緊急情報
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更新日:2023年2月1日
開催日時:令和4年12月22日(木曜日)午後1時30分~午後2時30分
開催場所:浜北区役所3階大会議室
次第
開会
議事
(1)諮問事項に対する答申
区再編時の組織・区及び区協議会の設置等に関する条例改正の骨子について【資料1】
(2)協議事項
ア 浜松市旅館業法施行条例及び浜松市公衆浴場法施行条例の一部改正(案)のパブリック・コメントの実施について 【資料2】
イ 浜北コミュニティバスの運行改善について 【資料3】
その他
(1)その他
(2)次回開催日程について
閉会
(大石静夫 会長)
初めに、本日の会議の会議録署名委員を、金井真吾委員、川島隆夫委員にお願いします。
≪区振興課から説明≫
(大石静夫 会長)
ご説明いただきました答申案でよろしいでしょうか。
~質疑応答・意見なし~
それではこの内容で答申していきますので、よろしくお願いいたします。
≪生活衛生課から説明≫ (保健所浜北支所 山本支所長)
(大石静夫 会長)
ご説明いただきました内容について、ご意見ご質問等ありましたら、お願いします。
(川嶋弘美 委員)
混浴に関するトラブルというのは、子供目線で語られているものなのか、大人目線で語られているものなのか気になりました。子供は親と一緒に浴場に行き利用すると思います。悪質な大人がいた際等問題になるのかと推測していますが、どのようなケースを推定しているのか教えてください。また性的マイノリティの方たちに対する配慮はありますか。
(生活衛生課)
子供目線か大人目線かについてですが、法律を施行するのが大人になります。この件で厚生労働省が令和元年に子供の発育発達と公衆浴場における混浴年齢に関する研究を実施しました。1つ目、成人の考える子供の混浴禁止とすべき年齢、6歳または7歳。2つ目、子供が恥ずかしいと思い始めた年齢、6歳または7歳。3つ目、公衆浴場事業者が考える混浴を禁止すべき年齢、7歳という結果が出ています。この結果に基づいて7歳という年齢を設定しました。
2つ目のご質問、性的マイノリティ・トランスジェンダー等への配慮についてですが、厚生労働省から通知等発出されておりませんので、現時点では対応を検討中ということになります。今後の施策の参考とさせていただきます。
(川嶋弘美 委員)
まだまだ新しい問題だと思いますが、議論の場に今回のような話を出すことが大事だと思いますので、ぜひトランスジェンダーの方たちのことも検討していただけたらと思います。
(大石静夫 会長)
この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
≪まちづくり推進課から説明≫
(大石静夫 会長)
ご説明いただきました内容について、ご意見ご質問等ありましたら、お願いします。
(川嶋弘美 委員)
コミュニティバスは今のところ浜北区内を回っていて、子供が小さい頃利用したことがありますが、もう少し利便性が上がると良いと思っていました。運賃の値上がりもありました。料金がお手頃であれば、利用したい・足になる等考えます。金額的なことは難しいと思いますが、検討していただきたいです。また、これから区の再編があり、運行も長距離になることが考えられますが、その際は路線が増える等の計画はありますか。
(まちづくり推進課)
利便性の向上ということで料金に関してですが、先ほど収支率の話をさせていただきましたが、収支率が下がってきますと便数の確保ができなくなります。逆に利便性が上がり乗車する方が増えますと、運行本数を増やすことができるようになります。乗車数が上がるのが先か料金が上がる方が先か、非常に難しい議論の中で計画しています。私たちもルート上にある観光施設を含める等、検討を重ねていますが、現状では段階運賃制を採らざるを得ない状況で、初乗り運賃200円となっています。また区再編後については、交通検討会等で議論されている話題でもありますが、現状では今の行政区の中での検討で、コミュニティバスのあり方も含めて考えていくことになると思います。浜北区内エリアのみの運行でご理解いただきたいです。
(川嶋弘美 委員)
便利なコミュニティバスになると良いと思います。
(金井真吾 委員)
基本的にコミュニティバスは車の運転が難しい方たちのためのものだと思いますが、バス以外に行政としてどのような政策がありますか。
(まちづくり推進課)
まちづくり推進課としまして、利便性向上について等の議論はありますが、今はそれ以外の支援はありません。高齢者の皆さまですとバス・タクシー券の支給をしていますが、現状での支援策はありません。
(金井真吾 委員)
コミュニティバス以外では、バス・タクシー券の配布をして遠鉄バスに乗ったりできる施策があるということですか。
(まちづくり推進課)
コミュニティバス以外の路線バス的なものに対する支援が、まちづくり推進課ではない状況です。高齢者の皆さまに配布しているバス・タクシー券が対応されているということです。
(金井真吾 委員)
質問の仕方が悪かったのかもしれません。今はバスのお話でしたが、バスのお話だけではなく、総合的に浜松市の行政としてどのような政策があるのか教えてください。交通へのアクセス、移動しやすい生活のためにある政策の一環がバスだと思います。全体としてはどのようなことをして、その中のバスがどのような位置づけなのか教えてください。
(区長)
全体の話となりますと、市の交通政策課において、公共交通のネットワークについて計画・方針づくりをしています。例えば遠鉄の電車、東海道線、天浜線の鉄道網プラス民間のバスが駅から放射状に走っています。そういった中で、人が住んでいるところでバスが走っていないところについては、地域バス・現在のコミュニティバスや一般のタクシーを使いましょうとなっています。地域バスは高齢者に限りませんが、高齢者の方が多く利用されています。バス・タクシー券も福祉政策として出している状況です。その他、地域の方が送迎のような取り組みをしているところもあると聞いています。また中山間地域は状況が違い、営業タクシーが少ないこともあってNPOが自身で走らせたり、コミュニティバスが走っていたりします。それを上手く組み合わせてやっていきましょうということで、収支率の話がある中、どこまで維持できるのか、近年はコロナの影響があり収支率が落ち込んでいますので、今は新しいことを始めるのは難しいこともあります。コミュニティバスについても、現時点では維持していくことが方向性となっています。収支率は落ちていますが、現行維持を図るために今回の改正案が出ています。
(金井真吾 委員)
総合的に取り込む課題だと思います。コミュニティバスをより良くするための努力は伝わってきましたが、全体としてコミュニティバスをどのように考えていくか、NPOの件や車両の大きさ等の検討があっても良いと思いました。
(西村恭一 委員)
バス・タクシー券の件ですが、どこで配布していますか。
(区長)
所管としては、社会福祉課で年度当初に区役所で該当の方へ配布しています。
(西村恭一 委員)
障害者の方が対象ではないですか。一般の方は対象外ですね。しっかりとした説明がないと、高齢者の方は皆さん貰えると勘違いしてしまいます。
(村木惠子 委員)
廃止するバス停について、「浜北文化センター」は非常に道路が狭いと説明がありましたが、他のバス停の廃止理由を教えてください。
(まちづくり推進課)
コミュニティバスの乗降者数を毎年調査していますが、「浜北愛光園」はほぼ乗降客がないという現状です。「浜北文化センター」は道が狭いということで、警察との協議の中で危険ということになっています。「寺島南」「中瀬小学校」につきましても乗降客の調査で利用が少ないという結果が出ていますので、路線の見直しの対象となりました。
(大石静夫 会長)
この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
次に「その他」です。皆さまからご意見等ありますでしょうか。
(西村恭一 委員)
協議会委員の任期が来年の3月までとなりますが、4月以降の新しい区の委員について推薦会で協議されましたか。報告等がありませんが、報告内容がないのかまだ決まっていないのか、いかがでしょうか。
(区長)
4月以降の新たな委員につきましては推薦会を組織して、第1回の会議を10月に行い公募要綱等について決めました。今は12月26日まで公募委員の募集をしている段階です。公募の結果が出ましたら、年明けに第2回の推薦会を開催します。その結果をもって、来月の区の協議会で途中経過をご報告できると思います。
(波多野友美 委員)
前回質問させていただいた内容の回答をお願いします。
(副区長)
11月の区協議会でのご質問について、区再編本部から危機管理課へ確認し、回答がありましたのでご報告させていただきます。質問の「緊急物資の輸送ルートについて、現状は新東名の浜松浜北インターから産業展示館に集められ、そこからグリーンアリーナやアクトの3か所に分かれると聞いている。再編後、輸送ルートや物資の分配先に変更はあるか」ですが、区再編後も産業展示館などの物資拠点や避難所は変わりませんので物資の輸送ルートや配布先については今までと変更ありません。「現在の物資の輸送ルートと、区再編後の物質の輸送ルートの変化や実際どのようなルートを通るか、区の人口により物資の分け方に決まりがあるか」ですが、配分関係・避難所へ配送する物資の数量は避難所ごとの想定避難者数から必要数を設定していますが、実際には避難所に市役所職員を配備しますので、物資の過不足の調整を行います。避難所からの要求等で、その分を配付します。グリーンアリーナやアクトについては産業展示館に置ききれない場合の物資拠点地として活用することを想定しているということでした。緊急輸送ルートは静岡県で設定されていて、第一次緊急道路、第二次…とありますが、実際の詳細ルートは決まっていないということで、災害が起こった後に通行できる道ということになります。基本的には浜松浜北インターから産業展示館に運ぶことになるので、笠井街道を通って途中から環状線に入っていく形になると思います。分配する際も、環状線経由で152号線を通りアリーナへ運ぶことになると思います。以上が回答となります。
(波多野友美 委員)
ありがとうございました。
追加で私の住んでいる地域からの質問なのですが、現時点で設けられている緊急避難所はコロナ禍で受け入れ人数が半分に減らされてしまっていますが、私の住んでいる地域は緊急避難所から少し遠く、約3000人で1000戸を超えているので、もし避難をする必要があったとしても、その地域の人たちだけが入れる状況で受け入れてもらえないような気がします。それぞれの公民館を避難所として活用したいという自主防災隊の方が多くいると思いますが、浜松市や浜北区との連携はどのようになっていますか。官と民と管轄が違うと思いますが、私が住んでいる地域からは浜松市や浜北区の方で公民館を避難所として登録してほしいと要望が出ています。そうなれば自分たちが公民館にいても状況を気にかけてもらえたり、物資の情報が分かったりするのではないでしょうか。緊急避難所と区役所だけではなく、それぞれの公民館も登録して、どのように避難所として活用しているか、何人避難しているかという情報を区の方でも把握してほしいという要望です。現時点で連携体制があれば教えてください。
(副区長)
実際に市・区で決めている避難所とそれぞれの自治会の公民館等との連携については決まっていません。どのように扱うか決まっていませんので、ご要望いただいたことを危機管理課の方にお伝えいたします。
(波多野友美 委員)
私の方で、公民館の物資の備蓄のアドバイスをさせていただいていますが、古くて避難所として活用できない公民館もあります。体育館に避難するより自分たちの新築の公民館で避難生活したいという方もいます。一概に公民館を避難所として登録し、活用するというのは難しいかもしれませんが、希望があった地域には公民館を登録して、避難者がいるということを区の方でも把握できるような連携体制がとれると嬉しく思います。
(西村恭一 委員)
毎年、浜北区の自主防災隊で各避難所の会議があると思いますが、その段階で従来自治会が主張してきたのは、第一にそれぞれ自分の家で非難をするということです。浜北区は10万人いるので、全員収容できる避難所は無いです。そのために、自宅の補強や食料について自治会から市にお願いしてきました。市の方でも避難所は足りません。80万人いるので、全員避難してくることは考えていません。自治会で自宅での避難を考えていて、年1回自主防災隊の会合があると思いますので、その際に担当者がしっかりと地域の住民に教育をしていく必要があると思います。緊急避難所と避難所は違うので、いざという時にどこに避難すれば良いのか分かりづらいところもあります。緊急となれば公民館も避難所になるかもしれませんが、そういったことを各地域の防災隊に市の方で説明・教育をしていただきたいです。
(波多野友美 委員)
先ほどの質問の追加になります。自主防災隊の備蓄等の防災用品についてですが、現状でそれぞれの自主防災隊の備蓄状況や何を用意してあるか等、毎年区役所に提出しているとのことですが、提出書類に対して、備蓄が足りない等アドバイスが全くないと聞いています。どのような目的で提出しているのか疑問です。私の地区ですと、5か所の防災倉庫がありますが、それぞれの地区で管理しているので、中身も収納の仕方も統一されていません。先日拝見し全部揃っていましたが、収納が乱雑で中身を探せない・活用できない状況でした。防災用品は使う地区によってだいぶ変わると思いますが、どのようなものを揃えてあるか、区役所の方で地域から資料を回収しているのであれば、それに対しアドバイスや指導や教育をいただけると良いと思います。提出した資料の扱いについて、備蓄の管理状態を教えてください。
(区長)
各自主防災隊から、どのようなものを備蓄しているか報告してもらっていることを把握していませんでしたが、基本的にそれを見て、「このような水準になった方が良い」というところまでは言えないところがあると思います。アドバイスできることがあれば、考えていきたいと思いますので確認させてください。
(課長補佐)
年一回、自主防災隊から中に入っている備品等の報告をいただいていて、主に主要なものがしっかり入っているかどうか確認しています。それぞれの自主防災隊の方針・方向もあると思いますので、他のものを揃えているところも確認していますが、何が必要ですというような指導等はしていません。重要なものが入っているかどうかの確認をしていますが、自主防災隊によって倉庫の規模も異なりますので、揃えてあるものも全く違います。内容の把握はしていますが、どのようなものが必要かアドバイス等、今後検討させていただきたいと思います。
(波多野友美 委員)
資料を出したまま、それに対し足りているのか、足りていないのか返事がないと自主防災隊の方も心配だと思いますので、「確認しました」等の連絡をいただけると良いと思います。
(西村恭一 委員)
これは、各自主防災隊がしっかり準備しているかの確認ですね。自主防災隊の方も役員が一年ごとに代わってしまうので、毎年提出しないと自分のところに何があるのが把握できないのです。十数年同じことをしてきましたが、そのような意味でメリットはあると思います。市の方は中身を確認するというより、提出をお願いすることで自主防災隊へ準備は大丈夫ですかとお伺いをしているのだと思います。実際はいかがですか。
(課長補佐)
西村委員のお話の通りです。自主防災隊の隊長は毎年代わりますので、その中で引継ぎが行えないこともあります。そこで、自分たちのところにあるものを理解し動いていただく意味で、提出を依頼しているかたちになります。
(大石静夫 会長)
コミュニティバスの問題もありましたが、区の再編で3区という形になり、おおむね1年で浜名区に変わりますが、交通の問題が進んでいないことが気になります。協議はしっかりされているのでしょうか。これから東西の交通が、非常に重要な路線になってくると思います。実際に、浜北駅から都田方面へのバスが重要となっていると思います。あと1年しかないので、市の当局でどのように考え進んでいるのか今後の計画がまだ決まっていないと思いますが、前向きにとらえて続けていただきたいと思います。
(西村恭一 委員)
岡田委員、交通について答弁はいかがですか。
(岡田正利 委員)
ご指名がありましたので、簡単にお話しさせていただきます。浜北副都心バス路線・交通問題部会というのがあります。民間の協議体になりますが、市と連携しています。コロナ禍で2年ほど会議ができていませんでしたが、大石会長がお話しされたように、浜北駅から都田公園やサーラ音楽ホール等へ東西の路線を走らせたいというところの議論ですが、市としては利用者がコロナ禍で減っている中で新たに路線バスを走らせるというのは軽視できないので、試行運転をしたいのですが、交通事情もあります。大原浄水場の辺りも来年の夏から秋にかけて開通するので、その開通を待って交通状況・利用状況を調査し、必要であれば実行しても良いという話になっています。路線バスが無いところに走らせるのがコミュニティバスの位置づけですが、それ以外に家事支援の中で移動支援サービスを行っていたり、浜松市でデマンド型の交通や共助型の交通も検討したりしています。そのようないくつかの手段を含めて20年後30年後ではなく、3年後5年後にとりあえずどのようにするのかをバス路線・交通問題部会で議論し、話を進めていこうと思っています。当初、浜北ということだけ考えていましたが、浜名区になりますと三ヶ日・細江・引佐方面にもコミュニティバスがあり、区役所は現在の浜北区役所になるので、交通をどのようにするのか、天浜線をどう繋ぐのか色々な問題があります。そこで、市の方でしっかりと考えてほしいと要望を出しながら、協議体で検討を始めているところです。市としてはスマートシティ構想がありますが、こちらは自動運転等で20年後30年後の話です。今すぐ市として困る部分、交通渋滞もありますが、特に高齢者の生活の足、買い物・病院に行く等を何とかしたいと議論しています。ご意見等ありましたらお聞かせください。
(大石静夫 会長)
本来であれば、もっと北区の方から意見が出てきても良いと思いますが、出てきていないような気がします。再来年の1月に区の再編があり、協議会メンバーも来年の3月いっぱいで変わりますが今後、北区との問題も協議していかなければならないと思います。
(平松昇 委員)
防災の話に戻りますが、12月4日に地域防災訓練を実施しましたが、無線が聞こえなかったという住民が何人かいました。今年度の第1回協議会でも話があり、同報無線の改善として方策を考えるということで、スピーカーの向きの調整・個別対応等がありましたが、実際に聞こえない場所がどの辺りなのか、そのことに関し対策を講じたのか見えてきていません。個別対応をするにしても、広報や回覧で聞こえない方への周知をしていただいていないような気がします。対応の進捗等教えてください。
(区長)
防災無線について、個別にどこで聞こえないかという話になりますと、皆さまからお知らせをいただいた方が早いと思います。全体としては主に水害の被害が想定される箇所に設置されていますが、離れたところで聞こえないところもあるかもしれません。申し訳ありませんが、場所が分かりましたら教えていただけると助かります。その辺りで全体を見て、個別に確認をしていきたいと思っています。もし身近に聞こえない方のお話がありましたら、個別に伺いたいと思います。
(平松昇 委員)
地域ごと自治会単位等で「この辺りは皆さんどうですか」と聞いて報告する形でもよろしいですか。
(区長)
はい。
(大石静夫 会長)
この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
~次回の会議について、令和5年1月26日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~
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