会が負担していることについて」説明~

(区長)
 東・浜北土木整備事務所に確認した現時点のお答えとして説明させていただきますが、道路や河川、公園などの公共空間の環境美化については、行政と市民が協力し進めていくことで住みよいまちづくりを実現できるという基本的な考え方が前提としてあります。そうした中で、高齢化などにより市内全域で環境美化活動を継続していくことが難しくなってきていることは承知しています。一方で、河川や道路、公園の草刈りを地域住民に協力していただくことにより環境が保たれているのが実状です。浜松市の場合、他都市に比べて管理する河川や道路の延長距離が長く、範囲も広いことから、市が今以上に経費を負担することや、全ての河川を直接管理するのは難しいことをご理解いただきたいと思います。ただし、危険な箇所の草刈りついては順次対応していきたいと考えていますのでご相談いただければと思います。

(市川孝雄 委員)
 馬込川を見ていただくとわかると思いますが、素人が管理できるような斜面ではありません。現状は、自発的にボランティアで行うということではなく半ば強制的に管理させられている形になっています。東・浜北土木整備事務所の説明はわかりますが、市・県が直接管理する時期に来ていると思います。

(区長)
 委員の言われたことは土木整備事務所も認識していますし、浜松市の実状としては対応が追いついていないのですが、もう一度土木整備事務所に伝えていきたいと思います。

《社会福祉課から説明》
~前回の協議会で委員から質問が出された「放課後児童会の施設における児童1人
あたりの面積の基準について」説明~

(社会福祉課)
 放課後児童会の施設については、利用者1人あたりの面積の基準が国でしめされていて、1人あたり概ね1.6平方メートルとされています。浜松市では待機児童を出来るだけ少なくするため、児童1人あたり1.5平方メートルを基準としています。また、支援する集団の規模についても国の基準があり、概ね40人以下とされていて、浜松市もこの基準に基づいて運営をしています。ご質問の浜名小学校については、専用の施設が1つと、利用者が多いことから学校の多目的室を利用させていただき、1クラブ2グループという形で運営をしています。学校の施設については、放課後児童会との併用で使用している関係で学校がその施設をどうしても使用したい場合は、専用施設に利用者が全員入り、詰め込みの状態が生じていることは承知しています。このことについては環境自体良くありませんので、順次環境を整えていきたいと考えています。待機児童対策は本市において重要な課題として捉えていますので、担当課としてもしっかりと取り組んでいきます。

(鶴田則子 委員)
 浜名小学校では、教室を1つ借りる予定で利用者の受け入れをしているとのことですが、来年度は1学級増えるため、放課後児童会で使えないと聞いています。

(社会福祉課)
 浜名小学校の放課後児童会は平成27年度の定員が50人でしたが、学校の多目的室を利用することで定員を70人にしたところですが、委員のお話については確認し、対応していきたいと思います。

(鶴田則子 委員)
 浜北区としては、放課後児童会における待機児童の人数を把握しているのでしょうか。

(社会福祉課)
 待機児童数は、平成29年5月1日時点で57人です。参考までに平成28年5月1日時点では44人で、この間13人増えています。受入枠数は平成28年度の775人から平成29年度には914人と増やしているのですが、まだまだ十分ではないと認識しています。

(鶴田則子 委員)
 浜北区は人口が増えてきているので、対策を十分に考えていただきたいと思います。

(社会福祉課)
 市内では浜北区だけの取り組みとして、出来るだけ待機児童を少なくするために1日の利用者数が定員を超えない範囲で登録者を受け入れています。

(渡邊健一 委員)
 定員を超えてまで登録者を受け入れるという話ですが、単に人件費が足りないので少しでも利用者を募りたいという事情もあります。保育士と同じように放課後児童会の先生の給与もすごく低いので見直していただきたいと思います。


(2) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成29年11月30日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~

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浜松市役所浜名区区振興課

〒434-8550 浜松市浜名区貴布祢3000

電話番号:053-585-1141

ファクス番号:053-587-3127

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