緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2024年4月1日

浜松市道路施設ユニバーサルデザイン指針32

2 道路施設ユニバーサルデザイン指針策定

(2)対象施設・項目 7)その他 踏切道

○基本的な考え方

視覚障がい者が踏切道を通行する際、単路部と踏切道を誤認することが重大な事故につながるおそれがあるため、踏切道の存在を認識し安全に通行できるよう、視覚障害者誘導用ブロック及び踏切道内誘導表示を設けます。

○整備指針

(1)種類は以下とする。

  • 視覚障害者誘導用ブロック 歩道等及び自転車歩行者専用道路等の踏切道手前部に、点状ブロックによる踏切道の注意喚起を行うとともに、線状ブロックを、歩道等及び自転車歩行者専用道路等の単路部から連続して設置する。
  • 踏切道内誘導表示 踏切道内の一方の遮断かんから他方の遮断かんまでの区間には、視覚障がい者が車道や線路に誤って侵入することを防ぐ(直進性)とともに踏切道の外にいると誤認することを回避(識別性)するために用いる。

(2)形状・寸法は以下とする。

  • 視覚障害者用誘導用ブロック <誘導ブロック>に従うものとする。
  • 踏切道内誘導表示 以下に構造図と寸法表を示す。

歩道等及び自転車歩行者専用道路等の幅員が概ね2m以上の場合

幅員が概ね2m以上の場合

記号 項目 寸法(mm)
l1 線状突起の底面長 l2+10
l2 線状突起の上面長 270以上
l3

点状突起の中心間距離(歩行方向)

75
w1 着色範囲(黄色) 75
w2 着色範囲(白) 320
d1

線状突起と最外列の点状突起の中心間距離

100
d2 点状突起の中心間距離(歩行方向の直角方向) 26
a1 点状突起の底面経 23
a2 点状突起の上面径 6
b1 線状突起の底面幅 b2+10
b2 線状突起の上面幅 17
h 突起の高さ 5

 

歩道等及び自転車歩行者専用道路等の幅員が概ね2m未満の場合

幅員が概ね2m未満の場合

記号 項目 寸法(mm)
l1 線状突起の底面長 l2+10
l2 線状突起の上面長 270以上
w1 着色範囲(黄色) 150以上
d1 線状突起の中心間距離 75
b1 線状突起の底面幅 b2+10
b2 線状突起の上面幅 17
h 突起の高さ 5


(3)材質・色彩は以下とする。

  • 十分な強度を有し、滑りにくく、耐久性、耐摩擦性に優れたものを使用する。
  • 視覚障害者誘導用ブロックについては<誘導ブロック>に従うものとする。
  • 踏切道内誘導表示の色彩は構造図・寸法表に示す内容を標準とする。

 

○整備水準

  • 市全域で推奨し、原則として重点整備地区で適用する。※整備箇所の選定にあたっては、地域ニーズを把握したうえで視覚障害者団体等と十分に協議する。

○整備事例

幅員が概ね2m以上の場合の設置例

幅員が概ね2m未満の場合の設置例

←前のページへ戻る目次次のページへ進む→

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所土木部道路企画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2232

ファクス番号:050-3737-0045

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?