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更新日:2024年1月1日
みなさん、「柿渋」をご存知ですか。
古くから染料として使われていて、消臭や防水効果があるとしてうちわや傘などに塗られていました。
現代では化学染料に取って代わられていますが、柿渋の持つ自然由来の良さをたくさんの人に知ってもらいたいと、県内外で講座を開催しているホルトノキ薩摩悠希先生を講師にお迎えし「柿渋染めワークショップ」を開催しました。
今回は10ヶ月になるお子様をお連れのご夫婦が参加していたこともあり、終始和やかな雰囲気で講座が行われました。
柿渋は未熟な渋柿を粉砕・圧搾した液をさらに発酵・熟成させて作るため、染に至るまでの期間は実に2年以上!
その液を太陽の光に当てることで反応して味わい深い色になります。
使い込むうちに更に風合いが増していくと先生はおっしゃっていました。
今回の講座では参加者同志初対面ながら、染める作業を手伝ったり赤ちゃんを抱っこしてもらったりと、自然に協力し合う姿が随所でみられました。
悠久の時を刻んできた柿渋のように、ゆったりとした時間が流れた講座となりました。
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