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更新日:2024年8月2日

令和6年度第3回天竜区協議会議事要点

  • 日時:令和6年6月27日(木曜日)午後2時00分~3時03分
  • 会場:天竜区役所2階21・22会議室
  • 次第
    1.開会
    2.会長あいさつ
    3.区長あいさつ
    4.議事
    (1)協議事項
    令和6年度パブリック・コメント(パブコメ)の取扱いについて
    (2)地域課題
    ア.待機児童ゼロについて
    イ.区協議会だより(紙ベース)配布について
    ウ.天竜区防災の課題整理について
    (3)その他
    災害復旧状況について
    5.その他
    6.閉会

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第27条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。伊賀康司委員、梅澤美百合委員、小泉孝保委員、鈴木ひかり委員、高氏秀佳委員、吹野桂子委員、牧内真美委員、南屋裕康委員、柳澤光子委員の会議欠席を事務局から報告。

2.会長あいさつ

(会議録署名人の指名)

会議録署名人に松本常志委員と三室正夫委員を指名。

3.区長あいさつ

4.議事

(1)協議事項

令和6年度パブリック・コメント(パブコメ)の取扱いについて

≪区振興課が資料に基づき説明≫

 

(進藤博行会長)

昨年11月のパブコメは資料も多く、細かな説明もあった。なるべく偏らず皆で話し合えるような状態にしたい。また、説明を聞かなくても良いものについては、特に意見は不要である。机上に希望調査の用紙が配付されている。今日は、この回答をお願いしたい。1人でも話を聞きたい委員がいた場合には、担当課からの説明を受けたいと考えている。しかし、今年も11月に案件が集中している。これについては、事務局から調整してもらうこととしている。

(区振興課長)

本日欠席の委員からも希望を聞きたい。

(進藤博行会長)

そのように実施してほしい。

(海老原政彦委員)

今回はパブリック・コメントを説明する側の事情であったが、意見を出す市民の立場からのお願いである。パブコメに意見を出すにあたっても締切りが全く同じの案件がいくつも重なってしまえば、その意見を同時に出さなければいけなくなってしまう。例えば、1、2週間締切りをずらすことによって意見を出す側も出しやすくなるのではないか。この点を検討してほしい。

もう1点としてパブコメの意見募集は広報はままつに掲載されるが、その結果を受けて市としての見解を出したことについては、広報はままつに掲載されていない。もし掲載されていたら私の誤りであるが、その意見に対して市が回答したことについてもきちんと広報することを検討してほしい。

(区振興課長)

今回のパブコメについては意見募集期間をおおよその月で記載したが、募集期間は各課で異なる。今回の意見についてはパブコメ所管課の広聴広報課へ伝える。

また、パブコメに提出された意見に対する市の回答の公表時期についてはどのように公開しているのか確認して委員へ回答する。

(進藤博行会長)

ある案件に対するパブコメがいつから始まったのかわかりづらい。これまでの区協議会の中でも意見募集期間が残り1週間ということもあった。たくさんの案件がある中で日程調整は難しいかもしれないがなるべく実施してほしい。

(2)報告事項

ア.待機児童ゼロについて

(海老原政彦委員)

待機児童ゼロについてである。浜松市は4年連続待機児童ゼロという新聞報道があった。しかし、「保留児童」という子どもを預けられない、預けることが難しい家庭がたくさんあることを知った。知り合いの家庭が浜松に移住して、待機児童がゼロだからすぐに預けられると思ったら、預けることができず、今も家で子供2人を見ているという大変な状況にある。

まず、「待機児童」と「保留児童」について教えてほしい。

≪こども家庭部幼保支援課長が資料に基づき説明≫

(海老原政彦委員)

市のホームページによると、浜松市内の保留児童が約440人であった。天竜区では何人か。

(こども家庭部幼保支援課長)

本年4月時点の保留児童数が444人であり、このうち天竜区は10人である。

(海老原政彦委員)

次に、市のホームページによると令和2年に659人の保留児童があり、その後435人、309人と減少し、その後、また令和5年が400人、令和6年が444人と保留児童の人数が増えている。このことについてはどう状況分析しているか。

≪こども家庭部幼保支援課長が資料に基づき説明≫

(海老原政彦委員)

なぜ、特定の園を希望する家庭が多くなっているか。

(こども家庭部幼保支援課長)

平成27年以降浜松市においては施設が増加している。こうした中、様々な施設の中から保育所等を選ぶことができるようになり、施設の環境や保育の内容などから、この施設に子どもを預けたいと特定の施設を希望する家庭が多くなっていると考えている。

(海老原政彦委員)

浜松市として、保留児童ゼロを目指すことを考えているか。

≪こども家庭部幼保支援課長が資料に基づき説明≫

(海老原政彦委員)

受け皿の確保とあったが、天竜区の場合はどうか。山東の民間保育園に佐久間や水窪と、かなり遠いところから子どもを預けに来ていると聞いている。天竜区について保留児童が10人いるということは、私が知り合った家族も同様に、天竜区や中山間地域に移住しようと考える若い世代の大きな支障になるのではないか。中山間地域振興計画とも関係するが、今後を考えた時に少なくとも天竜区に関しては保留児童ゼロを目指すべきではないか。

(こども家庭部幼保支援課長)

保育所の利用については、すべての受け皿を区内で確保するのではなく、区をまたいでさまざまなエリアで選ばれている状況である。天竜区という地域性から考えるとなかなか選ぶことができない家庭があることは承知しているがそれぞれのエリアで保育所を整備していくことは難しいと考えている。

天竜区においては保育ママ事業を実施しており有効活用することも一つの手段である。

(海老原政彦委員)

なかなか厳しい回答である。保育施設の整備は中山間地域の場合は難しいが、天竜区の保育ママ事業を活用することで解消するということであった。しかし、熊地域で旧熊幼稚園を改修しリトルベアが事業を実施しているが、保育ママ事業が個人宅で子供を預かることを前提に作られており、施設での保育ママ事業に対してはあまり使いやすい仕組みになっていない。施設を活用した保育ママ事業は今後増えると思われる。保留児童ゼロを目指すことが難しいのであれば、施設の整備をするよりは保育ママ事業を拡充するような、施設における保育ママがやりやすくなるような見直しを検討してほしい。

(こども家庭部幼保支援課長)

天竜福祉事業所社会福祉課と情報共有をしてより使いやすい事業となるよう検討していきたい。

(海老原政彦委員)

保育ママ事業は本当にいい事業だが、個人宅での保育ママを前提としているので、施設で保育ママ事業を行うにはいくつか変えてもらいたい規則があるので検討してほしい。我々も保育ママを実施する人から話を聞いて、意見を届けたい。

(進藤博行会長)

昔は、保育園や幼稚園、小学校はどこに行くのかほぼ決まっていたが、今の家庭は連絡を取りあい、ネットで調べることで情報を得ている。今回、初めて「保留児童」という言葉を聞いたが、やむを得ず保留児童となっている人もいれば、自身の選択で保留児童となっている人もいるのだろう。時代に合わせた対応をお願いしたい。

イ.区協議会だより(紙ベース)配布について

(進藤博行会長)

区協議会だよりをダミーとして作ってみた。写真はオンラインで会議をしていた時の風景である。委員の名前を紹介したたよりを作ってみたらという提案である。今回は100部印刷している。今後、紙媒体物も作ったらどうかという話であったが、実際には予算取りをしていない。しかし、協議会委員がこれを活用して、近所や出身母体に配ってみて、やはり必要だということになれば、協議会から区へ予算化の依頼をしていきたいと考えている。中身は昨年度の話し合いの内容となっているが、表紙の委員の名前を憶えてもらうことで住民からの声を協議会から区や市へ届けていくような、広聴活動に活用してほしい。

協議会だよりを作るにあたっては、防災やごみ有料化について話し合っていることを伝え、皆の意見を委員や事務局、区役所に伝えてほしいというような一つのツールになると考えている。今のところは架空の話なので、年に何回作るか、配布方法など多く問題がある。まずは予算をと考えるが、回覧をする場合でも委託業者を介して配布している地域もあり、実施には費用がかかることも分かった。

委員には作る必要があるか、どんな内容が良いかなどを検討してほしい。そのために活用してほしい。

協議会だよりを作ることになったら皆で意見を出し合うことになるが、作業をすべて事務局任せにすることはたいへんであり、会長と副会長だけで作るのも不可能である。なるべく委員の協力で協議会だよりを発行していきたい。

ウ.天竜区防災の課題整理について

(進藤博行会長)

前回の会議の中で区振興課から災害発生時の体制については説明があった。

しかしもう1点として、災害が起きる前に少しでも被害を少なくするためにどうしたらいいかというところについて協議会として話し合っているところである。最終的には、天竜区民としての防災体制をまとめて、提案していきたいと考えている。

今回はそのための資料を用意してもらったものである。

(区振興課長)

≪区振興課長が資料に基づき説明≫

(進藤博行会長)

集落の一覧を見ると、春野地区では7つがあげられているが、災害時はこれ以上の孤立集落が発生するのではないかと思う。道路は土砂災害警戒区域になっていなくても住んでいるところが土砂災害警戒区域である。これはあくまでも参考として、天竜区はすべて危ないというような考えでスタートしていきたい。

私の地元集落での取組みを聞いてほしい。前回、組ごとでの防災訓練を行った。これは隣近所での助け合いの気持ちが防災に必要だと考えたからである。組ごとで危険箇所を洗い出し、どこに避難するかを考えた。能登の地震の様子を見ると半年経った今でも崩れた家がそのまま残されている。これらが片付かない理由としては、持ち主が分からなかったり、どこに行ったか分からなかったりということのようである。天竜区でそうなってしまったら、アクセス道路整備のために片づけるにはどうしたらいいか。今の時点でできることは何か。取り壊しに関する念書を作っておくようなことが予防である。地域で話をしたのは、同じ組で暮らしていても携帯電話の番号は意外と知らない。地域の外に住む家族の連絡先も含めて、部外秘の連絡網を作った。こういったことが、今できる予防策として必要だと考える。小さなことだが、そういうことから始めていけたらということを提案していきたい。

天竜区の防災については何年もかけて話し合うというような時間はないと考えている。なるべく皆の意見を集約していきたい。

(3)その他

天竜土木整備事務所からの報告

≪災害の復旧状況について天竜土木整備事務所が資料に基づき報告≫

 

5.その他

鈴木勝夫委員の辞任について

令和6年6月26日付で辞任届が提出され、受理されたことを報告。

後任を天竜区自治会連合会に選出依頼することを決定。

次回開催予定

日時:令和6年7月25日(木曜日)午後2時00分
会場:天竜エコテラス大会議室

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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