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更新日:2020年3月26日
1月21日(土曜日)・22日(日曜日)、春野町で、初心者向けの狩猟についての講習会「狩猟学舎」が開催されました。
若年層の狩猟者を育成し、捕獲した鳥獣の利活用を推進することにより鳥獣害対策を図ることを目的として開催された今回の講習会は、春野町杉地域で活動するNPO法人「はるの山の楽校」の協力を得て、中山間地域振興などに取り組むNPO法人「ルーツジャパン」が開催しました。
講習会1日目は、実際に杉地域の山林でフィールド実習を行いました。
参加者たちは鳥獣が残す痕跡の見極めや、状況に則した狩猟方法の講習として、地元猟師の指導を受けながらイノシシの足跡などを観察し、鳥獣の生態について学びました。
講習会2日目は、野生獣肉の利活用について講習を行い、近年注目を集めるジビエ(食用の野生鳥獣肉)についての理解を深めると共に、実際にジビエ加工を行っている施設「ジミート」で、鹿肉の加工を見学しました。
講習会を通じて、ルーツジャパンの岡本浩明代表は「狩猟人口の減少や、高齢化が進む中で、野生鳥獣による農林作物、森林への被害は増加しつづけている。
このような講習会の開催をきっかけとして、中山間地域への関心を高めてもらいたい」と語りました。
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