緊急情報
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更新日:2023年2月24日
3.議事
(1)協議事項について
東区協議会新委員推薦案について
(2)地域課題について
4.連絡事項
(1)遠鉄バス路線退出の申出
(2)各課からの連絡
(3)次回以降の開催予定
5.委員からの発信
6.閉会
<事務局から3点のアナウンス>
(1)今回の会議が過半数の出席により成立したことを報告
(2)事前配付の議事資料の確認
(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い
(米山英二会長)
あけましておめでとうございます。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザが流行する中、10年に一度と言われる寒波が襲来している。厳しい状況ではあるが、委員の皆さんは健康管理がしっかりできているようで、皆さんの元気なお顔を見ることができ、大変うれしく思う。
本日の協議事項には令和5年度からの新委員についての案件があるが、このメンバーでの東区協議会は、今日を含めて残り3回である。心を新たに、活発な議論となるようお願い申し上げる。
ただいまから令和4年度第9回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員には、神谷幹生委員と河合よしの委員を指名する。
(米山英二会長)
浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例施行規則第4条第4項の規定により、区協議会委員は、自己の推薦に関する事項について、その議事に加わることができないため、馬塚委員と山田委員は、事務局の案内に従い別室へ移動していただく。
<馬塚委員及び山田委員が会場から別室へ移動>
<東区・区振興課から説明>
(質疑なし)
(米山英二会長)
事務局は、馬塚委員と山田委員を案内していただきたい。
<馬塚委員及び山田委員が別室から会場へ移動>
<交通安全委員会から事故日報の解説>
(質疑なし)
<地域防災委員会から第5回活動報告>
(質疑なし)
<東区・区振興課から概要の報告>
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
この度、遠州鉄道株式会社が運営する市内の路線バスの一部路線において、退出の申出があり、今年の10月から退出する意向が示された。東区内を通る複数の路線が対象となることから、現在の状況と今後の対応について、遠州鉄道株式会社運輸事業部からご説明いただく時間を設けさせていただいた。
<遠州鉄道株式会社/運輸事業部から説明>
・退出予定のスケジュール
令和5年3月静岡県に申出
令和5年10月路線退出予定
・退出予定路線の概要
路線・系統名 |
早出さぎの宮線 (さぎの宮系統) |
蒲小沢渡線 (さぎの宮系統) |
蒲小沢渡線 (東高系統) |
|
現在の 運行状況 |
平日 |
3便/日 |
4往復/日 |
1.5往復/日 |
土日祝 |
2便/日 |
1往復/日 |
運行なし |
|
退出予定区間 |
バス停 |
小池南 ~ 笠井本町 |
イオンモール浜松市野 ~ 笠井本町 |
市野上 ~ 笠井本町 |
距離 |
6.6km程度 |
5.9km程度 |
4.4km程度 |
(原利夫委員)
上りでは笠井上町のバス停から出発していると思うが、退出予定区間のみ停車せず、バス自体は運行されるということか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
そのとおりである。イオンモール浜松市野から浜松駅については相当数の乗車人数が維持されているため、減便の可能性はあるが、現時点では完全に廃止するという考えはない。
(原利夫委員)
その退出予定区間を飛ばして運行するということか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
日中の運行のために、バスを浜松東営業所(笠井上町)から浜松駅まで動かす必要があるため、朝は笠井上町から笠井街道を通って浜松駅まで動かし、日中は浜松駅からイオンモール浜松市野までを結ぶような想定である。
(米山英二会長)
民間企業としては、利益追求を追求し、常に先を見通して経営を考えていることと思う。しかし、経営状況が赤字だからやめるしかないと判断したならば、迅速にそのことを公表するべきだったのではないか。このことを私が知ったのは、昨年の12月だった。地域で相談し、対応策を考える時間を我々に与えることはできなかったのか。
浜松市の場合、公共交通は遠州鉄道の独占状態だから、遠州鉄道がやめてしまえば、その地域はどうにもできない。例えば、スーパーや不動産など遠州鉄道が展開する他の事業に補填してもらうような企業努力をしてでも路線バスを維持する、「地域のために」という使命感はないのか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
我々も浜松で生まれ育ち、このようなことになるのは非常に心苦しいが、すでに他の事業からの援助を受けており、それでも立ち行かない状況である。正直なところ、遠鉄グループのお荷物になっているのが現状である。
今後の対応策は、行政と地元で相談していただくことになる。今年の9月末までは運行するので、協議の時間はまだ残されていると思う。
他の市や地域で路線バスが廃止されるというニュースは毎年あり、バスの利用が減っている状況はご存じだったと思う。それでも利用数は減少しつづけている。苦渋の選択であるとご理解いただきたい。
(米山英二会長)
説明を聞く限り、路線バスは減少・廃止の方向に進んでいるのは確かである。委員の皆さんは、自分の地域で、自分が年を取ったときにはどうなっているだろうかと考えていただき、何かアイデアを出していただきたい。
(小池太江子委員)
タクシーと融合させて、朝夕のラッシュ時の需要に応じて運行することはできないだろうか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
物理的には可能だが、民間の事業として維持することは難しい。少人数用の車両の購入・維持には、結局それなりのコストがかかる。
(清水猶委員)
例えば、遠鉄電車の駅につながるような利用数が見込める新路線の開拓など、退出の意向を決定する前に代替案の検討は行われたか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
東西方向の路線がないことについては、よくご意見をいただいている。循環型の路線をいくつか運営していたが、浜松駅発着路線と比べて利用数が伸びず、路線の維持が経営的に困難であったことから、一部を残してほとんどが廃止された。新しい路線を引くことで、必ず新規利用は発生する。一定の利用は見込めるが、収支が釣り合う可能性は低い。やってみなければわからないとお叱りを受けるが、今の我々には新しいことに挑戦する力がない状況である。
(清水猶委員)
夕方に浜松東営業所を出発し、乗客を乗せることなく三立製菓まで行き、そこからまたどこかへ行く路線バスを見かける。あれはどういう路線なのか。また、会社との提携などによって運行されているのか、差し支えなければ教えていただきたい。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
三立製菓発の路線が存在する。従業員の方々に定期券を購入していただいていたり、企業からの助成を受けたりして存続している。このような路線は他にもある。
(山田俊明委員)
私も個人事業主なので、経営についてのお話は痛いほどよくわかる。特にここ数年の世間の状況から察するに、乾いた雑巾を絞るような効率化に取り組まれ、その結果として退出の申出に行き着いてしまったのだと思う。ただ、公共交通という事業の特性から、市に助成を申請するような動きにはならなかったのだろうか。
(遠州鉄道株式会社/運輸事業部)
国や県の補助を受けている路線は存在している。旧浜松市の区域を通る路線では、現在、助成を受けているものはない。今後の協議の中で、市からの助成を視野に入れて代替案を模索する可能性はあると考えている。ただし、税金で補助してもらって空のバスを走らせることはやってはいけないと考えているため、それなりのご利用が見込めることが前提である。
(米山英二会長)
それについては、行政と我々とで話し合わなければいけない。
<東区選挙管理委員会事務局から第20回統一地方選挙における期日前立会人のお願いについて連絡>
(質疑なし)
<東区・区民生活課から令和5年浜松市はたちの集いの開催報告について連絡>
(質疑なし)
<事務局から今後の区協議会の日程を報告>
令和4年度第10回東区協議会
2月22日(水曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室
令和4年度第11回東区協議会
3月24日(金曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室
(時間の都合上、省略)
(米山英二会長)
以上で、令和4年度第9回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
令和5年1月25日
署名委員:神谷幹生、河合よしの
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