緊急情報
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更新日:2021年5月14日
≪会議録署名委員の指名≫
議長が、宮木恒委員と吉見昭子委員を会議録署名人に指名
≪子育て支援課 担当者が資料により説明≫
【事前質問 1】河瀬俊夫委員
困っている人ほど困窮していることを表に出さないと記載があり、取り組む施策が7~9(32ページ~34ページ)まであるが、この貧困問題はどの施策にあたるのか。
また行政・地域は本人がSOSを出していない家庭に干渉することはできるのか。
【担当課回答】門奈子育て支援課主幹(以下門奈主幹)
SOSを出していない家庭に行政・地域から直接接することはできません。子どもの貧困に対しては、施策を7~9を総合的に実施することで支援していきます。子どもの貧困を早期発見する仕組みづくりには支援者等への見識を高める為の研修や啓発が組まれていて、学校等の教育機関・子どもに関わる支援機関が子供の貧困の気づきを促すツールなどを活用する中で早期に発見し、子どもの支援ネットワークの拡充の中で適切な支援へつないでいきます。
【事前質問 2】河瀬俊夫委員
施策7 子どもの貧困を早期発見する仕組みづくり
3つながりやすい相談窓口の設置
「メールやSNSで活用した相談窓口を設置する」と記載があるが、困窮世帯は電話などの支払いが出来なかったとの記載がある。どのように運用しているか。
また資料51ページに若者相談支援窓口「わかば」で「SNSを活用した相談(期間限定)」とあるが、何故期間限定なのか通年ではないのか。
【担当課回答】門奈主幹
まずは、電話料金の支払いができなくなる前に適切な支援につないでいくことが必要であると考えています。支払いができなくなっている方は福祉の窓口につながっている方が多いので社会福祉課と対面窓口で相談にのり適切な支援につなげています。
「SNSを活用した相談(期間限定)」は、令和元年度内閣府事業の採択を受け2週間試行したことから始まり、令和2年度に市の単独事業として受付日数を夏休み冬休みを含む60日間に拡大して実施しています。SNSの特性を生かした迅速な対応が可能な相談体制やニーズのある期間・時間等の検証を進めたうえで、より効果的な事業運営について通年実施の可能性を含めて検討していきます。
(河瀬俊夫委員)
本人がSOSを出していないのに行政・地域が干渉できるのか、どうすればいいのか。見過ごしてしまうと問題になる。貧困家庭をなんとかしなければならないが、本人が自覚して手を挙げてくれないとなんともならない。最後の最後に困って相談にくることが多いと聞いている。この施策を進める中で、このような現状を改善するためにどのようなことができるのか、今後教えていただきたい。
(担当課回答)門奈主幹
様々な支援制度があるのに利用に結びつかないのは、周知不足もあり、周知方法の改善に努めます。また、施策を進めていく中で、早期発見の仕組みづくりを進めていきます。
(中村重男委員)
役所の方は施策書類を作るのは非常にうまいが実行していくのは難しい。内容が伴うように実行してほしい。本当に困った方は自ら声を上げないので探す必要があり、その対策をお願いしたい。子どもの貧困に差がつくのは教育制度の問題が一番大きい。誰もが教育を無償で受けられるように改革していく必要がある。声を上げられない子どものことを考えていただきたい。
(石川会長)
担当課は今の意見についてどのように対応していくか。
(担当課回答)門奈主幹
整理して後日回答します。
(中野幸枝委員)
家庭が困窮しているかどうかは見えづらい。困っている人ほどそれを表に出さない風潮がある。放課後児童会の先生は、毎日子どもの送迎をしていることもあり、家庭の困窮に気づきやすい。ただ、放課後児童会を利用するには一定額の支払いが必要であり、本当に困窮している人が活用していないことも考えられる。
貧困の現状を知らない人も多いが、このプロジェクトには啓発活動についても記載がある。特に、啓発活動と教育と福祉の連携の強化をお願いする。
(村松良子委員)
見た目だけでは貧困を見つけにくい。本人が貧困を自覚していない場合もある。難しいが見つけていけないといけない。研修を受けただけでは足りない、研究していく必要がある。
ヤングケアラーの問題もある。教育の格差につながる。この問題は心の貧困にもつながる。
福祉サービスは申請をしないといただけないし、申請後の手順を知らない人も多い。伴走型で見守っていく必要があるが、対策はどのように考えているか。
(担当課回答)門奈主幹
確認して後日回答します。
(星野節子委員)
子どもの貧困対策コーディネーター事業にある地域の支援団体への支援内容を具体的に教えてほしい。又、スクールソーシャルワーク事業のスクールソーシャルワーカーは何人で、どのような活動をしている。
(担当課回答)門奈主幹
子どもの貧困対策コーディネーター事業は社会福祉協議会に委託して地域全体を見ていただけるコーディネーターを設置しています。連絡会議の開催、学習支援に関わる団体・子供食堂の運営に関わる団体等の連絡相談会の開催を行っています。
スクールソーシャルワーカーについては、令和3年度は小中学校全体で16名配置しており、登校児童の相談、虐待の早期発見等深刻化を防止するための相談に関わっています。
(高木俊和委員)
この資料における「ひとり親」の定義を教えてほしい。親の長期入院・DVなどで実質的なひとり親家庭は「ひとり親」になるのか。又、養育費の受取状況について踏み込んで調査しているのか。
(担当課回答)門奈主幹
「ひとり親」は離婚・死別のひとり親の世帯です。養育費については、確認して後日回答します。
(宮木恒委員)
貧困かどうか判らないのが問題であると思われる。自分の家庭が貧困かどうかを判断することができ、また貧困の段階に応じてどんな支援を受けることができるかがわかる一覧表を作成することが必要ではないか。
(担当課回答)門奈主幹
一覧表は課題とさせていただきます。
(宮木恒委員)
子どもの貧困対策とは、大人の貧困と子どもの貧困は別で、親がどんなに貧困であっても子どもは普通の子供としての教育が受けられるようにしていくということか。
(中野幸枝委員)
未来を担っている子どもの視点からすれば、親はどうあれ子どもは医療も教育も生活も与えられるのがあるべき考え方ではないか。子どもが自ら声をあげることができる仕組みが、学校の中にはあるかもしれないが、一般的には私たちは聞いたことがあまりない。地域の子どもたちが地域の環境に対してどういう考えを持っているのか、それがわかれば、子どもの考えに沿った施策ができ、大人は大人だし、子どもは子どもで守っていくべきだということが明らかになるのではないかと考える。
(武田憲幸委員)
子ども貧困対策コーディネーター事業ではどのようなことをしているのか。
(担当課回答)門奈主幹
社会福祉協議会に委託して、市全体をみていただけるコーディネーターを1名配置しています。各地域で活動する支援団体の相談・支援・調整・促進・啓発を行っています。
(石川会長)
コーディネーターは、社会福祉協議会の本部に1名いるだけか。
(担当課回答)門奈主幹
1人工で社会福祉士の資格を持つ者が各区を回りながら支援の調整をしています。
(石川会長)
それではコーディネーターの人数が足りない。人数の増を考えていただきたい。
(担当課回答)門奈主幹
今後、役割を精査する中で、体制については検討していきます。
(石川会長)
担当課は意見を参考に進めていただきたい。
≪区振興課 担当者から資料により説明≫
質疑なし
令和3年度
第1回 西区協議会は、令和3年4月28日(水曜日)午後1時30分から開催
開催会場は西区役所 3階 大会議室
令和3年度区協議会の日程変更
6月については23日(水曜日)に変更
保護司会の会報について(保護司会) 各地区保護司が欠員していて募集しています。
ヘルプマークについて(浜松の福祉を考える会)
toica de ウォーキングについて(まちづくり推進課)
令和2年度浜松市認定文化財(浜松地域遺産)の認定について(事務局)
新型コロナウィルスワクチン接種事業について(事務局)
地域力向上事業(雄踏吹奏楽団及び浜名湖自然観察会の予備日について)(事務局)
(石川会長)
以上をもって、令和2年度第11回西区協議会を閉会させていただきます。
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