緊急情報
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更新日:2024年1月1日
<司会から3点のアナウンス>
(1)今回の会議が過半数の出席により成立したことを報告
(2)事前配付の議事資料の確認
(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い
(米山英二会長)
今年度3回目の協議会である。
最近は暑さや新型コロナウイルス感染症だけでなく、大雨にも見舞われている。このような過酷な環境のなか、委員の皆さんは本日も出席していただき感謝申し上げる。
これより令和4年度第3回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員は、鈴木康弘委員と鈴木祐一委員にお願いする。
<東区・区振興課から令和4年度東区市民活動表彰について説明>
(鈴木康弘委員)
私は、今回推薦されている団体の所在地と同じ町内に住んでいるが、その前を通ると笑い声が聞こえ、活発な活動をしている団体という印象を持っている。今年度の東区市民活動表彰について、協議会としてぜひ同意をいただきたい。
(松本久和委員)
この団体及びその活動について、今回初めて知った。議事資料によると、介護施設の元職員15人で活動を開始したようであるが、現在も発足時のメンバーで活動しているのか。
(鈴木康弘委員)
最近の動向の詳細は把握していないが、おそらくそのとおりである。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
議事資料「東区長賞選考資料」には、現在の団体員数は14人とある。この14人は、発足時のメンバーである。
(松本久和委員)
つまり、団体員の平均年齢はかなり高齢で、「元気な高齢者」による高齢者支援という状況だろうか。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
松本委員のご指摘のとおりである。同資料の「この活動について更に発展させたいこと」の欄の記載にも、団体員の高齢化への認識が示されており、若手人材の確保と後継者の育成による事業継承を今後の課題とされている。
(松本久和委員)
今回の推薦団体の活動について、私は大賛成であり、応援したいと思う。
また、笠井地区においても、高齢者支援ボランティアの団体を今年度のうちに立ち上げようと活動しているところである。この団体の活動について、詳しく教えていただく機会を設けていただきたい。
(東区・区振興課/佐藤宏明課長)
この団体からの活動内容等の説明の機会はおそらくあると思うので、ぜひ活用していただきたい。
<交通安全委員会から交通事故日報について解説>
(馬塚繁光委員長)
「浜松東署管内の交通事故日報」の「3市区町別」から東区の状況を見ると、発生件数及び傷者はともに減少傾向にある。ただし、「7事故類型別件数」を見ると、「追突」と「出会い頭」の合計で全体の7割となり、この2種類の割合の高さは相変わらずである。「8各種事故別」の「高齢運転」が前年比+22となっており、高齢者が事故の当事者となるケースが増えている。また、「自二車」の項目が前年比+25となっており、前回の協議会で話題になったように、自動二輪車の事故が増加していることがわかる。
次回の交通安全委員会は8月16日に開催し、交通事故の現状や高齢者に対する安全啓発活動、特に敬老会に配布するチラシについて協議する。
<地域防災委員会から活動報告>
(小野敏彦委員長)
6月29日、令和4年度第2回の委員会活動として、鈴木三雄委員による災害ボランティアとしての活動事例をもとにした講話を行った。多くの東区協議会委員にご参加いただき感謝申し上げる。
次回の地域防災委員会は8月17日に開催し、マンホールトイレの設置訓練を計画している。
<東区・社会福祉課から浜松市のヤングケアラーの実態について連絡>
(東区・社会福祉課/鈴木誠隆課長)
まず、ヤングケアラーとは、「本来、大人が担うべき家事及び家族の世話等を日常的に行う18歳未満の子ども」と定義されている。社会通念上「家の手伝い」とされる範囲を超え、年齢や成長の程度に見合わない大きな負担となり、必要な教育機会や睡眠時間を得られないことなどにより、子ども自身の心やからだに影響を及ぼし、社会問題となっている。
浜松市では、昨年11月から今年2月にかけて県が小学校5・6年生、全中学生及び高校生を対象に行ったアンケート調査から、浜松市の児童・生徒のデータ提供を受け、状況把握に努めている。浜松市全体の回答数は53,101で、このうち、「ケアをしている」との回答は2,417人で全体の4.6%、さらにその中で「ケアをすることをきついと感じますか」という設問に対し「特にきつさは感じていない」と回答した児童・生徒が74%であった。アンケート全体の傾向は、おおむね県全体と同様である。
昨年度末、教育・福祉・介護・医療等の関係課で構成するヤングケアラーに関する庁内連絡会を立ち上げ、関係部署との情報共有を図り、支援体制や連携のあり方についての検討を始めている。今年度は、ヤングケアラーの発見や支援策に係る研修会を実施する。また、広報はままつへのヤングケアラーの特集記事の掲載を予定しており、相談窓口を周知する。
東区の相談窓口は社会福祉課となるが、今のところ、ヤングケアラーについての相談が寄せられたことはない。ヤングケアラーという社会問題の認知度が上昇するにつれ、地域や学校等から相談が寄せられると想定している。そのときは、適切な支援を行っていきたい。
(清水猶委員)
詳しく調べていただき感謝申し上げる。7月28日の中日新聞には、県と市町が初の担当者会議を開催したと掲載されている。ただ、会議の具体的内容は書かれていないので、
もしわかれば教えていただきたい。
(東区・社会福祉課/鈴木誠隆課長)
区の担当は参加していないため、その内容については現在把握できていない。内容について、本庁子育て支援課に確認し、改めてご報告したい。
(米山英二会長)
非常に大事なことであるから、相談を待つ姿勢ではなく、積極的に問題解決にあたっていただきたい。
<東区選挙管理委員会事務局から「第26回参議院議員通常選挙における期日前投票所立会人」のお礼について連絡>
(質疑なし)
<東区・区振興課から区名候補募集チラシの配布及び補足について連絡>
(質疑なし)
<司会から今後の区協議会の日程を報告>
令和4年度第4回東区協議会
8月26日(金曜日)午後1時30分~/会場:東区役所31、32会議室
令和4年度第5回東区協議会
9月26日(月曜日)午後1時30分~/会場:東区役所31、32会議室
(米山英二会長)
今回も委員からの発信の時間を設ける。積極的に発言してほしい。
(鈴木康弘委員)
自分の関知しないうちに、選挙関係のポスターが貼られていた。勝手に剥がしても構わないか。
(東区選挙管理委員会事務局/佐藤宏明事務局長)
ポスターにも種類があり、選挙運動に使用できるものは公設のポスター掲示場に貼り、政治活動のポスターであるとまた取扱いが異なる。貼られたポスターが適当か否かを判断することが難しい場合もあり、勝手に剥がすことが法律違反となることもある。剥がす前に選挙管理委員会事務局にご一報いただきたい。
(鈴木康弘委員)
後援会としてのポスターの場合はどうか。
(東区選挙管理委員会事務局/佐藤宏明事務局長)
一般的には、選挙期間に貼ることができるのは、公設の選挙ポスターの掲示場所のみである。それ以外の場所に掲示されている場合は、違反となる可能性が高い。しかし、現物を見なければ判断が難しいため、まずはご一報いただくようお願い申し上げる。
(鈴木祐一委員)
近所の川にあるおそらく公設の柵に、もう20年以上貼られているポスターがある。これはどうだろうかと思っているところである。
(東区選挙管理委員会事務局/佐藤宏明事務局長)
行政の管理する構造物に選挙関係のポスターを貼ることは、法律違反である。
(鈴木祐一委員)
写真を撮ってお持ちしたい。
(米山英二会長)
いつの間にか貼られたポスターはいろいろな場所で散見されるが、佐藤事務局長の言うように、勝手に剥がすと法律違反になるかもしれないので、可能ならば現場を撮影し、選挙管理委員会事務局に持って行くようお願い申し上げる。
(山田俊明委員)
最近、家庭ごみ有料化のチラシが届いた。読んでみると、「他市でもやっているから、浜松市でもやります」という内容のような印象を受けた。失礼ながら、これでは安直ではないかと思った。チラシでは、家庭ごみ有料化を回避する検討については触れられておらず、家庭ごみ有料化はいつか実施される確定事項というニュアンスであった。
ごみの分別が進んでいないとのことだが、可燃ごみ等の地域の集積所で雑がみも回収するようにしてはどうか。また、再利用やリサイクルが可能な資源が不燃ごみとして出されていることが多く、きちんと分別すれば1週間で約45,000円の利益を出すことができるという話を、廃品回収業を営んでいた方から伺った。回収した雑がみを業者に渡すことになると思うが、その際に出た利益をごみ処理費用に充てるなどして、家庭ごみ有料化を回避する方策を立てることは検討したのだろうか。
(小池太江子委員)
中ノ町地区では随分前から、新聞紙や雑がみ、ダンボール、衣類、アルミ缶などの回収ボックスを設置し、その利益は子ども会の費用に充てるなどしている。
(米山英二会長)
和田地区でも、月に1回資源物回収を行うが、ダンボールや新聞紙は民間の回収ボックスに持って行く人が多い。
また、有料化に大賛成という訳ではないが、市民の責任というのもあると考えている。十数年前から、行政はごみの分別を言っていたが、各家庭での分別は進まなかった。依然として、可燃ごみとして集積所に出されたごみ袋の中には、トイレットペーパーの芯やティッシュペーパーの空き箱がたくさん入っている。確かに、行政が当初から厳しく言うべきだったのかもしれないが、10年以上も言われつづければ、市民の反応ももう少しあってもよかったのではないか。
ただし、チラシの書きぶりについては、私も山田委員と同意見である。同じ政令市であっても財政状況は様々であるから、他と比べるのではなく浜松市の状況を説明するべき。「浜松市が家庭ごみ有料化を行う理由」を明らかにした宣伝がなされていないことを残念に思う。
(石津幸子委員)
山田委員の発言内容と似たようなことを前回発言した。その際、所管課に意見を伝えると言っていただいた。その回答を待っているところである。
(東区・区民生活課/笹川秀幸課長)
前回、石津委員からご意見をいただいた雑がみの回収方法について、所管課に報告したところ、現在検討中であるとのことだった。
実現には複数の課題があり、それらを1つずつ解決に向けて取り組んでいるとのことで、わかりやすい例としては、雑がみの材質が天候の影響を受けやすいことが挙げられた。
(小池太江子委員)
家庭から出た木の枝は焼却されているのだろうか。
(山田俊明委員)
業者がチップにしていると思う。
(東区/藤田晴康区長)
山田委員のご指摘のとおりである。束ねて清掃工場に持ち込むとチップにされるシステムとなっている。ごみが有料化となったとしても、これについては変わらないと認識している。使用済み小型家電については、本庁や区役所、協働センターに回収ボックスを設置し、リサイクルされるようになっている。
また、家庭ごみ有料化は決定したわけではなく、現在意見を募集している段階にある。
(鈴木祐一委員)
掛川市や袋井市においてもごみについて議論されており、ごみ削減のために努力しているような話を聞く。自治体間で担当者を派遣しあったりノウハウを共有したりといった交流はなされているか。
(東区/藤田晴康区長)
職員の派遣は行っていない。他都市での優良事例の導入は進められているが、そのまま適用できるものばかりではない。
例えば、生ごみ処理のコンポスト容器の配布は、浜松市でも実施している。
(河合洋子副会長)
新型コロナウイルスの感染者がとても多くなっており、関心を寄せている。
私は浜松市のふれあい交流センター竜西で活動することがあるが、職員には不織布マスク着用をするように言われており、利用者にはそのようには言われておらず、マスク着用の推奨にとどめているようである。そのせいか、マスクを着用していない利用者を見かける。
浜松市として、新型コロナウイルスへの対策の最新情報は何かあるか。
(東区・健康づくり課/枝村賢美課長)
感染対策について、今後変更があるような情報は把握していない。市長からのメッセージにもあったように、今までの基本的な感染対策を継続するようお願い申し上げる。
(河合洋子副会長)
マスク着用については、マナーとしてお願いするしかないという理解でよいか。
(東区・健康づくり課/枝村賢美課長)
現状ではご指摘のとおりである。
(河合洋子副会長)
例えば町内のお祭りでは、町内の取り決めとして運用を定めるのは構わないか。
(東区・健康づくり課/枝村賢美課長)
現状、本市においても、国や県に準じた対応としている。それらをもとにご判断いただきたい。
(河合洋子副会長)
以上で、令和4年度第3回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
令和4年7月29日
署名委員:齋藤宣男、鈴木三雄
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