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更新日:2022年9月20日

平成29年度 第2回中区協議会 議事要点

・開催日時

平成29年5月24日(水曜日)午後1時30分~3時25分

・開催場所

市役所 北館1階 101会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
 (1)協議事項
 ア 中区地域力向上事業「第2種協働センターを核とした課題解決事業」「富塚土曜講座」事業について
 イ 中区地域力向上事業「第2種協働センターを核とした課題解決事業」「フォトロゲイニングで地域の魅力再発見」事業について
 ウ 平成28年度中区地域力向上事業の事後評価について
 エ 平成29年度中区地域力向上事業「区民活動・文化振興事業、区課題解決事業」について
 (2)報告事項
 ア 平成29年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」の選考結果について
 イ 中区協議会委員会の中間報告書について
4 その他
 (1)8月の開催日程について
5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ(畑会長よりあいさつ)

事務局から配付資料の確認
◎畑会長から会議録署名人の指名・・・河合章委員及び篠原浩子委員

3 議事

(1) 協議事項

ア 中区地域力向上事業「第2種協働センターを核とした課題解決事業」「富塚土曜講座」事業について
 ≪富塚協働センター所長が資料に基づき説明≫

(吉田委員)
私も富塚在住なので、このコミュニティスクール事業についてはできることを協力させてもらいたい。事業委託すると説明があったが、誰が誰に委託をするのかがちょっとわかりにくい。協働センターから連絡協議会に委託するのか?委託するにあたっては委託料が発生する。その委託料が30万円なのか?

(富塚協働センター)所長
そうである。

(吉田委員)
先ほど教育委員会の予算で19万円×3校分出ているというお話だったが、それは何に充てられるのかということと、それは大人に対しては使われない、あくまでも子供たちだけということだったので、こちらの予算がどのように使われるのか、大人に対してとか親子にとか。その辺りを教えていただきたい。

(富塚協働センター)所長
協働センターとしては親子講座や講演会を計画した中で、土曜講座を行っているので、そこに合わせて一緒にやれば一番効果的ということで事業委託していく。予算に関しては先ほどおっしゃられたとおりで、子供が関わる講座に関しては教育委員会の予算、そこに親子であったり大人が参加するものは予算立てがない。ただ、親子で参加していただいた方が家族の団らんであるとか、コミュニケーションがとれるという考えがある。それと、大人が参加することによって地域のことを見直していただくということもあり、コミュニティスクールはこういうこともやっているんだということも理解していただけると思う。そういったところで大人も参加していただける事業を今回計画し、教育委員会の予算とは別に地域力向上事業として予算をつけた。

(吉田委員)
教育委員会からの予算は、ここに示されている講座には使われない、別のものに使われるということですね?

(富塚協働センター)所長
そうである。5月20日から土曜講座が始まっているが、今回も7講座計画して実際は6講座になったが、それは子供たちが関わる講座で予算は教育委員会から出る。

(吉田委員)
親子でのものがこの30万円になるということですね。それと、これは29年度の話だと思うが、この先30年度以降はどうなっていくのか?一年限りの研究指定校ということで、指定されたからモデル事業的にやってみるのか、それともこれをスタートにして継続してやっていこうと考えているのか?

(富塚協働センター)所長
この事業は、昨年度から富塚の校区の学校で行われており、今後も続いていくものはあるが、地域力向上事業として今回提案したものは今年度限りの予算になる。ただ、やはり親子関係の講座というのは必要だろうと主催者とも話をする中で、自分たちでなんとかお金を工面して来年度以降も続けていく、という話も聞いている。例えばバザーをするとか、どこかの夏祭りで自分たちで運営をして得た収入をこの運営に充てるとか、そういった話もしている。

(吉田委員)
主催者というのは連絡協議会のことですね。

(富塚協働センター)所長
そうである。

(大谷委員)
こういう事業はとてもすばらしいので、ぜひ継続していただけたらと思う。地域で子供たちを分け隔てなく育てる、障がいのある子もない子もいろんな子を含めてみんなで育てるという企画はとても大事なことだと思う。二点質問だが、一つ目は協働センターで学習成果活用事業というのをやっているがそれとは規模が違うのか、どこがどう違うのかということと、もう一点は、講座は子供たちのリクエストによって企画されたのか、連絡協議会の方で決めたのか、その点についてお聞きしたい。

(富塚協働センター)所長
学習成果活用事業との違う点だが、基本的に学習成果活用事業は3回、4回くらいをめどに成果を還元していただくことをやっていて、回数としては限られている。今回は、昨年度から始まって今年度から土曜講座を大きく始めたところでもあり、その中で協働センターとして何か手助けができないかというところで30万円予算をいただいて、それを一緒になって運営していこうというのが一点目。講座の内容は、基本的には連絡協議会の皆さんが考えたものである。全体的なものは、今のところ9月くらいまではかっちりと決まっているが、9月以降に関してはある程度流動的に考えられている。

(大谷委員)
子供のリクエストも入れていくと参加者も増えると思う。今話を聞くと前半は連絡協議会の方で提案して、後半は流動的ということなので、連絡協議会だけではなく、なるべく子供たちの希望を叶えて講座が開けるといいと思う。

(内山委員)
昨年度から行われているということは知っていたが、PTA関係で富塚小、中、富西のPTAの会長さん方と話をしたが、富塚中校区の各校がまとまりがない。富塚の歴史や伝統の継承も含まれたコミュニティスクールだと私は認識していたが、そうした上で各校19万円ずつだと各校が個別にやるということになって、富塚中学校区まとまってやるのとはまた変わってきてしまうのではないかと思ったが、その辺はどうか。会をやっているのは知っているが、まとまりがあまりないという話を聞いたので、昨年度は。今年度に入ってからそういう話は主になる中学校のPTAの方から学校の先生方に話をされているのか、どんな内容でされているのかをお聞きしたい。

(畑会長)
協働センターとしてわかっている範囲で回答を。

(富塚協働センター)所長
ここで示したものは土曜講座に関する事業費になるので、全体のコミュニティスクールに関する事業費としては、もっと大きな額になる。学校の連携についても、昨年度から中学校区で何回も協議会のメンバーが集まって、どうしていったらいいかを検討されている。各学校で行うコミュニティスクールと、地域で行うコミュニティスクールについてお話をさせていただいたが、学校で行うコミュニティスクールは各学校に地域コーディネーターがいて学校の要望をとらえて、例えばミシンの講座をやりたいという要望があった時に、お手伝いしてくれる人がいないかを地域コーディネーターに下ろして、地域コーディネーターがボランティアを募集する、というような活動をしている。あとは各クラブ活動、例えば絵画のクラブや運動のクラブなどもコーディネーターが地域の方に声かけをして、学校にクラブ活動の補助をしてくれる人や講師になってくれる方を紹介するというような活動もしている。これも昨年から始まったものであるが、富塚地区はまとまりが強い地区だと私は思っているので、さらにいいものになっていくのではないかと思う。少し見守っていただけたらと思う。

(畑会長)
事業の概要の市民との協働のところ、二行目に「興味関心を曳き出す」の曳き、これはどうしてこの字を使ったのか。きっと意味があると思う。もう一つはコミュニティ気運の醸成を図るというのは、協働センターとしてどういうことをコミュニティ気運の醸成を図ると思っているのか。

(富塚協働センター)所長
興味を曳き出すの曳くの字だが、うまく説明できないが強めの言葉を使った。

(畑会長)
うまく説明ができないのはおかしい。もう一つコミュニティ気運というのはどういう形を醸成されたと考えるのか。

(富塚協働センター)所長
コミュニティ気運の醸成に関しては、地域の方々と一緒になって子供たちを育てていくというか、今の富塚の皆さんは地域を愛している方が多いと思う。そういった気持ちを子供たちに引き継いでもらいたいといった意味合いもあって、少しでも大人と接する機会を持っていただければというようなことも含めてコミュニティ気運の醸成というような言葉を使わせてもらっている。

(鈴木仁委員)
内容的にではなく形式的に書類について、これは委託なので市役所との契約は委託料で出ているんですよね?

(富塚協働センター)所長
そうである。

(鈴木仁委員)
それで内訳としてこの科目ですよね?その次の県居のこのような形式(まず委託料として総額を記載し、その下に費目の内訳を記載)でないと。二つの協働センターで出てきたものが違うので、もう少し統一性を持って提案して欲しい。

(畑会長)
同感である。

イ 中区地域力向上事業「第2種協働センターを核とした課題解決事業」「フォトロゲイニングで地域の魅力再発見」事業について
 ≪県居協働センター所長が資料に基づき説明≫

(大谷委員)
企画としては地域を知るという意味ですごくいいと思うが、一つ心配なのは、二時間で全部を回るというところ、子供たちは早く回りたくて走って行ったりとか、交差点とかであまり止まらないで事故にあっても困るので、その辺を十分考えてほしい。たくさん回るというか、二時間が適当かどうかはわからないが、なるべく時間をゆったりして、早く来るのがいいわけじゃないというようにしてほしい。

(県居協働センター)所長
早く来るのがいいんじゃなくて、二時間でどれだけ回れるかということである。二時間を超えるとオーバーした分点数が減っていくので、二時間ということが条件である。交通ルールを守りましょうというのは事前にお伝えする予定であるが、子供なので横断歩道を走って渡る可能性はある。

(大谷委員)
その辺がすごく心配なので、実際に歩いて二時間で十分回れるか、もしそれがきついようなら少し時間を延ばして、早く来るのがいいのではないと事前に言って聞かせないと、早い時間という風になりがちなので、その点を気をつけていただけたらと思う。

(畑会長)
安全対策をしっかりしてほしいという意見なのでお願いしたい。

(大石委員)
私も大谷委員と同じで時間制限で順位を決めるよりも、せっかく名所・旧跡・歴史のある場所なので、もうちょっと時間をかけて3ヶ所くらいでいいのでゆったり回った方がいい。もうちょっと検討して、時間をかけてゆっくり見て、全部回ったら参加賞をあげるよというのがいいのではないか。

(県居協働センター)所長
この資料はあくまでも私が作ったサンプルである。もう少し大石委員とか詳しい方に、どれを載せたらいいかという検討をしていただいて作りたいと思う。先ほど言った二時間でというのではなくて、例えばこれを50個くらい載せ、その中で二時間で近場を回った方がいいのか、遠くを回るか。遠くは高い点、近場は少ない点、その合計点でやるので全部は二時間では回れない。最初にどこを回るかをみんなで考えて、それがスタートということになる。それで二時間ということでやらせていただきたい。

(畑会長)
チェックポイントもいっぱいあると。その中から自分たちが決めるということですね。

(大渡委員)
これは屋外でやるということになっていますよね。

(県居協働センター)所長
そうである。

(大渡委員)
天候が悪くても実行するのか?

(県居協働センター)所長
台風がきたりしなければ。少量の雨なら傘を差してやりたいと思う。

(吉田委員)
フォトロゲイニングというものを私は初めて聞いたが、私は中学生くらいの時に似たようなことをやったことがある。何ヵ所回れたかではなく、戻ってきた後そこで見たことについて質問をされて、答えられると点数がもらえる。そうするとそこでよく見る。何ヵ所回ったかだと写真を撮るだけで、どこ行って来たの?と聞いても説明ができない。せっかく地域を回っても印象が残りにくいと思う。何ヵ所の点数だけじゃなくて質問事項とかで点数が入るというのも面白いのではないかなと思う。

(畑会長)
ロゲイニングとオリエンテイリングとは違う。フォトで撮るロゲイニングなのでかなりレベルの高いことをやろうとしていると思う。内容をよく検討する必要がある。

(鈴木委員)
子供が主に対象なのかと、今も直虎とかで歴史に興味を持つ小学生とかがすごく増えているが、中学生くらいの子供がやるのと小学校の低学年の子がやるのとでは体力も違う。小さい子供たちも楽しめるようにハンディをつけるとか、吉田委員が言ったようにその場所のことをちゃんと知ることができる仕掛けをして、より自分たちの住んでいる地域の財産に気づくようにしてほしい。私たちも全然知らなかった魅力がいっぱいあるので、それをわかってもらう仕掛け作りはしてほしいと思う。

(杉山委員)
直虎もそうだが出世大名家康くん、家康公の名所があちこちにあるので、すごろく的に回ったりして、浜松にもいろんな史跡などがあることを知る機会として、これを上手にやるといろんな地域でいろんな形でできるし、今の時代に合ったスマホで写真を撮るというのはおもしろいなと思った。地域のそういう文化・史跡を提供しないとやらないのでちょっと期待してもいいかなと思った。

(大石委員)
皆さん全部いいことを言ってるが、それを全部いっぺんにやろうと思うと無理なので、予算を何年かつけてもらって今年はこれでいく、来年はこれでいくと狙いを定めてやればすごくいいと思う。

(大渡委員)
やったことに関して今回課題があるが、過去10何年前に発行したというふるさとの、これとどういう風に結び付けていくのか?

(県居協働センター)所長
これは去年区振興課で、わが町文化誌デジタルアーカイブという事業を実施し、文化誌をパソコンで見られるようになった。もし興味があればそこを使っていろいろ調べていただけたらありがたい。文化誌自体は配布が終わっているので、このアーカイブを見ていただければ地域の魅力が再発見できるのではないかと思う。

ウ 平成28年度中区地域力向上事業の事後評価について
 ≪中区区振興課が資料に基づき説明≫

(内山委員)
A3の用紙の事後評価のところだが、AからCのランク付けの後に評価が書かれているが、その中にA以外にBがあると思うが、そこがなんでBだったのか内容が欲しかったかなと思う。各事業の中のじゃあ何でBだったのかというのがわかりにくい。

(畑会長)
ポイントに対してですね。事前配布資料と若干変わった評価が出ている。一つは富塚。それからまだあるがなぜ変わったのか?

(中区区振興課)井熊
中区らしさというところ。行政推進会議の中で変更した。

(畑会長)
そちらに変えたいということになったんですね。それは5番も同じということですね。

(中区区振興課)井熊
そうである。

(藤谷委員)
地域力向上事業を今後どういう風に持っていくのかを教えていただきたい。採用回数3回までで打ち切る話もあるし、これをほんとに向上事業だと思った時に、市の他の補助金の対象にするのか、その事業をもっと拡大・継続的に展開していきたいのか、そういうものをこの中からピックアップしたらいいかなと思ったので、そういう点を含めて今後この仕組みをどういう風に持っていくかということをお聞きしたい。

(中区区振興課)井熊
補助の対象は、地域力向上事業としては3回だが、提案者がその後継続して自分たちでやっていけるという事業であれば、自分たちで事業費を賄って継続していくことになるかと思う。似たような補助金が、例えば文化振興財団とかでもあるので、そういったものも活用いただくとかという考えもあると思う。こちらでいいなと思った事業に対して、ピックアップして拡大していくという考えは今のところないが、そこはちょっと考えなければいけないかなと思う。

(杉山委員)
中区からの補助金でやった方がいいと評価するか、これは中区でなくてもいいとするのか、例えばホタルは浜松城公園の中のことなのでこれは中区でどんどんやっていいという風になると、それは別に3回だけに限らないということもありうる。あるいはC評価が出たら一発でもう補助はしませんよ、受け付けませんよと。その辺りの厳しさもないとおかしいかなと思った。これは中区としてやった方がいいという発想で出てきたものに対しては、継続してやっていくという方向性を出してもいいと思う。その辺りはどうか?

(中区区振興課)課長
3回というのは、1回採択されたら3回が保障されているというわけではなくて、2回目3回目についてもそのたびに審査をしている。それと、3回やっていいものであればそのまま続けていけばという話だが、それはやはり他の区でも同じような意見がある。とりあえず3回で打ち切りという形になり、同じものを4年続けて補助ということはないが、内容を変えたりやる人を変えたりリニューアルすれば続けて補助も可能と市民協働・地域政策課は言っている。それから、文化振興財団や市の他の部署でやっている補助金は、中区で受けたらこちらは受けられないということではないので、例えば28年度のはままつジャズフェスティバルについては今年度補助していないが、文化振興財団で補助を受けてやると聞いている。そういう形で市以外で補助を受けるところもあるので、そういうのもあるかと思う。

(杉山委員)
この中で見ても例えばなんで浜松でジャズなの?とかなんで浜松でハロウィンなの?とか人によってはいろいろあると思う。そうした時に評価の仕方として、これは来年からもうダメだという事柄が明確になっていた方がいいと思う。評価を明確にしてこれはもう次から補助しません、ぐらいの話が出てくるのかなと思ったら、ひょっとしたら中身が変わって人も若干変わってまた同じことでお金が出せるとなると、それはちょっと違うんじゃないかなと思う。

(髙橋副会長)
今浜松には、大河ドラマや直木賞をいただいた小説がある。地域力向上のテーマが直木賞のような取り上げ方にされると、また展開が変わっていくと思う。直木賞は地元でずっと努力してきた結果をフォローしていた作家がいたが、国際ピアノコンクールは大々的な広報を打っているし、アクトでやっているから聴衆に来てああいう小説が生まれたと思うが、そういうもとになるものも活かせばこの中から出てくるような気がする。評価で終わるだけではなくて、どういう広報をするのがいいか、いいアイディアは浮かばないがこれが原資の一つになるような気がする。

(畑会長)
恩田陸さんは浜松と一言も書いていないが想像させられるいいものだった。費用対効果の出し方が一番難しい。ハロウィンは若い力ということで結構評価がよく、目的を達成できたとか期待するとか書いてあるが、結局費用対効果はBである。ここはたくさんお金を出していた。今年も112万円ということで。大学生と言っても実際には浜松大学で、中区で本当にやる事業かどうかということも評価の対象になったのかなと思う。そんなことで課長さん方の行政推進会議で決まったのかと思って評価を見させていただいた。新聞等の切り抜きも載っていて非常にわかりやすかった。

エ 平成29年度中区地域力向上事業「区民活動・文化振興事業、区課題解決事業」について
 ≪中区区振興課が資料に基づき説明≫

(鈴木里枝子委員)
二つお聞かせいただきたい。鷹野つぎさんの本は販売するのかということと、1歳児集まれはますくおめでとう広場in中区について、1歳児は市内全域にいるが、中区だけでやるのか他の区でもやるのかということを教えていただきたい。

(中区区振興課)井熊
一つ目の鷹野つぎさんについては、販売をしていく予定である。予定としては1,000冊作成する予定で、出来上がり次第一般の方に販売していこうと考えている。もう一つのはますくの方は、中区だけでやっていくということで今は考えている。

(鈴木里枝子委員)
鷹野つぎさんのを販売した収益はどこに入るのか?

(中区区振興課)課長
市の収入になる。

(鈴木里枝子委員)
はますくの方は中区だけでやるというのがなんだか釈然としない。中区で取り上げてやるなら市内全域でどうしてやらないのかなとすごく引っかかってしまった。健康づくり課はどういう目的でこれを中区だけでやろうと思ったのか、またわかったら教えていただきたい。

(中区健康づくり課)課長
これは地域力ということで、中区は子供が年間2,000人弱生まれているが、子供の数が多いと当然事業も多い。その中で職員が1歳6カ月健診あるいは1歳までの食生活に課題をおいて、そういった事業をやって全市に広めていければというようなテスト的なこともある。中区として地域力として今回中区を対象にまずはやるけれども、課題が見えてきたら全市に広めるという形になる。

(鈴木里枝子委員)
モデル的にということの意味合いならわかるが、中区でない人は参加できないのか?

(中区健康づくり課)課長
受け入れる。

(杉山委員)
今のはますくおめでとう広場in中区について、民生委員の立場から大いに拍手を送る。認知症の問題も、オレンジシールもそうだがなかなか市全体でぽんとやることができなくて、そういう意味ではすごく素晴らしいと思う。それに対して中区の民生委員も大いに協力・応援させてもらうつもりでいる。あと、今回ここに来られる人はいいが、来られない人もいるということを念頭に置いてやっていくことも必要だと思う。こういうところに来られる人はまだまだ恵まれている。来られない人がいるということを認識しながらやっていくことが大事だと思っている。モデルケースとして、オレンジシールも広がっているので、成功させたいし応援したいと思っている。

(大谷委員)
はますくのチラシについてこの事業はとてもいいと思うが、なぜ先着順なのか。先着順だとその時間どうしても仕事で申込みできない人もいると思う。どうしても行きたいと思っても、先着順ではそういう人は不利である。どのくらい申込みをされるかはわからないが、皆さんが興味あるものはいつも恵まれた人、時間がある人が入るというのはちょっとよくないのではないかなと思うので、定員を超えた場合は抽選とかにして、時間がある人が有利にならないようにしていただけるとありがたい。

(杉山委員)
中区で新しく生まれる子が2,000人ぐらい、浜松市では毎年7,000人くらい。そういう意味では1月3日弱ではあるが大きな事柄だと思うので、ぜひやったらいいと思う。予想がつかないならばやはり先着順しかないのかなと思った。生まれたことがわかっているから案内を出してということなのか、案内はこのチラシだけでとなったらそれは先着順くらいしかないかなと思った。それと、他の区からも来るという話は、中区の予算を使うのだからやっぱり中区を優先してほしい。その中で余ったからどうぞというのはいいと思う。

(鈴木仁委員)
交通事故ワースト1脱出は何年もやっていると思うが、2位とどのくらいの差があるのか。費用対効果で減っているのか、もっと2位を引き離してトップの座を揺るがないものにしているのか。

(中区区振興課)副区長
2位が確か北九州だったと思うが、かなり差がある。

(杉山委員)
あれは何人に対してという割合ですよね?それで中区が一番悪い。

(中区区振興課)副区長
人身事故である。

(鈴木仁委員)
人身事故ですよね。警察からデータをもらって、軽傷・中傷・重傷の分析はしたことがあるか?確かに道路事情は必ずしもいいとは言えないが、ダントツでトップでは何年やっても変わらない。ワースト1脱出の事業化を何らかの形で交通安全を担当している行政としてはやらざるを得ないが、もう少し何らかの取り組みがあればと思う。

(中区まちづくり推進課)課長
交通事故ワースト1については、10万人単位で年間にどのくらいの事故件数かという順位になっていて、政令指定都市の中で浜松市が私の記憶では1,100件、北九州市が800件か900件なので、10万人あたり200件の差がある。北九州市と人口は異なるので件数的には違う数字が出てしまうが、それだけ大きな差がある。浜松市内で、10万人あたりの事故件数が最も悪いのは東区である。それで2番が中区である。昨年度も各地区の高齢者の交通安全教室とか、いろんな街頭広報で広報した結果、事故件数については7区の中では最も多く削減ができた。平成27年比で28年は230件くらい中区の事故件数が減っている。浜松市全体では300件くらいの減なので、ほとんどの割合が中区で減っている。地道ではあるが、少しずつ事故件数、死亡事故等々も減らしていくことが目標であるので、急に1,000件から500件というのはちょっと不可能に近いが、そういう意識を中区の区民の方をはじめ、市全体に行きわたらせることが重要だと思っている。

(山岡委員)
先ほど鷹野つぎさんの本の件で販売という話が出たが、版権は浜松市が有するのか?著作権は鷹野さんの御子息が持たれるのかわからないが、この企画の理由が現在絶版で手に入らないからという風に書かれている。そうすると今回1,000部刷るから欲しい人は今手に入れてねという意味なのか、この先これが10万冊の大ヒットになってどんどん増刷するということがあるのか、継続的に手に入れられるようにする方法があるのか、持続性を持たせるためにはどうしたらいいのかということを聞きたい。

(中区区振興課)課長
著作権については作者の死後50年で著作権が切れる。この「四季と子供」については、昭和16年に作成されて鷹野つぎさんは昭和18年に亡くなっているので50年以上経っており著作権は切れていて、誰でも出版はできる。それから、1,000部が全部売り切れたら再販ということは現在考えていない。「四季と子供」は今図書館等にもあったりなかったりするので、一般販売もするけれどもある程度期間がたったら、学校や公共図書館等に配付していきたいと考えている。そういった中で読んでいただければと考えている。

(山岡委員)
浜松市で育った貴重な方だと思うが、広く残していくためにはもう一工夫欲しいと思う。

(杉山委員)
事前の予約みたいなものをとったらどうか。広報はままつに載せて予約してもらうとか。1,000冊となっているけれども、1,000人以上が欲しいと言ってきたら、もっと儲かる。欲しいのになかったと言われるよりもいいと思う。

(中区区振興課)課長
現状の予算274万2千円の中で刷れるのが1,000部になっている。これで1,000部あっという間にはけたということになれば、翌年度以降の地域力の予算の中で増刷費用を考えたいと思う。今年度の予算では1,000部以上は刷れない。

(杉山委員)
274万2千円で1,000部できるとなっている。これで2,000部予約が来たら2,000部作ってしまえば300万円か400万円くらいでできるかもしれない。この次にまた作るとなると一冊の単価が違ってくる可能性があると思う。その辺りを考えたらどうか。

(山岡委員)
儲からなくてもいいわけだから、デジタル版を作って浜松市のホームページからとれるとか。残る方法を何か考えられないかなと思う。

(畑会長)
いいアイディアが出ているので検討して欲しい。

(髙橋副会長)
交通安全についてだが、毎月中区のほぼ中学校単位の人数あたりの事故件数のコンクールをやる。毎月のデータがタイムリーに、1,000人に2件とか。中区では13地区、それで一番いいところですよ、悪いところですよ、というのを始めている。これをタイムリーに町内に回覧するところまで行きつつあるという状況もある。中央署の方のお話は、浜松市は事故件数の4割は追突だと。圧倒的に追突が多いということなので、お互いに注意しましょうという話を聞いたことがある。最後に、まちづくり推進課の事業内容最後の欄に、中区内全自治会への啓発のぼり旗とポールの配布をするということだが、私ども年間に何度か啓発させていただいているが、交通安全指導員の50人とか60人ぐらい、一月に一回とか二回くらい、または毎日やっている方もいるけれども、色があせてきた。予算が決まってしまっているが、願わくば40とか50くらいジャケットまたは帽子があるとうれしい。

(畑会長)
きれいな洋服だと元気が出る。ぜひ検討していただきたい。

(大塚委員)
認知症の件について、今はオレンジシールを貼っている。最近テレビで見たニュースで、バッチをつけている町があって、このバッチならいいとみんなつけていた。浜松ではこれからもオレンジシールでずっと行くのか、何かいいアイディアがあれば変更する予定があるのか。

(中区長寿保険課)課長
オレンジシールは早期発見の一つの手段である。バッチとかいろいろあるが、今浜松市としては、オレンジシールを貼ってあることによって、徘徊するおそれのある高齢者だということを認識してもらってそれによって通報ということをまず周知していかなければいけない段階だと思っている。オレンジシールを貼って自己満足ではなく、関係する方また一般市民の方が気づいていただく。そうするとその人は徘徊している可能性があるとなって、その方の第一連絡先に通報ができる。オレンジシールが定着したかというとまだまだ定着していない。こういうシンポジウムをやる中でオレンジシールを皆さんに知ってもらい、それによって徘徊してしまった方の早期発見のための手段としてやっていきたい。電波が出るとか位置がわかるとかいろいろとあるが、シールに関しては各包括が管理していて包括の使命感とかにも関わってくる。今はそちらの方で周知していきたい。

(大塚委員)
今のが悪いのではない。テレビで観た時、スマホでちょっとやるとその人の顔がぱっと出て、一目瞭然。これはすばらしいな、スマホでこういうこともできるんだ、いいものができたなと思った。

(中区長寿保険課)課長
今ICTが発達していて、その活用も今後検討していく必要があると思っているので、オレンジシールが終点ではなく、いかに早期に発見して通報してもらえるかというところで、どういう手段を講じていくかということを考えていきたいと思っている。

(大谷委員)
これに関連して、事業内容で認知症への理解を深めるDVDの配架をするというのは、協働センターとか包括支援センターなのか?どこに配架されるのか。

(中区長寿保険課)課長
昨年度DVDを作成して、貸し出し用のDVDもある。各包括、各地区の民生委員の方にも活用してもらえるように昨年度配布している。今回に関してはシンポジウムに参加される方でそういう組織がある場合、そちらの方に貸し出すことも考えている。

(2) 報告事項

ア 平成29年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」の選考結果について
≪中区区振興課が資料に基づき説明≫

(畑会長)
私どもの意見を参考にしてできた提案だと思う。

イ 中区協議会委員会の中間報告書について
≪大石委員長が以下の通り報告≫
・中間報告書を作成したことを報告。

4 その他

(1) 中区協議会の開催日程について

≪次のとおり決定≫
8月28日(月曜日) 午後1時30分~ 101会議室

5 閉会

区振興課長)
以上をもって、平成29年度第2回中区協議会を終了する。

平成29年7月5日

署名委員 河合 章
署名委員 篠原 浩子

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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