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更新日:2022年3月25日

令和3年度第9回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について

    ア.浜松市区再編内定案説明及び意見聴取について

    イ.家庭ごみ有料化の検討状況について

   4.その他
      (1)各課からの連絡
      (2)2月、3月の開催予定

   5.閉会

1.開会

<司会から、(1)今回の会議が過半数出席により成立したことを報告、(2)事前配付の議事資料の確認、(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い>

2.会長あいさつ

(米山英二会長)

ご承知のとおりコロナが大変で、毎日毎日、前日を上回る最高記録、嬉しくないニュースばかりである。BA2、ステルスオミクロン、第7波になるなど…。昨夜のラジオで、専門家が桜が咲くのが早いのか、第7波が来るのが早いのか、そのようなことを言っていた。

皆さん真面目にマスクをして外出も控えて、ストレスが溜まっているのではないかと思うが、今日は実に大事で身近な問題である区の再編内定案、ごみの有料化について説明ないし案内がある。身近な問題なので、皆さんの率直な意見、率直な願い、是非、将来の浜松を考えながらやっていただきたいと思う。

それでは、第9回東区協議会を開会する。

(1)協議事項について

浜松市区再編内定案説明及び意見聴取について

<髙林行財政改革・大都市制度調査特別委員会委員長・山名副市長があいさつ、髙林委員長及び岡安区再編推進事業本部が資料に基づき説明>

(山田俊明委員)

区の再編を必要と結論づけた令和2年9月23日の浜松市議会行財政改革・大都市制度調査特別委員会会議録を拝見させていただいて、振り返りになり恐縮だが感じたことを述べさせていただく。(区の再編は必要と結論付けたR2.9.23特別委員会における委員発言をいくつか引用し、)個人的な意見だが、要は財政問題というのがかなりクローズアップされているような感じがした。浜松市の自国通貨みたいなものを発行できればいいのだが、そんなことができるわけがない。

少子高齢化とかコロナ対策とか、これは国策の不作為であると私は考えている。その影響が地方自治に影を落としているように思われる。そのような厳しい環境の中で結果を出さなければならない行政に携わる方々のご努力に大変感謝している。

区の再編も手段の一つとして、浜松市の行財政が少しでも好転するよう願い発言を終わる。

(髙林委員長)

ご意見として承る。住民投票の結果について、委員会としては拮抗すると判断して区の再編をしていくことになった。この件については、今までの説明、報告で申し上げてきたので、今日のところは3区やその線引き、当局の説明内容についてご意見を賜りたいと思う。

もちろん、行政区再編だけで行財政改革の完遂に至ると思っていないが、一つの手段であり、こういう努力が必要なので、今後も行政経営・運営にご理解を賜りたいと思っている。

(石津幸子委員)

浜松市区再編(案)9ページの社会福祉課というところで、私たち保護司会は社会福祉課に事務所を置いている。区役所の部屋を借りるときには社会福祉課に電話して予約を取っているが、再編後は出先グループ(本庁組織)となっていて、どのようにしたらいいか。いままでどおり区役所に電話して部屋を借りることができるか。

もう一つ、シニアサロンでは、健康づくり課から講師の派遣をお願いしているが、派遣元はどこになるのか教えて欲しい。

(岡安本部長)

9ページは、現在の東区役所庁舎、そして再編後の東区役所庁舎の体制をお示ししているが、まず、社会福祉課・長寿保険課・健康づくり課は、いずれも区役所の課だが、社会福祉課と長寿保険課については、本庁組織となり福祉事業所に再編する。市民の皆さまの相談等を行う最前線の職員は、東行政センターになっても庁舎の中に引き続き配置するため、日常的な関わりの中での問合せは、出先グループにしていただければと考えている。

健康づくり課も本庁組織になるが、保健センターという形で区役所や行政センターに最前線で市民の皆さまと関わっていく職員を配置していく。健康づくり課への講師の要請は、保健センターあるいは保健センターの出先職員と調整していただければと思う。福祉以外の組織もそうであるが、内定案を受けて再編後の執行体制の詳細を詰めている最中なのでご理解いただきたい。

(宮下まゆみ委員)

浜松市再編(案)21ページの協働センターに関することで、正規職員を43名増やすとあり、これに3億4千万円の経費が毎年かかるがこれは必要なことか。今の状態ではコミュニティ担当が担えていない、これ以上に担える方向になるのか。どのような形に変わっていくのかその辺を教えていただきたい。

(岡安本部長)

コミュニティ担当職員の正規職員化についてのご質問だが、今回提案させていただいているのは、コミュニティ支援、地域活動の担い手のところで様々課題があるということは地域の皆さまからもご意見をいただいている状況があり、こういった中で今後は、地域コミュニティの支援というところは非常に大事なことだと認識している。現在、協働センターは、所長が1人、コミュニティ担当職員1人、再任用職員1人という体制でやっており、正規職員は所長とコミュニティ担当職員の2人しかいないため、再任用職員を正規職員化して、コミュニティ担当職員を1人から2人にし、さらにコミュニティ支援を充実させていきたいと考えている。具体的には再任用職員より正規職員の方が、週でいうと1日勤務日が多くなるため、より時間を充てることができると考えており、市職員が地域に様々関わって経験を積んで段階を踏む中でコミュニティ担当での経験を職員自身も生かしていってもらえればと思う。

(河合洋子副会長)

具体的なことをたくさん伺ってきたので、私は(区再編を)進めていくことは大事だと思っている。しかし、変わってはいけないこともあるのではと思っており、それはまたぜひお考えいただければと思う。

この3区案の中で危惧しているのは、東区というよりも市全体を考えたときに天竜区の現行27,450人の中で有権者が24,427人ということで、3,000人しか有権者以外の人がいないということは、本当に危惧すべきことだと思う。いろいろなことを考えて、天竜区を単独としたと思うが、この先の人口推計を考えたときにどこまで単独でもつのかと思ってしまった。他の区は、有権者以外の人が6分の1、5分の1といるわけだが、9割がほぼ有権者ということであると、これから天竜区を背負っていく若い人は天竜区にずっと根付いて支えてくれるのかと感じた。この再編案は、委員長が43回とおっしゃったが本当に長い間かけてここまできて、それはすばらしいと思うが、ぜひ、天竜区のことも考えながら浜松全体のことを考えてくれたらと思う。

(髙林委員長)

天竜区を単独とした理由は、課題がものすごく多く、天竜区の皆さまの思いがひしと我々に伝わってきたので、本当に大切にしていきたい。委員会でも様々な意見があり、天竜区のためにはほかの区と一緒にしたほうがいいのでは、という意見もあったが、我々としては、まずは天竜区は単独で、天竜区独特のいろいろな課題に向けて当局も頑張っていただきたい。そういう思いで天竜区を単独としたので、先のことは正直難しいが、浜松全体としてもA、B、C区それぞれいろいろな課題があるので、そこを見ていきたいと思っている。

(鈴木祐一委員)

21ページのコミュニティ担当のところで今後重要になるから所長の下に正規職員を2人つけるという説明があったが、運用の仕方だと思うけれど、正規職員のコミュニティ担当は男女1名ずつではどうか。男性の感覚、女性の感覚は違うと思うのでそういう手段を考えてもらいたい。

(岡安本部長)

ご意見として承る。

(清水猶委員)

7ページに再編後のサービス提供体制・住民自治の姿とあり、8ページを続けて見ると今日の提案の中にもデジタル化を進めようという意図は良く分かるが、それに対するデジタルに苦手な方への配慮もお願いしたい。

今、私たちは地区での家事支援等についての話し合いを進めており、ますます高齢化社会になったときに移動が困難であるという方が増えてくる(移動支援が必要)と予想がされる。8ページにアウトリーチ、「職員が出向いて相談を受けたり、申請手続きなどを行う手法についても検討していきます」と書いてあり、世の中には体が不自由な方や障がいをもっている方がたくさんいるので、ぜひこれは、具体的な施策を強力に進めてほしいと要望する。

もう一つ、私どもはこういう機会を得て市の考え方を聞くことができるが、一般市民に落としたときに、「いったい浜松市はどうなるのだろう」という気持ちが正直なところだと思う。絵に描いた餅になっては困るのだが、当然こういった施策を進めていく際、70万の市民の中には食傷気味の症状を表す市民も出てくると思われる。そういった新しい方向性に対して乗り切れない市民をどのようにすくい上げるか、浸透させていくかというお考えもあろうかと思うので、これからの段階だということになればまた注意して聞かせていただきたいと思う。

(山名副市長)

アウトリーチについて、これは福祉の部門だけでなく、いろいろなところで必要かと思う。具体的なところまで踏み込んでお答えする用意はできていないが、大事なことという認識でいるので、ぜひこういう面についてしっかり取り組んでいきたい。

新たな方向性、施策について、できるだけ市民の皆さんに分かりやすくということだと思うが、それについてもあらゆる手段を通じて皆さんにご理解をいただくことが大事かと思っている。今回もパブリックコメントをやらせていただいているため、やっていることを周知し、皆さんからいろいろなご意見をお寄せいただくことが大事かと思うので、ぜひそういったことは続けていきたいと思う。

(髙林委員長)

デジタル化で100%目標達成とは思っていないので、移動支援のお話もあったが、議会としても頑張っていきたい。

確かに、皆さんの声をすくい上げるということは、行政側も努力をしなければいけないが、23ページにある協議会の提案について、2層目を最大50の地区自治会連合会の単位と考えている。常々申しあげているのは、住民自治ということなので、住民の皆さんもぜひ努力していただいて、2層目になるべく多くの意見が集まるような、そういう組織づくりを市民の皆さんも考えていかなければと思っている。今回の行政区再編の肝は、行財政改革と住民自治だと思っているため、その点もご理解いただきたい。

(米山英二会長)

こういう問題のときには、市民サービスの向上という大義名分があるが、公民館から協働センターになるときも同じことを何回か聞かされた。内容はコミュニティ担当が一人増えた。最初に来た人に、どういう仕事をやるのかと聞いたら、センター長のお手伝いをするだけという返事だった。今度は正規2名でとのことだが、市民サービスの向上をうたうだけでなく本気になってやっていただきたい。

過去の区協議会でもいろいろな意見が出るが、ほぼ反映されず行政側が説明したままで進んでいる。ただ一つ、数年前に幼稚園の統廃合の問題は流れたことがあった。バス路線を、イオンから天竜川駅まで通すという件のときは、「やるのならばぐるぐる回る(循環型)バスにしてくれないか」と一生懸命言ったが、結局、市民サービスの一環でやると言いながらできなかった。蒲協働センター、天竜協働センター、区役所の周りの人はいいが、なかなかそこに行けない人がいて、結果タクシーということになる。(行政は)確かに大変なお仕事だと思うが、ぜひ、市民サービスが向上するということをお願いしたい。

それから、先ほどもあったが将来の浜松というものを見据えた中でやっていただきたい。

(髙林委員長)

今、会長がおっしゃったことに少し関連するが、東区の協議会は、交通安全・防災・福祉の3つの委員会をお持ちでいろいろな意見が出ていると思う。非常に残念なのはこれがなかなか行政に反映しないということで、今度の協議会の1層、2層という考えは、そこを反省してこういう形にしたいと思っている。そこで出たいろいろな意見を上げていただき、我々議会も力不足を反省し、この行政区再編を機にもっと当局の政策についてチェックし、意見を申し上げていきたいと思っている。先の話で言葉だけと思われるかもしれないが、ぜひそこは期待していただきたいと思っている。

(米山英二会長)

ここまで進んできたので、東区協議会としては、これ(区の再編)が前進することを心より願っている。

家庭ごみ有料化の検討状況について

<環境部 藤田部長があいさつ、ごみ減量推進課 鈴木課長及び鈴木グループ長から、協議事項について説明>

(山田俊明委員)

長らくごみの排出量は横ばいということで、色んな作戦をうってもなかなか減らない。なぜ減らないか、考察はしているのか。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

様々な形で考察している。先ほども申し上げたとおり、皆様のご協力をいただいて、やっていただいている方も多数いるが、そうは言っても80万人の市民が、すべてというわけにはいかない。減らさなければいけないと思う方はたくさんいると思うが、行動に結びついていないというのが大きな要因だと思っている。出しやすさといった面でも関係があるのかと思っている。

(山田俊明委員)

有料化を考えているとのことだが、ごみをどこまで減らせば有料化しなくても済むのか、数値的にあるか。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

どこまで減量すれば有料化しないかというラインは、今のところ決めてはいない。ただ、将来的なことを考えると今よりは減らしていかないと、例えば今後、新しい清掃施設、天竜区の方に建設しているが、そういったものの後にも随時更新していかなければいけないので、その次の、例えば西区にある清掃工場の建て替えであったり、そういったこともでてくる。さらには、先ほど話にあった最終処分場も今のところ20年くらいということにはなっているが、将来考えるとそれもあまり多いようなら、さらに短くなる可能性もある。そういったところで、将来のことを考えると、可能な限り少なくしていくということは非常に重要だと考えている。また、SDGsが色々と言われているが、温暖化対策などそういったことに関しても影響してくるのかなと思っている。そういった色んな面を考慮すると減量が必要と考えている。

(山田俊明委員)

いきなり有料化を考えていると言われても罰金を取られる感じがする。このままごみが減量できなければ、有料化しますよという形にすれば、今まで意識の薄かった方も、「頑張らないと罰金取られるぞ」と。意識を上げてく方法をやってみてだめだったら有料化、そうすれば皆さん頑張っていただきましたが、残念ながらできませんでした、有料化させていただきますと。スピード違反で罰金で捕まえる前にアクセル緩めてもらえば(と同じように)。そういう時間をとってみてはどうかと思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

そういったご意見も伺っているので、参考にさせていただく。

(小池太江子委員)

有料化しなくても減量に成功している自治体はないのか。有料化して減量に成功したというのはよく分かるが、日本の中には、そういった自治体もあると思う。心当たりはないか。

(ごみ減量推進課 鈴木亨グループ長)

有料化以外の方法でよく聞くのが、ごみの分別を細分化していく。そういった中で適正な分別がされていくということがある。ただ、こちらも皆様方でちゃんと守ってやっていかないとなかなかごみが減らないといったことがある。やり方としては色々あるが、私共はゴミ減量のあくまで一つの施策として有料化はどうだろうと検討している。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

今言ったとおり色んな方法がある。先ほど、市の方も有料化以外にも色んな手立て、あの手この手いろいろさせていただいているという状況なので、この有料化だけがということではないとご承知おきいただければと思う。

(宮下まゆみ委員)

指定のごみ袋を買わないといけないという時点で、有料化になっていると思っていた。わざわざ高い袋を買ってごみを出しているということは、すでにそこで有料化になって、そのためにお金を払っていると思っていたので、今回、資料を見てびっくりした。今まで、ただ単に業者にお金を払っていたと思うと腹が立つ。

それと雑がみについて。封筒などがあるが、住所とか書いてあるものは、どういうふうに見られてしまうのか分からないので出すのに抵抗がある。そういうものを誰にも見られずに処分ができる方法を考えていただきたいと思う。

減量化に取り組んでいるとあったが、自分が無知なのか、半分以上は知らなかった。もっと皆さんに認知されるような努力をしていただければと思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

袋の件については、もう有料化になっているのでは、との意見をたくさんいただいていて、自分自身も異動してくる前は、そう思っていた。単純指定袋制というのも同じ袋で出していただく、決まったもので出していただくというところで市民の皆さんに意識をしていただくというステップである。そのうえで、指定袋制、平成25年度からやっているが、そういった状況を踏まえる中で、あまり変化していない状況もあるので、もうワンステップ上げさせていただくイメージと思っている。ただ、今回も製造原価、流通コストがかかってくる。ワンステップ上がることで意識改革につながればと思っている。参考に資料1の3ページの図表4、黒囲いの中、仙台市、福岡市、千葉市、こちらも浜松市と同様に単純指定袋制から有料化した自治体なので参考にしていただければと思う。

雑がみの件について。個人情報は外に出てはいけないので、そこについては除いた形で出していただければと思う。例えば、お菓子の箱だとか、出しても不都合がないものを出していただければと思う。

その他の取り組みについて。皆さんにご存じいただけていないということは、私共も承知している。今一層の周知、PRに努めてまいりたいと思っている。

(鈴木祐一委員)

山田委員の質問と関連して。袋井市でも有料化の話があり、2年間凍結。市民の方に協力してくださいよ、としているので、袋井市ができるのだから、浜松市の行政の担当者だってできると思う。可能性があると思う。

それから小池委員の説明した時に、分別すればいいと。浜松市が政令指定都市になったとき、分別が簡素化された。あんまりしなくていいよ、合併を早くさせたいというのが本音にあったのではと思うが。そういったことがあったので、分別することによって資源になる、お金になるというのが出てくるはず。全部ごみで市が負担するのでなくて、分別すれば各自治会の収入になるとPRして(みては)。それは実は西遠の浄化センターで、いろんな肥料、20キロで5千円くらいで業者に売っている。そういうことを実際やっているのだからできるのでは。市の収益になるという発想も考えてもらいたいと思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

袋井市の状況については、私共も承知している。袋井市にも状況を聞きながら検討を進めている状況。ご理解いただければと思う。

分別についても、資源化は大変重要なことなので、資源化につながるようなものについては、極力資源化ができるような検討をしていくことも重要だと思っている。

(鈴木三雄委員)

資料の3ページ、ごみ減量の効果について。これを見ると明らかなように、19年とかずいぶん前からやっている。このデータがでているかぎり、早くやったほうがいいと思う。2年も3年もみんなで検討するのではなく、データが全国的に出ているので、早めに有料化に踏み切ったほうがいいと思う。ただ、有料化によって、どのような現場でトラブルがあったり、そういうことを解消してきたか、ということを調べていただき、早急に進めていただければと思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

有料化を実施した自治体では、不法投棄を心配したり、いろんな対策をしたりといったところもあるので、先行事例を見ながら対策をしていければと思っている。また、仮に有料化した場合、手数料収入が上がったということがあれば、さらなる資源化や不法投棄の対策に、手当していけるのではないかと思っている。

(河合洋子委員)

毎年140万トンと言われても、どれくらいかが全然分からないので、ぜひそういうのは可視化していただいて、もっとわかるようにしていただくと皆さんの中に落ちてくのかなという気がする。

ホームページよりは、ユーチューブなので、ぜひユーチューバーになっていただいて。意識を変えるってすごい大変なことだと思う。一番そこが大事だと思うので、総合産業展示館に170人、東区から来ると思っているかと思うが、意識のある人が来る。意識の無い人は、絶対に見ないし来ないしやらない。そこをちゃんと見ないと、有料化しますと言うだけでは、上げるのありきになってしまって、もう決まっているならしょうがないやと思うような浜松市だけにはしてほしくないと思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

今回の説明会という形だが、実はコロナ禍もあったので、例えば資料3の上側、ホームページで動画を見ていただくことをメインに考えている。こちらの動画はホームページに掲載するが、ユーチューブからも見られるような形になっている。説明会については、見られない方向けに動画を視聴していただくことをメインに考えている。そういった形で多くの方々に見ていただければと思っている。

また、広報ではなかなか見ていただけないということがあるので、ポスターにして、コンビニやスーパーに貼り、QRコードから入って見ていただけるというところを意識しているという状況。また、市のLINEやTwitterなどでも登録している方々に周知して、見ていただくようにしていきたいと思っている。合わせて、先ほどの有料化の動画だけではなくて、資料2のごみの減量と必要性のポイントも動画にして、同じところで見ていただければと思っている。この有料化をきっかけにごみ減量について意識していただくきっかけになればというところもあわせて、2本の動画を見ていただくというふうに考えている。

(小池太江子委員)

今、過大包装がすごい。いくら分別しても、雑がみがいっぱいになる。その辺から検討しないとごみは減っていかないのではないか。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

過大包装の問題については、色々あるかなと思っている。ただ一方で、例えばお菓子は、コロナ禍で、なかなか昔みたいに分けてというのができない状況もある。そういったものも必要だと思われているというところもある。その辺のバランスが必要じゃないかと思っている。ただ、企業もそういったところは意識しているところがあると思っている。企業もSDGsを全面に出してきている状況の中で、作る責任、使う責任、作る方売る方の責任という部分でも、そういったところを意識している企業がたくさん増えてきていると思っている。市もそういったところと協力できればなと思っている。

(石津幸子委員)

先ほどの動画の中で、乳幼児や高齢者がいる世帯は、減税を考えているとあった。一般の方と減税の方でごみ袋は変わるのか。

もう一つ、高齢者でガラケー、スマホを持っていない方がいるので、サロンの連絡を自転車で(行って伝えた。)。会場に行くこともできない、今風のこともできない、そういう方のために細かい説明できる状態を考えていただきたい。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

袋については、例えばおむつだとかの袋をどうするのかということだが、まだ実際にやるとした場合の制度については、検討中。案ができたところで、また皆さんにお示しして意見を伺う機会を設けようかと思っているが、その案を検討中。福祉サイドとも話をしながら、案を決めていきたいと思っている。他の多くの自治体では、袋は変えずに、事前に要介護の家庭に年間で何枚だよという形で先渡しをさせていただいて、それをご利用いただくというような形式をとっているところが多いかなと思っている。そういったやり方も参考にさせていただければと思っている。

説明会にも、インターネットも見られないという方への説明について、なかなか難しい部分があり、どういった形がいいのかと思っているところ。例えば、先ほど動画を2本作るとの話だったが、そういったものをDVDに落としたものを、要望があれば自治会や団体へコピーしてお渡しして、現場で見ていただくことも、やり方としてはあるのかというふうに思っている。

(原利夫委員)

資料1の3ページ、他都市の1ℓ当たりの金額が書いてあるが、45ℓの袋だったら45円ということなのか。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

そのとおり。1円の中には製造費や流通コストを含んでいる。実際は45円だが、実態とすると、今の指定袋制の袋の販売価格があるので、その差額分が増える。20枚買うと高いという話もあろうかと思うが、各家庭で月にどれくらい袋を使うのかアンケートで調べた。4人世帯だとだいたい月9枚くらい利用される。今までのがだいたい90円くらいになるので、9枚で405円なので、その差額分が増えるという形になる。それを見てくと、年間でおおよそ4,800円の負担増になる。例えば、45ℓを30ℓにしていただければ、その分は減るという形になるので、減らしていただければ負担が減る。そういったところを期待している。

(鈴木康弘委員)

自分のごみ集積場をみると、草を取ってそのまま干さずに出す人がいる。草は干して出すよう言っていただければごみが減ると思う。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

ごみの出し方についても、みなさんにお願いをするということもやっていきたいと思う。

(米山英二会長)

40年前からごみ減量をやっているということを最近知った。努力はしていると思うが、自分自身もごみ問題は気にしているが、私ですら聞いたのは最近。急に有料にするのかと、過去の努力が市民に見えていない。一生懸命やってますよと言うかもしれないが、ちょっとやり方が、机の上の計算でやっていたと思う。

有料化にはあえて反対はしない。けれども、燃えるごみでティッシュの箱やトイレットペーパーの芯が入ってる。関心のある人は人のも気になる。そうでない人は、入れていいんだとまねする。唐突に有料化するという意識が市民の中にはまだまだ強いと思う。その辺をうまい形でお願いしたい。

(ごみ減量推進課 鈴木浩之課長)

見せ方、伝え方について、昔とは違う状況もあるので、いろいろと工夫しながら皆さんに伝えていきたいと思っている。

(2)地域課題について

交通安全委員会

<交通安全委員会・馬塚委員長から委員会活動、交通事故日報について報告>

(馬塚繁光委員)

交通日報より、昨年一年間の累計を見ると、事故件数が+2で残念ながら増えた。死者は-2で減った。事故件数が増えた関係で、けが人の数もプラスに転じている。事故の類型別を見ると、相変わらず第1位が追突、第2位が出会い頭で、東区はこの2つで全体の7割を占めている。毎年のことだが、これを訴えていくしかない。また、昨年、高齢者が一人亡くなっているので、こちらもやっていきたい。

地域防災委員会

<地域防災委員会・小野委員長から委員会活動について報告>

(小野敏彦委員)

第4回の委員会を、1月13日に東区役所で開催した。防災パンフレット作成に向けて、意見を出し合いながら製作中。次回の委員会は、2月24日に開催する。

地域福祉委員会

<地域福祉委員会・清水委員長から委員会活動について報告>

(清水猶委員)

今月の委員会の実施はなかった。次回の委員会は、2月16日に開催する。

4.その他

(1)各課からの連絡

<東区・健康づくり課 枝村課長から「お散歩&ウォーキングマップ」について>

<東区・区民生活課 袴田課長から「令和4年浜松市成人式の開催報告」について>

(2)2月、3月の開催予定

<司会から今後の区協議会の日程を報告>

令和3年度第10回東区協議会

2月28日(月曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 31、32会議室

令和3年度第11回東区協議会

3月25日(金曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 31、32会議室

5.閉会

(米山英二会長)
以上で、令和3年度第9回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和4年1月31日

署名委員:石津幸子委員、小野敏彦委員

 

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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