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更新日:2018年9月26日
浜名湖北岸に連なる湖北連峰、信仰の山秋葉山、竜頭山や京丸山といった天竜川とその支流の山々、そして山深く容易に入ることのできない南アルプス「深南部」・・・山の町と言っても過言ではない浜松。
「花散らふこの向かつ峯の乎奈の峯のひじにつくまで君が齢もがも」
これは、北区三ヶ日町の浅間山を詠ったとされる万葉の歌です。
山を愛でた万葉人の思いや、秋葉山から竜頭山の行場を駆け抜けた修験者の願い、標高2,000mにも達する水窪の山々に植林をし、畑を開き生きた人々など、本展示では、浜松市の「山」と「登山」に歴史と文化の視点で光を当てて、山がある浜松の魅力をご紹介します。
なお、秋葉古道と行場の資料は「よみがえれ秋葉古道の会」から、「水窪百山」の資料は「NPO法人山に生きる会」から提供・協力をいただきました。
開催期間 |
平成28年9月10日(土曜日)~10月16日(水曜日) |
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開催場所 |
浜松市博物館特別展示室 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 |
期間中の休館日 |
9月12日(月曜日)・20日(火曜日)・23日(金曜日)・26日(月曜日) 10月3日(月曜日)・11日(火曜日) |
観覧料 |
大人300円・高校生150円・中学生以下無料 70歳以上の方と障害者手帳をお持ちの方と介添えの方1名まで無料 |
協力 | NPO法人山に生きる会、よみがえれ秋葉古道の会 |
吉田初三郎画鳥瞰図「濱まつ」(昭和5年、1930年)
秋葉山、竜頭山の秋葉古道や行場をパネルでご紹介します。また、近世から近代の観光ブームを背景として、山に対する認識の変化を考えます。
久根鉱山(天竜区)の「坑夫取立免状」
修業を積んで一人前と認められた坑夫に与えられた免状です。学術価値の高い資料の初公開です。このほか山住神社のお犬様や、富士山に見立てた山など、いくつかの資料と話題をご紹介します。
笹形峠(北区)にたてられた奥山半僧坊の紙のぼり
「峠を越えた人と歴史」と題して、明治16年(1883年)に笹形峠を開いた松島十湖や、永禄11年(1568年)に陣座峠を越えた(諸説あり)徳川家康の遠江侵攻をご紹介します。
学芸員が展示の解説をいたします。
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