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更新日:2023年3月24日
浜松市博物館資料紹介/石鍬のささった鹿の腰骨
縄文時代の弓矢の威力を物語る
昭和30年、浜松市蜆塚遺跡の発掘調査で、縄文時代後期の貝塚から、鹿の腰の骨に石でできた鏃(やじり)がつきささったまま、発見されました。
縄文時代の遺跡から出土する三角形に加工された石が、弓矢の一部だと推定されてはいましたが、この発見によって、縄文時代のひとびとが弓矢で鹿や猪を狩っていたことが証明されたのです。
また、鹿の肉の厚い腰(お尻)の部分であり、肉のみでなく、さらに骨を貫通するなど、当時の弓矢に相当な威力があったことも確かめられました。
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