緊急情報
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更新日:2023年2月2日
3.議事
(1)協議事項について
ア.浜松市旅館業法施行条例及び浜松市公衆浴場法施行条例の一部改正(案)のパブリック・コメントの実施について
イ.令和4年度東区地域力向上事業(助成事業)の提案について
(2)答申事項について
区再編時の組織・区及び区協議会の設置等に関する条例改正の骨子について
(3)地域課題について
4.連絡事項
(1)東区市民活動表彰区長賞受賞団体の活動報告
(2)各課からの連絡
(3)次回以降の開催予定
5.委員からの発信
6.閉会
<事務局から3点のアナウンス>
(1)今回の会議が過半数の出席により成立したことを報告
(2)事前配付の議事資料の確認
(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い
(米山英二会長)
令和4年度第8回、今年最後の協議会である。意見を活発に出し合い、令和4年を締めくくっていただきたい。
これより令和4年度第8回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員は、石津幸子委員と小野敏彦委員にお願いする。
<生活衛生課から説明>
(山田俊明委員)
事業の概要の欄に目的として、「公衆浴場における混浴に関するトラブルを防止」と記載されているが、トラブルの具体例を教えていただきたい。
(生活衛生課/中野哲志課長補佐)
令和3年度及び令和4年度の浜松市においては、令和4年12月21日現在、トラブルとして報告を受けた事例はないが、令和2年度に2件の相談をいただいている。2件の内訳は、混浴制限年齢の引き上げと引き下げへの要望が1件ずつであった。
(石津幸子委員)
「7歳以上」というのは小学1年生の児童から該当するが、この場合、「男児とシングルマザー」や「女児とシングルファーザー」の家庭の方が混浴を利用することに支障が生じるのではないか。番頭のように監視をする人がいればよいが、小学校低学年の児童が1人で公衆浴場を利用するのは、誘拐等の事件発生が予期され、危険があるように感じる。
(生活衛生課/中野哲志課長補佐)
混浴制限年齢は、家族風呂等の貸切風呂には適用されないため、懸念がある家庭では、貸切風呂の利用を検討していただきたい。監視については、施設の運用によるところとなる。
<東区・区振興課から説明>
(石津幸子委員)
本日、浜松市公式LINEからのメッセージがあり、家具転倒防止事業についての案内が記載されていた。助成事業No.1の「家具転倒防止推進事業」の提案内容にあるものとこのメッセージで紹介されているものは同じものか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
ご指摘のとおり同じ事業である。家具転倒防止事業は従来からある補助事業であり、地域力向上事業としてご提案いただいているのは、家具転倒防止事業の普及を図るとともに、災害時の困りごとの調査等を行い、東区内の防災・減災意識の向上を目指すものである。
(清水猶委員)
助成事業No.1の「家具転倒防止推進事業」について、事業の目的では「東区内の」と謳っているが、活動場所としては「和田地区・中ノ町地区(天竜中学校区)・長上地区(与進中学校区)」と限定されている。家具転倒防止というのは東区や活動場所に挙げられた地域だけの問題ではなく、全国的な問題であると認識している。助成事業No.2の「有玉西町高齢者等地域の居場所作り事業」の事業の目的とされる高齢者等の交流の場というのも、東区や積志地区に限られた課題ではない。地域力向上事業としての提案を受けなければ、この課題に取り組むことはできないのか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
各事業が目的としている課題が東区限定のものではないことについては承知している。地域力向上事業は、行政と市民団体が同一の目的をもって地域課題の解決等に取り組むものである。行政とは別の方向から課題解決に取り組みたいという提案をいただいた場合は、積極的に支援していく。
(鈴木祐一委員)
私の地元の天王町東では、以前、公会堂に「憩いの家」という看板をつけてシニアが顔を合わせる場を設け、これに対して助成金を交付されたという話を聞いている。助成事業No.2の提案にある地域では、この助成を受けていないのだろうか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
過去の取り組みは地域によって様々であると思うが、今回の地域では、現在の大きな課題として意識されている。地域の活性化は地域力の向上につながるため、事業の支援を行う。
(松本久和委員)
私の単位自治会でも空き家がいくつか存在しているが、耐震性や立地などの観点から、地域の交流の場としては適していないものが大半である。助成事業No.2で活用予定の空き家は、それらの問題点はないということか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
今回活用予定の空き家は、比較的築年数の浅い物件を譲り受けたということで、耐震性等の問題はないと把握している。
(清水猶委員)
家具転倒防止事業について、いろいろな場面で啓発を目にするということは、申請件数が伸びていないということか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
事業の対象が高齢者や障がい者のみの世帯に限られるため、全市民が対象の事業に比べて普及していない。潜在的な対象者の掘り起こしを強化する目的で、積極的な広報に取り組んでいただく。
(米山英二会長)
高齢者や障がい者の世帯は回覧も見ていない場合が多く、行政の広報がなかなか届かないというのが現状である。おむすびの会は和田地区の防災士の方が中心となっていて、事業の立ち上げは地元で活動し、軌道に乗ったら市内全域に展開したいようである。自治会としては、個人情報の取り扱いには十分に注意するよう依頼している。
地域の居場所づくりというのも非常に深刻な問題である。私の町で公会堂を開放し、自由に利用するように促しても、なかなか人は集まらない。また、集まったなかで悩み事や困りごとを引き出そうとしても、1回くらいでは出てこない。これには回数を重ねることが必要である。私の単位町としても試行段階である。
今回提案のあった2つの事業について、委員の皆さんの反対はないということでよろしいか。
(委員からの同意)
<東区・区振興課から説明>
(質疑なし)
<交通安全委員会から事故日報の解説と第3回活動報告>
(質疑なし)
<地域防災委員会から第4回活動報告>
(質疑なし)
<東区・長寿保険課から団体の紹介>
<NPO法人ほっとすーるから活動内容を報告>
(鈴木康弘委員)
入会金2,000円で会員になれるのか。
(NPO法人ほっとすーる)
年会費2,000円としているため、1年ごとに2,000円をいただく。
現在、60~70人くらいの会員がおり、60歳代から70歳代の12人の会員が支援を行っている。自動車を運転するので、80歳代は支援員として活動していない。
(米山英二会長)
支援をしてもらう会員の年会費が2,000円ということか。
(NPO法人ほっとすーる)
支援する側とされる側一律2,000円である。
(米山英二会長)
利用料1時間1,300円というのは、支援を依頼する側が支払うのか。
(NPO法人ほっとすーる)
そのとおりである。例えば、4人世帯の家への支援を依頼する場合、4人のうち1人が会員となれば、支援を受けることができる。
(米山英二会長)
支援する側に支払われる報酬はあるのか。
(NPO法人ほっとすーる)
1時間900円と別途500円の交通費を支給している。
(河合よしの委員)
買い物への同行をする場合、移動には支援員の自家用車を使用するのか。
(NPO法人ほっとすーる)
介護保険のヘルパーと同様の運用としているため、利用者の移動に同行する場合は、タクシーを利用する。支援員だけで買い物をする場合は、支援員の自家用車を使用している。
(清水猶委員)
10年の活動実績があるということだが、今までにどんな困りごとがあったか。
(NPO法人ほっとすーる)
草取り支援をした際に、浜松市の収集センターに持ち込むことができないことに苦労している。収集センターは市民個人のごみの持ち込みのみに対応していて、事業所として持ち込むと受け付けてもらえない。そのため、ヤードウエスト浜松という業者に有料で処理していただいている。長寿保険課から環境部に要望を伝えていただいたが、なかなか難しいようである。
(清水猶委員)
運営上ではなく、支援される人と支援する人の間でのトラブルはあったか。
(NPO法人ほっとすーる)
最近では、物取られ妄想のある認知症の利用者の自宅に予約時間に訪問した際、同時に警察も介入しているトラブルの最中であったため、支援が困難となって撤退したことがある。後見人制度を利用していない認知症利用者とのトラブルが若干ある。
(清水猶委員)
支援される利用者が60~70人で、支援員が12人とのことだが、その人員で全ての依頼をこなすことができるのか。
(NPO法人ほっとすーる)
利用者の全数は60~70人だが、毎月の依頼件数は25~30件程度である。
大掃除の窓ふきだけの依頼のように、1年に1回だけの利用でも利用者として計上している。
(清水猶委員)
笠井地区でも、法人という形式ではないが、家事支援グループを立ち上げて同様の活動を開始したいと考えている。現在、支援ボランティアとして20人程度が手を挙げてくれているが、実稼働には人員が足りないのではないかと思い、始められないでいた。本日伺った内容は、とても参考になった。
(NPO法人ほっとすーる)
細かいところまではなかなか手が届いていないと感じている。支援を必要としている人に、関わってくれる家族や親戚などがいれば、このようなサービスも必要ないと考えている。また、包括支援センターや居宅介護支援事業所と連携し、可能な限り介護保険制度を活用していただきただくようにしている。これらからあふれた地域の要望を受け入れるという活動である。
(鈴木祐一委員)
長上の社会福祉協議会でも、同様の活動をしている。そのなかで一番過酷なのは真夏の草取りである。
支援員は1時間あたり900円もらえるとのことだが、労働契約に基づくものではないので、昔からの流れでその金額になっているのかなと想像している。今年の10月から、静岡県の最低賃金は944円となったが、支援員から報酬の金額についての意見は出ていないのか。
(NPO法人ほっとすーる)
現在のところ意見は出ていないが、最低賃金は毎年意識しているところである。
草取りについては、支援員の体調に支障をきたさない範囲で行っている。
<東区・区民生活課から令和5年浜松市はたちの集いの開催について連絡>
(質疑なし)
<東区・健康づくり課からヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」について連絡>
(質疑なし)
<事務局から今後の区協議会の日程を報告>
令和4年度第9回東区協議会
1月25日(水曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室
令和4年度第10回東区協議会
2月22日(水曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室
(山田俊明委員)
レインボー浜名湖での交通安全委員会で、たすき状の反射材の有効性について確認した。夕暮れ時に歩く際、たすき状の反射材をかけてみると、ほとんどの自動車の運転手が自分の存在に気づいてくれたように思うが、気づかない運転手もいた。そこで、反射材とあわせていただいた懐中電灯を手に持って振るようにしたところ、かなり手前で自分に気づいてくれるようになったと感じた。夕暮れ時に歩行する場合は、ぜひ懐中電灯を手に持っていただきたい。
(村松信子委員)
昨日、委嘱状を渡され、12月からの民生委員の任期が始まったところである。改選にあたって、「民生委員=大変」という印象が強いため、自治会では人選に非常にご苦労されたことと思う。
私の地区の定例会で出た話を紹介したい。ある亡くなった方は身寄りがなく、民生委員の名前と印鑑がなければ火葬できないと言われた。民生委員の事務の中にこのような「証明事務」というものがある。その民生委員は、火葬の証明事務は大変なことで、そのような重責は果たすことはできないと断りつづけたという。すると、「サインはしなくていいから、名前だけ使用させてほしい。」と言われ、おそらく名前を使用されたとのことであった。私の地区の民生委員は半数が新任で、この話を聞き、「そんなに大変なことまでしなくてはならないのか。」と言っていた。
民生委員の活動範囲が広くなっていることが、「民生委員=大変」というイメージを強くしているように感じる。行政のどこかで受けてもらわないと、全て民生委員の方に流れてきてしまう。
(東区・社会福祉課/鈴木誠隆課長)
本来であれば、火葬届は親族等により署名していただくが、村松委員が紹介した事例のように、身寄りが全くない場合、福祉事務所長名の署名で届出をすることが可能なため、身寄りがない方の火葬に民生委員の名前が必要というわけではない。市としても、民生委員の方々に過大な責任を負わせる意図はないので、お困りの場合には市にご相談いただきたい。
(鈴木祐一委員)
私も以前民生委員を務めていた。あるとき、籍を入れていない事実婚の家庭から児童手当の支給に民生委員の署名が必要と言われ、初対面であったが、素直にサインした。また別のあるとき、生活保護受給者が万引きをし、身元引受人になるようにと長上の交番から電話があった。私が身元引受人にならないと、この方は逮捕され、身柄が拘束されると言うので、了承した。
(米山英二会長)
以上で、令和4年度第8回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
令和4年12月21日
署名委員:石津幸子、小野敏彦
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