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更新日:2019年4月1日
「かわいくてなつかしい昔のおもちゃ」「旅の土産の民芸品」といった、親しみやすいイメージで語られる郷土玩具。色とりどりの郷土玩具は、日本の伝統的意匠としても海外から注目され、国内でもその良さが見直されているところです。
郷土玩具集めを趣味とする人が現れたのは明治時代半ば頃で、昭和の初め頃には全国的に関心が高まりました。戦争による一時中断の後、国内旅行ブームの到来により、郷土玩具は来訪記念の土産物として注目され、郷土玩具趣味のすそ野はさらに広がりました。
個人が趣味として集めた郷土玩具は、地元の博物館に寄贈されることも多く、当館にも約3000点が収蔵されています。しかし、民芸品というイメージがありながら、柳宗悦の提唱した「民藝」には含まれず、民俗学の「民具」でもなければ歴史学の「史料」としても扱いづらいという分類上の問題もあります。そんなとらえどころのない郷土玩具趣味の世界を、館蔵品によりご紹介します。
開催期間 |
平成30年4月14日(土曜日)~平成30年5月20日(日曜日) |
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開催場所 |
浜松市博物館 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 |
期間中の休館日 |
4月16日(月曜日)・23日(月曜日)・25日(水曜日) 5月1日(火曜日)・7日(月曜日)・8日(火曜日)・14日(月曜日) |
観覧料 |
大人300円・高校生150円・中学生以下無料 70歳以上の方と障害者手帳をお持ちの方と介添えの方1名まで無料 |
犬ころがし(浜松張子)
腰高虎(三春張子)
まんじゅう喰い(伏見土人形)
ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)
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