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更新日:2020年3月27日
9月27日(土曜日)、旧浦川中学校体育館で伝統芸能の浦川歌舞伎が行われました。
これは、浦川で公演中に病死した歌舞伎役者尾上栄三郎をしのぶ目的で始められたとされるもの。現在は地元の保存会を中心に毎年定期公演を行っており、今年で26回目を迎えます。
例年は夕方から夜にかけての開催でしたが、今年は、時間帯を日中に移し、午前10時半に開演。最初の幕では、今回は初めて高校生が参加し、「寿式三番叟(さんばそう)」が披露されました。
また、毎年恒例となっている演目「白浪五人男」では、浦川小学校の子どもたちが登場し、大人顔負けの堂々とした立ち回りを披露しました。
演目の中では地元のネタを取り入れ、笑いを誘う場面も。
しかし、要所では素人とは思わせないような圧巻の演技を見せ、観客を魅了しました。
最後の演目となる第五幕「弁慶上使御所桜堀川夜討」では、迫力ある演技で観客を引き込み、公演を締めくくりました。
最終幕が終わると役者の皆さんは再び壇上に並び、三本締めで、今回の公演は幕を閉じ、客席からは盛大な拍手が送られました。
なお、11月30日(日曜日)には三遠南信地域の歌舞伎保存会が一堂に会する「三遠南信ふるさと歌舞伎交流浜松・佐久間大会」が、佐久間町の佐久間歴史と民話の郷会館大ホールで行われます。
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