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緑の谷のごちそうテラス CoCoChi(ここち)

 あなたに届けます、野菜の美味しさ&野菜のちから

取材日:2019年12月10日(火曜日)

浜松市西区大久保町にあるレストラン。オムライスやパスタ・ピザなどメニュー豊富なお店です。
地元産の野菜をふんだんに使っている前菜はビュッフェスタイルで、野菜を目でも舌でも味わい楽しむことができます。

浜松市西区大久保町1173 TEL 053-489-3273

営業時間 午前11時~午後9時30分

 

 

店内の様子

 

インタビュー

浜松市西区健康づくり課 管理栄養士/神谷みどりさん

【質問】

CoCoChiを推薦した理由

【回答】
西区は、特定検診の結果においてメタボリックシンドロームや糖尿病及び予備群の割合が静岡県や浜松市の中でも高い状況にあります。そこで、野菜を先に食べる「ベジファースト」の取り組みに力を入れています。

「ベジファースト」は、食後の急激な血糖値の上昇を抑え、満腹感を得られることで食べ過ぎの防止にもなります。まずは、野菜を摂る習慣を身につけ、野菜そのものを“噛んで味わう”こと、いろんな種類の野菜を食べることを意識することが大切です。

CoCoChiは、西区の地元大久保産の新鮮な野菜を使用した料理が並んでいる前菜のビュッフェがあり、メインの料理を待っている間に、野菜から食べる「ベジファースト」を実践できるお店です。

「はままつ食de元気応援店」にも登録して頂きました。野菜の力を効果的に取り入れることができる取り組みとして市と一緒に市民の皆さんに伝えていってほしいと思います。

CoCoChi事業部マネージャー/木下武明さん

【質問】
地域の新鮮な野菜を使い、ベジファーストとそのPRに取り組む目的

【回答】
緑の谷のごちそうテラス CoCoChi(ここち)は、地元、浜松・大久保町を中心に、飲食を通して地域を活性化させようと思い開店したお店です。

浜松市大久保町という地域は、日本でも有数の日照時間の長さ、さらに農業生産者が多い地域です。

当店は、生産者さんから直接、野菜を購入しています。お会いして野菜を頂くことで、新たな野菜との出会いや、生産者さんならではの調理方法など、たくさんの情報もいただいているんですよ。直接お取引をすることで、規格外で流通・販売経路から外れてしまう野菜がなく、当店では、“とれたて・新鮮”な野菜として、お客様に味わっていただけます。

お客様がメインメニューをお待ちの間に、新鮮でおいしい野菜を前菜として提供することで、弊社の理念である『心地よさの追求』を体験していただき、お客様には笑顔で健康な体なっていただきたいです。

 


【質問】
ベジファーストとそのPRに取り組んだ成果

【回答】
当店の一番の目玉は、地元野菜の旬の野菜、地元生産者こだわりのフルーツトマトやリーフレタスなど、彩り豊かな前菜が並ぶ“アペタイザーBar”です。ベジウォーターや、特許技術のマイクロ減圧真空乾燥で、香り・色・栄養分をそのまま乾燥させて作った野菜出汁のコンソメスープなど、地元の野菜をいろいろな形でお客様に提供しています。

メイン料理の前のアぺタイザ―Barが、浜松市が進めているベジファーストの取り組みと合致したんですね。お客様に美味しく食べてもらい、さらに健康になっていただく取り組みでもあるということですよね。そういった日々の取り組みが、お客様の笑顔につながり、毎日満席状態の営業につながっていると思います。

【質問】
今後、市と協働でどのように展開していきたいか

【回答】
当店は、またまだ未完成の店舗です。より地域のお客様が健康で喜んでいただける店舗となるためにも浜松市と一緒になって、地域活性化をしていきたいです。

これからも、浜松市が健康寿命日本一の市となるように、食を通してお客様が健康で元気になる活動を市と協働で取り組み、浜松の笑顔を一緒に増やしていきたいです。

店長/川出 佳緒織さん

【質問】

人気のメニューは?

【回答】

当店のメインメニューは、オムライス・パスタ・Pizzaから一品選んでいただき、メニュー注文後に、前菜を自由に食べていただく形になります。オムライス・パスタ・Pizzaと、どれも人気がありますが、実は、お客様が一番楽しんでいるのは、前菜ですね。野菜そのものの美味しさ、野菜の意外な調理方法、家では作れないお店ならではの一品など、前菜は、地元野菜に旬の野菜、彩りや味のバランスなど常に工夫しています。

メイン料理の前にお腹がいっぱいになってしまわないかと心配するほど、お客様には前菜をたっぷり味わい楽しんでいただいています。

【質問】

地域の新鮮な野菜を使い、ベジファーストとそのPRに取り組むことでのお客様の声や反応は?

【回答】

お客様からは、前菜の野菜が美味しいとの声をたくさんいただいています。例えば、「家では、あまり野菜を食べないけど、CoCoChiの野菜なら食べるんですよ」とか、普段はたくさん食べることがない“三つ葉”を使ったお料理では、「こんなに三つ葉を食べたことない」などのお声をいただいています。

私たちも、地元の新鮮でおいしい野菜をどう調理したらもっとお客様に喜んでいただけるかを考えて提供し、飽きない美味しい前菜を作る努力をしています。野菜を使ったウォーターまで用意している前菜のBarなので、いつもよりたくさんの種類と量を召し上がっていただいていると思います。それが、“野菜を摂る”ことの意識付けになっているかなと思っています。

【質問】

ベジファーストを使って今後の展開、目標

【回答】

今後は、CoCoChiがあってよかったと農業生産者さんから言ってもらえるお店を目指していきたいです。また、お客様にメインメニューをお届けるする間に、新鮮な野菜をふんだんに使った前菜を召し上がっていただくことが、浜松市のすすめるベジファーストの取り組みと合致していて、お客様の健康にもつながるということを改めて共感しました。野菜農家さん、外食に少し抵抗があるご年配の方、食事内容が気になる妊婦さんや、子育て中の親御さんなど、CoCoChiにならもう一度行きたいとリピーターさんが増えてくれたら嬉しいです。

これからも浜松市と協働で、弊社の理念である『心地よさの追求』を体現できる店舗、そして何よりもお客様がCoCoChiに来たことで、より健康で、笑顔で、元気になってもらえる店舗を目指します。

株式会社 新菜園/渥美寿彦さん

【質問】

出荷している野菜は?

【回答】

浜名湖クレソン(CoCoChiにも納品しています)

【質問】

浜名湖クレソンへのこだわり

【回答】

クレソンは、“ピリリと香るさわやかな味”が特徴です。その味を引き出すには土耕栽培がとても重要です。水耕栽培でも育てられますが、土耕栽培の方が特徴的な味を楽しめます。また美味しいクレソンを育てるにはカルシウムが重要です。カルシウムを補給する肥料はいろいろありますが、浜名湖の岬でクレソンを育てる私が注目したのは、牡蠣粉末肥料でした。

浜名湖=うなぎのイメージが強いですが、浜名湖は牡蠣の養殖が盛んで、浜名湖産牡蠣は隠れた逸品です。そこで、牡蠣殻肥料をカルシウム補強として土に入れて育てたところ、特にピリリと香るさわやかな味のクレソンができました。

【質問】

地域・人にこだわる

【回答】

2018年に名付けた「浜名湖クレソン」。私にとっての身近な人、私がかかわっている目に見える人々に貢献したいという思いから、地域の名前+クレソンで「浜名湖クレソン」と名付けました。

浜名湖クレソンは、浜名湖の岬で育てています。浜名湖から500メートル以内の畑のみで作っています。浜名湖からの潮風と温暖な気候に育まれてすくすく成長し、その恵みをもらっています。従業員・お取引業者様・お客様・行政など、浜名湖地域の人々との関わりから、浜名湖クレソンは生まれました。

地域社会という見えない人ではなく、私が見える人々の幸せに貢献していきたいと考えています。

【質問】

CoCoChiに自分の野菜を届ける思い・期待

【回答】

クレソンという野菜は、サラダや肉料理の付け合わせが定番です。地元の飲食店CoCoChiさんでいろいろな料理に使っていただくことで、より多くの人にクレソンの美味しさを体験していただきたいです。生食すればピリッと感じてもらえます。丈夫そうな茎も食べられます。

美味しいんです。火の通りもはやく鍋にもおすすめです。付け合わせではなく、クレソンという野菜を味わう新しいクレソンの調理法など一緒に見つけていけたらと思います。