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更新日:2023年11月15日

高根城跡

高根城跡 たかねじょうあと(浜松市天竜区水窪町地頭方)
昭和57年2月16日 市指定史跡

高根城跡は、久頭合の山頂、標高420mに位置しています。南北朝時代、後醍醐天皇の孫尹良(ゆきよし)親王を守るためにこの地の豪族である奥山金吾正定則が応永21年(1414)に築いたといわれています。ここから一望できる水窪川の対岸には奥山氏が親王のために仮宮を建てた内裏(大里)と、御旗を掲げた場所(小畑)が地名に残っています。戦国時代、この地域に権力を及ぼしていた今川義元が桶狭間の戦いで敗退し、三河の徳川家康や甲斐の武田信玄の力が及ぶところになりました。永禄12年(1569)高根城主民部少輔貞益の時、信州遠山郷の遠山土佐守に攻められ落城しました。高根城落城後、元亀3年(1572)、武田軍の別動隊は青崩峠を越えて遠江へと侵攻しました。この時すでに高根城は武田の手が加わり、さらなる遠江侵攻を目指す武田軍の拠点として大改修が行われていたと考えられます。
発掘調査をもとに城郭の復元整備が行われ、本曲輪(ほんくるわ)部分には、井楼櫓(せいろうやぐら)、主殿、城門などが復元されました。

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浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

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