緊急情報
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更新日:2014年10月29日
開催日時:平成26年10月2日(木曜日) 午後1時30分~2時25分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室
(1) 諮問事項に対する答申
ア 浜松市浜北体育館の廃止について
イ 平成27年度浜北区役所費予算要求の概要について
(1) 地域力向上事業 市民提案による住みよい地域づくり助成事業の二次募集の開始について
(2) 森岡の家について
(3) その他
(4) 次回の開催予定
≪事務局から説明≫
~諮問内容について、適切であると認める答申案を説明~
(川上正芳 会長)
今の答申案についてご意見はありますか。
ないようでしたら、この内容で答申したいと思います。
≪事務局から説明≫
~諮問内容について、適切であると認める答申案を説明~
(川上正芳 会長)
今の答申案についてご意見はありますか。
ないようでしたら、この内容で答申したいと思います。
~地域力向上事業の市民提案による住みよい地域づくり助成事業について、平成26年9月末現在で採用件数が5件、執行見込額が79万円(執行残291万円)であり、例年に比べ低調なため、10月から二次募集を行うことを説明~
(鈴木博 委員)
助成事業の応募状況について、他区では多数の応募があり何件かは断ったというところもありますし、年度初めに募集をかけるとすぐに応募が来て、決まってしまうところが多いようですが、浜北区はそれに比べて以前から応募が少ないです。もう少し宣伝をする必要があります。これは団体に対しての補助ではなく、事業に対しての補助のため、ひとつの団体がいくつ応募してもいいわけです。それに別の区民活動・文化振興事業で事業を行っている団体でも、こちらに応募することはできます。そういったところを積極的に広報していく必要があるのではないかと思います。
また他区では2、3の自治会が協力してひとつの祭りを行うということが多いようですが、浜北区ではそういったことは少ないように思います。地域コミュニティの育成強化のためにも、自治会同士で協力してイベントを企画するといったことを奨励していくべきだと思います。
これは意見ですが、浜北区内の協働センターは郊外型であり、中心部には協働センターがありません。それも問題だと思います。中学校区単位でひとつあるのが理想だと思いますが、北浜東部と北部、伎倍小学校区の人が利用できる協働センターがありません。協働センターは市民協働の重要な拠点となりますので、全ての住民が協働センターの機能を利用できるように、今ある建物や民間の建物を借りるなどして、協働センターを増やしていただきたいと思います。
(副区長)
ご要望として受け止めます。ただ、浜北区は自治会への加入率が90%を超えており、浜北市時代からその活動は自治会、町内会単位で行われるのが主流でした。その時の拠点は各地区のみなさんが建てた集会所で、そちらでコミュニティ活動が行われていました。協働センターを中心とした考え方は、浜北区にとっては新しい考え方であり、まだまだ馴染んでいないのが現状です。基本的には現在の4協働センターと赤佐の地域活動・研修センターを利用していただいており、北浜地区は区役所で会合を行っています。協働センターが少ないから、コミュニティ活動が低調であるということはなく、むしろ活発に行われています。ただ、市の中で活動のあり方について新しい考え方もありますので、今後を見据え、鈴木委員の意見も踏まえて検討はしていきたいと考えています。
(佐藤真琴 委員)
インターネットで浜北区の地域力向上事業を検索すると、事業について出てきますが、事業についての説明会などについての情報はありません。説明会は行っていますか。
(区振興課)
この事業がスタートした22年度から3年間は説明会を開催していました。しかし浜北区の場合は、募集を開始してから一気に応募が来るわけではなく、長期間でぽつぽつと応募が来るという状況でした。説明会を開催してもなかなか人が集まらなかったので、4年目以降は随時区役所へ問い合わせていただく形にしました。ただ、地域の方へ出前講座的に説明に行くことは可能ですので、お声をかけていただければと思います。
広報の手段としては、広報はままつには毎年1月号に次年度分の事業の内容を掲載しています。今回の二次募集については、現在のところ、市のホームページにのみ掲載しています。
(佐藤真琴 委員)
基本的には受身ということですね。例えば中区の市民協働センターは非常に活発に活動しています。それは、建物の立地の良さもありますが、職員がとても活動的です。市民協働について相談したいと思ったときに、相談できる職員の顔が浮かびます。しかし、浜北区の場合は、どの人に相談したらいいかがわかりません。それは横のつながりがないからだと思います。市民協働をしたいと思う人たちが緩やかに集う場所、情報を共有できる場所、それは例えばフェイスブックなどでもいいと思いますが、そういった場所をつくり、継続的に発信し続ける必要があると思います。
チラシについても、区役所に置いたとしても、区役所へ来る人は限られていますし、例えば多数の人が行くスーパーなどに広告を貼るなど、区役所のほうから出て行く努力をすると、もっと多くの人に知ってもらえると思います。
(区振興課)
委員の意見を参考に、実行できるものから検討していきたいと思います。
~平成26年3月31日をもって廃止となった森岡の家について、施設の概要と廃止までの経緯を説明~
(袴田矩嘉 委員)
5ページの新聞記事に「浜北区協議会に提出されず」と書いてありますが、経過の中を見ると、昨年の11月に区協議会に出されています。新聞記事の内容は間違いということですか。
(まちづくり推進課)
新聞記事の「浜北区協議会へ提出されず」というのは、経過の中の平成24年5月31日の旧平野家住宅建造物群調査報告について区協議会に報告がなかったということで書かれています。この報告書については、あくまでも内部資料という考え方でいましたので、区協議会へは報告しませんでした。
(山下勝康 委員)
この問題については、昨年度の区協議会で何回か協議しました。新聞記事を見ると浜北区協議会は木のことなど、何も考えずにやっていたとあって、とても遺憾です。木の保存や、報徳社の碑をよける予算もつけてほしいと、すごく議論しました。それも含めて区役所がなゆた・浜北へ移転すると、利用率が高くなり、駐車場の確保を考えなければいけないということで区協議会でも諮問内容を認めることにしました。これは再度、区協議会で議論しなければいけないということですか。
(区長)
再度、諮問をかけるということはありません。
今いる20名の委員のうち、昨年度から15名の委員が替わっていますので、改めて説明をさせていただいきました。
(山下勝康 委員)
木はもちろん大切ではありますが、しっかりと議論した上で決まったことですから、一部の人の意見で振り回されるようなことは、してほしくありません。
(松島芳隆 委員)
昨年度の3月に諮問に対する答申を出したときの答えとして、貴重な装飾や所蔵品などは可能な範囲で保存するという話がありました。しかし、説明の中ではどういうものを残して、どれを潰すのかといった具体的な話が一切されませんでした。それが大きな問題だと思います。
今後、なゆた・浜北からプレ葉ウォーク浜北へ向かう通りを開発していく上で、平野社団の跡地があります。私は森岡の家そのものを存続してほしいという立場で前回から発言していますが、やはりあそこはお金に代えられない文化財産であると思います。ですから、貴重なものは保存してほしいということで前回もお願いをしました。それについては検討するというところで止められているので、具体的に何を残すのか答えを出していただきたいと思います。
旧平野家住宅建造物群調査報告についても、内部資料と言っていますが、区協議会委員がそれについて知らないで話が進められたことにも問題があると思います。前回の諮問の時にも、今回の経緯というような資料はありませんでした。やはり細かい資料を出して協議をするというという手続が、前回の時には足りなかったと思います。
(まちづくり推進課)
どういったものを保存していくかについては、現在、森岡の家の中にあるもの、そして部材の一部を残すということで進めています。また、建物全体の調査を行っており、その調査報告書を資料として残します。この調査報告書については公表させていただき、ここに歴史的建造物が存在していたということで残していくよう考えています。
(松島芳隆 委員)
それらに合わせて、静岡銀行の初代代表である平野又十郎がこの浜北で生まれ、貴布祢地区に存在したんだという経緯をしっかり残していただきたいと思います。
(まちづくり推進課)
それについても、森岡の家に碑がありますので、碑を浜北文化センターへ移設し、それに対する説明文も新たに作って展示していくつもりです。
(佐藤真琴 委員)
保存される所蔵品や書物はどこへ保管される予定ですか。
(まちづくり推進課)
基本的には、浜北文化センター内の浜北市民ミュージアムで展示を行い、その後は浜北区の所蔵庫がありますので、そちらで保管し、適宜展示を行っていくという形を考えています。
(川上正芳 会長)
今後の詳しいことについては市の方で検討されると思います。その検討内容について区協議会等へ報告することになると思いますので、その時にまた協議をお願いします。
~次回の会議について、平成26年10月23日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所3階大会議室にて開催することを確認~
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