更新日：2024年3月1日

考古資料紹介　古代

浜松市博物館考古資料紹介古代

西畑屋遺跡出土祭祀用土製品
浜松市中央区有玉南町
古墳時代後期～奈良時代
人や馬をかたどった土製品や装飾土器などがある。勾玉や小玉を模した貼付文のある土器は、きわめてまれ。馬込川(古代天竜川)の東岸の遺跡から出土。水辺のまつりで使われた品物であろう。

 

西畑屋遺跡出土土人形と土馬
浜松市中央区有玉南町
古墳時代後期～奈良時代
鞍をつけた土馬には土人形が乗せられたようである。土人形には、角のような突起があり、疫病をもたらす神ではないかとの説もある。
人形の高さ約9cm。

 

静岡県指定文化財
伊場遺跡出土絵馬
浜松市中央区東伊場二丁目
奈良時代～平安時代
躍動感あふれた裸馬である。上部には紐掛け用の孔があけられている。日本最古級の絵馬。
高さ約10cm。

伊場・梶子遺跡出土木製祭祀具
浜松市東伊場・南伊場町
奈良時代～平安時代
人形・馬形・舟形・斎串など様々な形代がある。いずれも古代地方役所の川辺でのまつりに用いられたものである。

 

静岡県指定文化財
伊場遺跡出土木簡（もっかん）
浜松市東伊場二丁目
持統朝～奈良平安時代
写真は、若倭部小刀自女という女性の病気が治るようにとの願いがこめられたもの。伊場遺跡からは百余点の木簡が出土している。
伊場遺跡出土古代文字資料
一部複製品を展示中

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