トップ > 【第2期】令和2年度採択プロジェクト紹介
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浜松市実証実験サポート事業では、令和2年度に、次の7社を第2期の支援先として採択しました。
浜松市における65歳以上の人口は、223,078人(2021年4月1日時点)となり、浜松市総人口に占める割合は28%弱と、市単独でも超高齢社会(21%以上がその定義)化が進んでいる。本実証プロジェクトにおいては、動画を通じたマルチモーダルケア技法の学習とその実践を通じて、家族介護者における負担軽減を科学的に実証することを目的とする。マルチモーダルケア技法としては、近年注目を集める、フランス発祥の技法「ユマニチュード」を採用し、その動画コンテンツが視聴可能なiPhone/iPadアプリ「CareWiz 家族支援」を通じて、学習・実践の機会を提供する。
バーチャル動物園コンテンツを通じて、外出が困難な子どもたちに動物とのふれあいを疑似体験してもらうプロジェクト。フェーズ1では浜松市動物園へのヒアリング等を通じて在籍するユニークな動物たちをVRで質高く再現し、実寸大の動物たちを飼育員視点でなでたり、餌をあげることで特有のリアクションを視覚体験できるコンテンツを開発する。続いてフェーズ2では、フェーズ1で開発したコンテンツを子どもたちにモニター体験してもらい、体験を通じた子どもの心の動きを定量/定性的に計測するとともに、VR コンテンツの体験が「いのち」の大切さへの理解や癒しを与える効果について分析する。
人工透析導入予防を目的とした、人工透析に至る前段階の腎機能が低下している方に対する行動変容・生活習慣改善サポートを行うプログラムである。プログラム完遂率、摂取食塩量減少率、肥満がある場合の体重減少率、タンパク尿変化率をアウトカムとして設定。オンラインでのプログラムが完遂できるのか、腎臓病を進行させる増悪因子に過剰な食塩摂取があるため食塩摂取量を減らせるのか、生活習慣病の増悪因子である肥満の場合の体重減少ができるのか、医療機関の協力を得て腎機能の指標であるタンパク尿が減少できるのかを総合的に検証する。
介護業界では2035年に80万人弱の人材不足に直面し、適切な介護サービスを受けられない高齢者の増加が大きな社会問題になっている。浜松市においても2025年に介護人材が2000人弱不足すると推測されており、昨今では新型コロナウイルスの影響で突発的な人材不足も増加している状況。本実証実験を通して、「カイスケ」によって固定では就業困難な介護有資格者や、副業希望のある介護有資格者の働く機会を創造し、本課題解決の一助になることを検証する。
市区町村が提供するがん検診の中でも、特に若年層において罹患リスクのある子宮頸がんに対する検診の受診率を上げることを目的に、40代未満では85%が利用しているプラットフォームであるLINEを活用し、分かりやすく、「検診を受けたくなる」受診勧奨を行なったり、「子宮頸がんとはどんな病気か、なぜ検診を受けないといけないのか」といった情報提供を行なう事で、若年層の子宮頸がん検診受診率向上につなげ、さらには定期的な受診の一助になることを目的とする。
浜松市内の飲食店で横断して利用できるサブスクリプション券「やらまいかパス月額500円(税込)」を販売、店舗導入し、飲食店が自動で継続的な売上、集客が作れる仕組みづくりを行う。
詳細は、下記をご覧ください。
VRを活用し、被災家屋などの状況について臨場感をもって疑似体験でき、適切な調査判定の方法などをシミュレーションできるソフトの検証を行う。 ソフトウェアは、簡易な形で、多数の職員が都合の付く時間に何度でも研修を受講できるようにし、 被災家屋の調査に必要な技能を予め高めておくことができるものとする。発災時に、迅速かつ的確な調査判定をスムーズに行い、被災者の迅速な生活再建支援を実現することを目的とする。
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