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更新日:2022年10月17日

令和4年度第4回天竜区協議会議事要点

  • 日時:令和4年7月27日(水曜日)午後2時00分~3時08分
  • 会場:天竜区役所21・22会議室
  • 次第
  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 区長あいさつ
  4. 議事
    (1)協議事項
    ア令和4年度浜松市天竜区市民活動表彰について
    イ令和4年度天竜区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」の提案について
    (2)その他
    地域課題
  5. その他
  6. 閉会

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第13条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。生田要司委員、片桐滋人委員、高木歩美委員、村井教子委員、守屋盛明委員、渡辺悦子委員の会議欠席を事務局から報告。

2.会長あいさつ

3.区長あいさつ

4.議事

(会議録署名人の指名)

会議録署名人に太田佳子委員と小橋志穂委員を指名。

(1)協議事項

ア令和4年度浜松市天竜区市民活動表彰について

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(吉林久会長)
1点目、地域資源を活用し企業や学校とコラボすることによって、今回市民活動表彰候補団体となったNPO法人こいねみさくぼの活動領域が広がると思う。ところで、コラボ先の春華堂や藤枝北高とはどのようなきっかけによって関わりができたのか教えてほしい。
2点目、「醗酵民宿」とは、藤枝北高とのコラボ企画によるとあるが、どのような構想であるか教えてほしい。

(水窪協働センター)
1点目、まず、団体と春華堂との出会いは、2014年である。春華堂が雑穀を使用した菓子を開発するため、雑穀を栽培している場所を探していた際に、水窪町内で雑穀料理を提供している石本さんという人にたどりついた。この石本さんがNPO法人こいねみさくぼを紹介したことに始まる。
次に、藤枝北高との関わりであるが、関係の始まりは2019年ごろである。当時の藤枝北高サイエンス部顧問の先生が大学時代に水窪のお祭りに参加したことがきっかけで地域に愛着を持っていた。そのころ、サイエンス部では、水窪町内で採取した酵母を使用した日本酒を酒造メーカーと協力して作っており、この発表会にNPO法人こいねみさくぼが招待を受けていたことから関係が始まった。
2点目、「醗酵民宿」とは、水窪町内で作られた味噌などの発酵調味料を提供し宿泊者自ら調理体験を行うことによって地域のよさを感じてもらうというコンセプトである。民宿が目指す姿のソフト面を藤枝北高サイエンス部が担い、空き家の確保や法令等ハード面をNPO法人こいねみさくぼが担当しオープンに向けてリフォームを実施している。

イ令和4年度天竜区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」の提案について

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(圡田哲也委員)
春野町産エシカル商品の販売ということであるが、エシカル商品とは、具体的にどのようなものか教えてほしい。

(春野協働センター)
春野町産エシカル商品は、具体的には山香さんのクロモジなどから抽出する精油を使用したアロマオイルの販売であるとか、養豚業を営む春野コーポレーションさんの地産地消商品の販売を予定していると伺っている。そのほか、浜松市SDGsプラットフォーム(440会員)に登録している313の企業、70団体、57の個人へ出店を呼び掛けると伺っている。

(圡田哲也委員)
浜松市SDGsプラットフォームに登録されていればあてはまるということか。

(春野協働センター)
当該プラットフォームに登録されている団体や個人のほか、そうでない人も事業実施団体の趣旨に賛同いただける人が参加(出店)可能である。

(吉林久会長)
エシカル商品については、静岡文化芸術大学でも力を入れていると思われるが、コラボは予定しているか。

(春野協働センター)
静岡文化芸術大学とのコラボについて、エシカル商品の販売ではなく、アートの関係で連携を図っていくと伺っている。

(小橋志穂委員)
資料には、「なにも無いところへ観光資源を生み出す」と記載があるが、とても切ない気がする。春野町はなにも無いと言われているが、天狗の面や気田川など美しい川もあるため、もう少し異なる表現ができないか。

(春野協働センター)
提案団体には、そのような意見があったと伝える。

(吉林久会長)
1点目、事業名を「THENUDGE」とした理由を教えてほしい。
2点目、収支予算書には、自己資金をクラウドファンディングで調達すると記載があるが、事業成立のためどの程度見込まれているか教えてほしい。

(春野協働センター)
1点目、事業名を「THENUDGE」とした理由について説明する。「THENUDGE」には、そっと後押しするという意味がある。「誰もがエシカルやSDGsの目標達成に対して強制され行動するのではなく、知らず知らずのうちに自発的に行動する」ようデザインされたイベントを目指すという思いを込めたと伺っている。
2点目、今回のクラウドファンディングは、日本最大級のクラウドファンディングサービスとして全国の志を抱く挑戦者とプロジェクト実現を応援する人々をつなぎ、業界最高峰の達成率を実現している「Readyfor」を介して寄付を募ることとしている。予算計上する全額をクラウドファンディング収入として達成可能であると見込んでおり、達成されない場合は自己資金で補てんすると伺っている。

(吉林久会長)
今回出た意見を踏まえて事業の採択をお願いする。

(2)その他

地域課題

ア森林環境譲与税の使途について

(鈴木勝夫委員)
現在の立木価格では、山林所有者の手元に残るお金で再造林することは、非常に困難と思われる。皆伐して再造林するという目的が達成されるかは疑わしいと考える。
そこで、森林の二酸化炭素吸収については、成熟した樹木より若木のほうがその量が多いという専門家の意見もあるため、積極的に皆伐し植林してもらうための一助として、二酸化炭素吸収補助金のような項目を設け、植林や苗木代等に補助してはどうかと考える。

(天竜森林事務所)
まず、林業行政、林業施策についてこれまでは間伐を中心に木材産業を推進してきた。委員の意見である二酸化炭素吸収減対策の重要性や、林齢の平準化を図り循環させるためには、皆伐をして植林する、再造林することを推進することが重要であると考えられている。
次に、補助金の関係である。まず皆伐、木材生産のために伐採する事業については、令和元年度から浜松型林齢平準化促進事業を創設し、森林環境譲与税を活用して皆伐による木材の搬出経費について負担する事業を実施している。
さらに、皆伐後に植林する事業への補助については、国と県が実施する森林環境保全直接支援事業がある。この事業で国と県が植林等に対する補助金を交付しているほか、市独自で森林整備林業振興事業費補助金という事業があり、これによっても、皆伐後の植林に対して補助金を交付している。具体的には、苗木代とか、獣害対策のための防止柵といったものについて、補助金という形で支援を行っている。
この、国、県、市の補助金については、森林環境譲与税は活用していない。
森林環境譲与税は、新規の事業や既存事業を拡充するために積極的に使っていく方針であり、以前より実施している本事業について森林環境譲与税は活用していない。
また、森林環境譲与税は、浜松市森林・林業未来構想会議において、委員のみなさまから幅広い意見をいただきながら使途を決定していく方針である。今後、関係するみなさまから意見をいただき、貴重な財源の効率的な執行につとめていく。

(鈴木勝夫委員)
県がタウンミーティングを実施しているように、森林環境譲与税の使途についても地域に出向き説明したり、広く市民の意見を聞いたりする場を設けてほしい。

(天竜森林事務所)
現在は、浜松市森林・林業未来構想会議において大学教授や林材業関係者などからのさまざまな意見を反映させて森林環境譲与税活用計画を策定している。いただいた意見については、今後検討していく。

(鈴木勝夫委員)
森林環境譲与税の使途については、地域に出向き市民に説明し、広く市民の意見を聞くなど、積極的に検討してほしい。

(永井久己委員)
皆伐後に植林する事業への補助があるということである。水窪地域は、急峻な地域で本来はスギやヒノキを植林することに適していないが拡大造林によって植林したところもある。また、獣害などもあるため、そうした事情も考慮し、必ずしも皆伐後の植林を推し進めなくても良いのではないかと考える。また、皆伐後植林しなくとも、木材搬出にかかる経費を助成してほしい。

(天竜森林事務所)
現在、森林整備計画では皆伐後は植林することとなっている。今年度4月開催の区協議会においても、森林サイクル適正化検証事業ということで、皆伐後の再造林や天然更新について森林の適正管理を図るための計画として検証する事業を今年度実施すると説明した。この事業を踏まえて今後の対応を検討していきたい。

(吉林久会長)
皆伐した際の木材は有効活用されるか。採算が取れないということで伐採後植林されなかったり、伐採後に木材が放置されたりする事例がある。

(天竜森林事務所)
森林経営計画において、どこで、どのように森林整備していくかを位置づけて皆伐や植林を実施している。

(吉林久会長)
捨て伐りもあるか。

(天竜森林事務所)
切り捨て間伐ということで、木材の搬出不可能なところでは行われる。しかし、木材が流出しないような工夫はされている。

(進藤博行委員)
以前に天竜森林事務所へ話を聞いた際に次のことについて相談した。
民家の背後に森林が位置しており、このまま樹木を放置しておけば災害時に民家へ被害を及ぼすことが想定される。このようなとき、事前に伐採をするにあたっては、伐採面積や樹種が問題となる。伐採に関しては森林組合が行うことになるが、採算性の問題から地元の負担が生じるというような話もあった。危険を防ぐことが最優先されるべきであると考えるため、予防伐採についてどのような補助制度があるか、だれがどのように対応するかなどわかりやすく広報してほしい。

(天竜森林事務所)
昨年度から実施している山地災害予防対策事業がある。本事業の対象は、森林法に規定されている森林であり、宅地や畑の樹木は本事業の対象外となっている。対象となるかの判断はケースバイケースであるため、個別に相談していただくようお願いしている。

(進藤博行委員)
民家の所有者等が個別に相談することとなるのか。

(天竜森林事務所)
事業の該当となるか説明できるため、個別に相談してほしい。

(進藤博行委員)
危険かどうかが最優先されるということか。

(天竜森林事務所)
危険度による判断ではなく、森林法に規定されている森林が対象となっており、宅地や畑の樹木は対象外となっている。

(進藤博行委員)
農地の転用についてである。昔から日本は農地を雑種地や宅地へ転用するのはなかなか難しいということは承知している。最近、私たちの地域でも、唯一あった茶工場が閉鎖することとなった。おそらくほとんどの人が茶園を所有しているが、その茶園はこのままにしておくしかないというようなことになってしまうし他の田畑も同様である。田畑のほとんどが作物を栽培していないため、雑草が生い茂り野生動物のすみかとなっているところもある。
そんなとき、ここでオートキャンプ場を開設したいとか、この雑踏地のところにみんなで集まることができる小屋を作りたいという話があり、その土地が農地になっているということで、農業委員会へ相談して検討していただいたが、農地としては何十年も使っていない土地で草が生い茂っている土地(耕作放棄地)であっても農地を転用することができないということであった。
他にも、太陽光パネルを設置したいが、土地の地目が農地であるためできないという事例もあった。これは、春野町だけでなく日本全国の問題である。しかし、今後市として農地の有効活用についてどのように考えているか。区再編で天竜区は単独区となるが、区独自の活用方法は見出せないものか。

(区振興課)
次回会議において、担当課から回答する。

(髙氏秀佳委員)
新型コロナウイルス感染症について、天竜区の実情について教えてほしい。また、佐久間地域でも以前は遠い話であったが、最近では身近に危機が迫ってきている。感染した場合にどのように対応すればいいか手順など教えてほしい。

(区振興課)
次回会議において、担当課から回答する。

(小橋志穂委員)
浜松市内にドロップインで新型コロナウイルスワクチン接種できるような、事前予約なしで接種できるところがない。現在は、ザザシティが大規模接種会場となっているが、当日予約とかキャンセル待ちのようなシステムを作っていただけないか。

(区振興課)
いただいた意見は、担当課へ伝える。

イ光ファイバ網整備状況について

(吉林久会長)
区内光ファイバ網整備について、整備率など現在の状況などを教えてほしい。

(区振興課)
担当課である、情報システム課の回答を報告する。
光ファイバ整備は、計画どおり令和3年度末で完了した。区全体の整備率を令和2年度末の51.17%から97.9%まで引き上げることができた。こうした状況を踏まえ、各家庭から事業者の想定を上回る加入申し込みがあり、現在宅内引込工事に非常に時間を要する状況である。しかし、未整備として残る地域もいまだあるため、未整備地域解消に向けて事業者が整備に着手しやすくなるよう補助制度の拡充などを国へ6月21日に要望した。今後も、国等への働きかけを行うとともに、事業者との協議を継続していく。

(吉林久会長)
整備率100%となるよう努力してほしい。

 

5.その他

次回開催予定

日時:令和4年8月26日(金曜日)午後2時00分
会場:天竜区役所21・22会議室

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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