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更新日:2020年10月28日

令和2年度第5回天竜区協議会議事要点

  • 日時令和2年9月24日(木曜日)午後2時00分~3時32分
  • 会場天竜区役所21・22会議室
  • 次第
  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 区長あいさつ
  4. 議事
    (1)諮問事項
    令和3年度天竜区役所費予算要求の概要について
    (2)その他
    地域課題について
  5. その他
  6. 閉会

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第13条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。生田要司委員、伊藤美奈子委員、三須富美委員の会議欠席を事務局から報告。

2.会長あいさつ

3.区長あいさつ

4.議事

(会議録署名人の指名)

会議録署名人に太田佳子委員と小橋志穂委員を会長が指名。

(1)協議事項

令和3年度天竜区役所費予算要求の概要について

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(小橋志穂委員)
サイクリスト誘致事業についてお願いがある。現在のコースは75kmほどであったと思うが、子連れでも参加できるような短いコースを設定してほしい。

(まちづくり推進課)
サイクリスト誘致事業は平成18年度から始まった豊かな自然や、地域の味覚、おもてなしを通して天竜区の魅力発信や交流人口拡大を図ることを目的とするサイクルイベントである。
大会は隔年で開催される。今年度は環境整備として、サイクリングマップの作成、駐輪スタンドの設置、スタンプラリーや入込客の調査などを実施している。令和3年度に大会実施予定であり、その費用を計上している。実施にあたっては、子どもから大人までさまざまな年代の人が気軽に参加できるような大会になるよう事務局で検討を進めていきたい。

(髙氏秀佳委員)
地域力向上事業のうち、区課題解決事業とは、どのような課題を解決するためにどれくらいの予算を計上しているのか教えてほしい。

(区振興課)
地域力向上事業のうち区課題解決事業では、大きく6事業が展開されている。中には、市全体で行う事業もある。その中で、天竜区として区独自の課題を見つけ、解決するという考えのもと実施している事業である。
例えば、区振興課で行っている区プロモーションや情報発信を行う事業、まちづくり推進課で行う伝統文化に関する事業、河川環境の保護を行う事業、狩猟関係の事業などがある。

(髙氏秀佳委員)
テレビ会議のため、一部説明が聞き取りにくい部分があった。次回の会議において書面で示してほしい。

(区振興課)
来年2月の区協議会において、令和3年度予算案として説明する予定であるが、その際には、区課題事業のうち実施する個別の事業について説明する予定である。

(鈴木勝夫委員)
旧龍山村や旧春野町などガソリンスタンド空白地において、過去に実証実験を行ったと思う。
その事業に関して結果や今後の状況はどうなっているか。
実証実験は終了したため、今後は行わないという結論に至っているのか、行政として補助を行う考えはあるか。

(吉林久会長)
地域課題において担当課から回答いただくようにする。

(守屋盛明委員)
今回の諮問事項について、例えばこのような事業について、実施したいため予算に組み込んでほしいという委員からの意見がまとまった場合、予算要求に反映ができるか。

(区振興課)
内容にもよるが、意見として伺い、本庁と協議する中で要求することは可能である。

(守屋盛明委員)
令和3年度天竜区役所費予算要求の概要について、委員として要望することは今回しかできないということか。

(区振興課)
今回の委員からの意見について、内容を確認した上で今後の補正予算などで対応していくことを考えている。

(守屋盛明委員)
今回、意見を述べたとしても資料にある通りの金額で要求するということか。

(区振興課)
その通りである。

(吉林久会長)
浜松市の財政調整基金の現状について教えてほしい。

(区振興課)
所管課である財政課に照会し、回答をいただいているので、説明する。
財政調整基金は、全体収支を踏まえて財源調整(歳入不足の補完等)として活用されるもの。
令和元年度末の残高は、11,545,916千円であり、令和2年度9月補正予算案での残高は、4,091,193千円となっている。

(圡田哲也委員)
天竜区役所費予算要求の締切日はいつか教えてほしい。

(区振興課)
予算要求の締切日は10月16日である。今回の諮問事項については、この日までに答申を頂きたい。

(吉林久会長)
本案件は諮問事項であるため、次回答申する。

(2)その他

地域課題について

(吉林久会長)
はじめに、鈴木勝夫委員から事前質問について発言をお願いする。

(鈴木勝夫委員)
佐久間町にある地域の中核病院である佐久間病院について2点質問する。
1点目、過去3年間の浜松市の一般会計からの負担金はいくらか。また今後の見通しはどのようであるか。
2点目、現在の常勤医師は何名であるか。今後の医師の確保と病院の存続は大丈夫であるか。病床数の見直しや規模に見合った医療体制などについて、市はどのように考えているか。

(佐久間病院)
1点目の質問について、回答する。一般会計負担金については、6億円前後を推移している。
具体的には、平成30年度決算額620,571千円、令和元年度決算額584,328千円、令和2年度予算額622,387千円となっている。6億円という数字は、佐久間病院の収入に対しておよそ50%を占める。
一般会計負担金とは、独立採算の原則を採る地方公営企業の例外となる経費を総務省「地方公営企業操出基準」に示されおり、毎年市の一般会計から病院会計へ繰り出されている負担金となり、市が政策として病院経営を支えている経費ともなっている。例外は、建設改良に要する経費や医師確保に要する経費である。
今後の見通しについて、佐久間病院診療圏の人口や患者数減少が収益に大きく影響するため、今後も一般会計負担金が必要と考えている。
2点目の質問について回答する。現在の常勤医師は市職員である院長と副院長の2名と、県派遣医師の内科医1名の合計3人である。平成27年度までは、市職員3人と県からの派遣医師3人の6人体制であった。平成28年度からは、市職員2人と県からの派遣医師2人の4人体制となった。令和2年度からは、市職員2人と県からの派遣医師1人の3人体制となった。平成28年度から常勤医師不足の状態となっているが、その不足分を、近隣病院の応援による非常勤医師により対応している。
今後の医師の確保について、まず常勤医師確保のために、静岡県への自治医大卒業医師の派遣継続要請や医師のネットワークを基に常勤医師の確保に向けて取り組んでいるが、まだ確保には至っていない。次に、県からの派遣医師においても、派遣を継続してもらうため、引き続きを要望していく。
病院の存続については、患者数の減少を踏まえると、収入の減少が続くものと考えられ、医師の確保を行いつつ、支出部分の見直しとして、規模に見合った診療体制を再構築する必要があると認識している。
しかし、佐久間病院は、中山間地域に位置する公立病院であり、へき地拠点病院でもあり、かかりつけ医療機関の役割も担うなくてはならない医療の要の施設と考えている。また、病院診療以外でも訪問診療や診療所診療、救急、公衆衛生事業など役割も認識し、診療圏に住む市民が安心して生活できるための医療を今後も持続して提供することを念頭に進めていくことを考えている。

(鈴木勝夫委員)
佐久間病院の収入のうちおよそ半分を一般会計負担金が占めていることには驚いた。市は病院の存続のため、負担金を減額することがないようお願いする。また、高齢の患者が多いため整形外科医の確保についても併せてお願いしたい。

(佐久間病院)
整形外科部門は、現在も継続して設置している。過去には常勤医師として整形外科医がいたが、現在は内科医のみである。近隣の病院から、整形外科医の応援をいただいている状況である。意見として承る。

(鈴木勝夫委員)
佐久間病院は、地域の中核病院であると捉えている。今後も地域住民が安心して暮らせるよう充実した医療体制を構築してほしい。

(吉林久会長)
先ほど、鈴木勝夫委員から発言があった、区内移動ガソリンスタンドの実証実験について回答をお願いする。

(区振興課)
実証実験は平成30年11月から平成31年1月まで、龍山地域2カ所、春野地域2カ所に移動式の給油所を設置して延べ21日間行われた。中山間地域の人口減少に伴う給油所の減少による給油所の確保や給油所新設、維持管理コストなどの課題を解決するための手段として、タンクローリーによる移動式給油所を設置した。実証実験では、4カ所21日間で延べ460件の利用があり、燃料供給手段として非常に有効であると報告があった。一方で、消防法や安全対策などの課題もある。今後は、移動式による方法も含めてガソリンスタンドの持続的な運営について考えていく必要がある。

(鈴木勝夫委員)
高齢者の中には、車で長距離を運転するのが難しい人がいることや、生活必需品として灯油はなくてはならないものであることから、知恵を出し合って給油所の確保について考えていく必要がある。

(吉林久会長)
進藤博行委員から、事前にいただいている提案事項について説明をお願いする。

(進藤博行委員)
都市部の人に天竜区の現状を理解してもらうためには、私たち中山間地域に住む人が、広く情報を積極的に伝える必要があると考えた。区にはさまざまな人がおり、魅力がある。これを何らかの形で私たちから積極的に新聞社やテレビ局などに情報を伝えることにより、多くの人に知ってもらい、理解してもらうことができる。都会から田舎への移住者は増加しており、区の魅力を自分たちの力で伝える必要がある。どのような方法や形で情報発信をしたら良いかは難しい問題であるが、住民と区の職員が一体となれば区の魅力や良さをより多くの人に伝えられる。

(吉林久会長)
市や区では広報やプロモーション活動はどのように行っているのか。

(区振興課)
市の広報活動は、広報はままつなど紙媒体での情報提供や、新聞・テレビなど報道機関へ投げ込みを行い取材してもらうというものがある。現在はこれに加えて、ホームページやYouTube、Facebook、TwitterなどのSNSを利用した情報発信に非常に力を入れている。
区役所では、区振興課が中心となって市ホームページの中に「天竜区のできごとページ」をタイトルとしたサイトを作成し、情報発信を行っている。

(吉林久会長)
「天竜区のできごとページ」に公開している情報はどこから集めているのか。

(区振興課)
市が主催するものや関係団体が実施している事業について主に情報発信を行っている。

(吉林久会長)
市民の声を拾うということも行っているか。

(区振興課)
区振興課だけでなく、各協働センターやふれあいセンターが地域から情報収集を行う中で記事を掲載している。

(進藤博行委員)
春野地域には、いろんな若い人が移住しており、若手農業グループなども活躍している。地域に魅力を感じ、山いき隊の活動終了後に定住する人もいる。このような地域で活躍する人たちについて、市職員と協力しながら新聞社やテレビ局へ情報を伝える必要がある。報道、注目されることによって、地域で活躍する個人や団体のモチベーションにもつながる。

(小橋志穂委員)
市公式YouTubeについて、閲覧数が少ないため工夫が必要であると考える。インターネットの情報発信が重要になる中で、市ホームページは分かりにくいと感じている。例えば、厚生労働省のホームページは分かりやすい。PC中心のレイアウトから、スマートフォンでの閲覧が容易にできるページレイアウトにしていただきたいと考える。

(区振興課)
分かりやすいホームページとなるよう、所管課である広聴広報課へ意見を伝える。

(圡田哲也委員)
天竜区役所の区振興課で作成した「てんりゅう暮らしの見本帖」は、今年度や今後更新される予定はあるか。情報発信として考えると記事の内容が非常に優れているので、今後も続けてほしい。

(区振興課)
「てんりゅう暮らしの見本帖」は、来年度に向けて更新したいと考えている。

(吉林久会長)
「てんりゅう暮らしの見本帖」は、かつて天竜区協議会から生まれたものであると伺っている。

(事務局)
「てんりゅう暮らしの見本帖」第1版は、天竜区の暮らしの魅力を発信するため、当時の天竜区協議会委員と職員が協働しながら作成したものである。

(吉林久会長)
以前に全国から人が集まる会議に出席したときの経験である。静岡県外からの出席者は、積極的に自らの地域の活動を紹介する一方で、静岡県からの出席者はあまり積極的に情報発信を行っていない様子であった。もっと一歩踏み出して積極的に自分たちの地域の活動や魅力を発信していく必要があると感じた。
進藤委員からの提案について、この場で方向性を示すことは難しい。しかしながら、委員の皆さんからは思いつきでもいいので積極的に発言してほしい。それが意外と地域の新たな発見につながると考える。

(松本常志委員)
前回地籍調査の件で発言したが、その点について報告する。前回区協議会終了後、本庁の道路保全課職員に改めて説明していただいた。春野町宮川、気田の一部を調査済みであるとのことであったが、今後の予定はないとのことである。市は、今後浜松駅北側などの都市部や海岸沿いを重点的に実施するとのことである。春野地域についても今後も継続的に実施してほしいと意見を伝えた。

(片桐滋人委員)
現在実施しているテレビ会議においては、その内容の7、8割が聞き取れない。発言する人がその方法を工夫するなど必要である。

(髙氏秀佳委員)
マイクの位置や話し方など工夫すれば問題なく聞き取れる。

(吉林久会長)
次回の会議までの課題として対応を協議し改善していく。

(村井教子委員)
引佐地域において、NPO法人ひずるしい鎮玉が作成した地域を紹介するガイドブックを見たことがある。視覚的にも非常に分かりやすい内容や紙面構成となっていた。写真や文字のレイアウトなど、視覚から得る情報は大変多い。区の職員も工夫されていると思うが、他地域の冊子なども参考にするとさらに良いものが出来上がると思う。

(吉林久会長)
私も見たことがあるが、非常に工夫されていると感じた。

(村井教子委員)
女性や子どもの目線などが取り入れられており、見た人に興味を持ってもらい、ここへ行ってみたいと感じさせるものである。

(進藤博行委員)
積極的に意見を出すことによって始まるものがある。委員のみなさんの地域でこんな活動されている人がいるのであれば情報を共有してほしい。
情報発信の方法について、今後も委員や市職員とも相談していきたい。

(吉林久会長)
委員の皆さんには、まずは地域に関する話題について、協働センターやふれあいセンターなど身近なところに情報を提供したり、区協議会で発言したりしてほしい。

(小橋志穂委員)
春野地域の親子3組で子育てサークルをやっている。今後は、天竜区全域で外遊び・昔遊びができる保育環境を整えていきたいと考えている。天竜区ではこんな外遊びできるところがあるとか、昔遊びに詳しい人などの情報があればぜひ教えてほしい。

5.その他

次回開催予定
日時:令和2年10月13日(火曜日)午後2時00分
会場:天竜区役所21・22会議室

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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