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更新日:2013年9月1日

平成22年度 第6回佐久間地域協議会 議事要点

●開催日時:平成22年9月28日(火曜日)午後1時30分~4時15分

●開催場所:佐久間地域自治センター 3階 協議会室

●次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 佐久間地域自治センター長あいさつ
  4. 議事
    • (1) 諮問事項
      • 地域自治センター費の予算要求の概要について
    • (2)協議事項
      • 博物館施設の再編整理(案)について
    • (3)報告事項
      • ア 天竜川ダム再編事業について
      • イ 浜松市立佐久間浦川公民館の移設及び分館の廃止について
    • (4)その他
  5. その他
    • (1)連絡事項
    • (2)次回の開催日の決定
  6.  閉会

1 開会

2会長あいさつ

ここ数日、ようやく秋の気配が感じられ、朝夕は肌寒さを感じるほどになった。この時期になると、町内でいろいろなイベント行事が行われる。
先日、各地区で敬老会が開催された。敬老会対象者数は約1,600人、その内米寿を迎えられた方が70名と元気なお年寄りが、多数がんばっておられることに改めて、敬意とお礼を申し上げたい。また、一方で小学校の運動会が行われ出席した。学童数が少ない中で複式学年の競技があり、元気に歓声を上げていた。まさに少子高齢化の現実を実感した。
高齢者の生活支援及び学童の通学の足となる「ふれあいバス」の運行が10月から開始される。委託運行、有料化等が円滑に行われるよう関係者の配慮をお願いしたい。

3 佐久間地域自治センター長あいさつ

10月2日(日曜日)に北条峠において観月会イベントが開催されるので、時間が許せばお出かけをお願いしたい。早いもので今年度の前半が9月末で終了する。佐久間地域の敬老会においてはNPO法人がんばらまいか佐久間をはじめとする関係団体のおかげで盛大でかつ無事終了したので、お礼を申し上げる。
9月25日(日曜日)に浦川歌舞伎の定期公演が開催された。地元以外から多くのファンが来場した。素人歌舞伎の伝統芸能の魅力を十分発揮していただいて、特に三遠南信地域の文化の情報発信をすることができた。10月からはこのようなイベント及び伝統芸能等が開催される。みなさんにはご支援ご協力をくださいますようお願いする。
10月2日(日曜日)に市長と語る懇談会が水窪地域で開催されるので、ぜひご参加をお願いしたい。

(議事録署名人の指名)
議長が、矢部うた委員と坂口ひろみ委員を会議録署名人に指名。

4議事

(3) 報告事項

ア 天竜川ダム再編事業について

(国土交通省浜松河川国道事務所から説明)
質問1 クレスト敷高、コンジット敷高とは?
回答1 クレストゲートとは、ダムの堤頂部に設置された越流方式の放流施設で、佐久間ダムの既設クレストゲートは、洪水時に貯水内の水位をコントロールするための放流施設として使用している。コンジットゲートとは、ダム本体を貫通している管路形式の放流施設で、佐久間ダムの既設コンジットゲートは、最低水位より水位を低下させるための低水放流管として設置された。質問にあるクレスト敷高、コンジット敷高とは、クレストゲート、コンジットゲートが設置されている高さのこと。なお、天竜川ダム再編事業では、これまで既設コンジットゲートを改造し、洪水調節に必要な放流能力を確保することを検討してきたが、平成21年度の貯水池内の地形測量を実施したところ、既設コンジットゲートの中心高さ程度まで堆砂が進行していた。そのため、既設コンジットゲートの改造並びにその他代替え工法を含めた放流施設の検討をおこなっている。

質問2 コンジットゲートと既設、排砂ゲートは同じ意味か。
回答2 コンジットゲートとは、ダム本体を貫通している管路形式の放流施設である。佐久間ダムのコンジットゲートは、最低水位より水位を低下させるための低水放流管として設置された。排砂ゲートは、貯水池内の土砂を排砂する目的として設置する施設である。以上より、コンジットゲートと排砂ゲートは、同じ意味ではない。
なお、佐久間ダムには排砂ゲートが設置されていないが、秋葉ダムにはクレストゲート敷高から1.5m低い位置に排砂ゲートが設置されている。

質問3 置土実験の調査状況は?
回答3 置土実験は、天竜川ダム再編事業による排砂が河川に堆積している土砂や魚類を始めとする生物の生息環境等に与える影響を予測するため、平成20年度から調査を実施している。置土実験は、雲名橋上流の東雲名地区と新東名高速道路上流の中瀬地区で実施している。平成21年度までに、置土の流出前の現状を把握するため河川測量や河川に堆積している土砂並びに魚類の生息環境等に関する調査を実施した。
平成22年7月14日の出水により、東雲名地区では置土の大部分が、中瀬地区では置土の一部が流出した。置土流出後の河川に堆積している土砂や魚類の生息環境等を把握するための調査・測量を8月から開始している。置土実験では、流出した土砂の動きを把握するため、今後も引き続き河川に堆積している土砂の調査や河川測量等を実施していく。また、置土周辺の魚類を始めとする生物の生息環境を把握するための調査については、平成23年3月まで実施する予定である。
これらの調査結果については、平成23年3月末までにとりまとめ、その後、学識者のご意見等を踏まえ、置土の流出による影響を評価し、お示しできる段階になったら説明する。

質問4 下流域の水質は大丈夫か?
回答4 天竜川ダム再編事業では、下流域の河川環境への影響を考慮し、洪水時に排砂を実施する。そのため、現状の洪水時と排砂実施時の水質を比較すると、濁りのピークや継続時間に変化が生じるものの、著しい影響を及ぼすことはないと考えている。事業実施後は、モニタリング調査により排砂による水質環境への影響を確認し、必要に応じて対策を実施する。

質問5 恒久堆砂対策施設(排砂バイパストンネル)について
質問5(1) トンネルの入口(吸入口)と出口(排出口)の位置、トンネル延長、断面などの説明をお願いしたい。
回答5(1) 現在、排砂バイパストンネルの入口や出口を含むトンネルルート等を決定するための地質調査、並びに地形測量等を実施している。現在は、トンネルの出口は久根鉱山を避け、天竜川がまっすぐに南下する西渡地区周辺が有力であると考えている。また、トンネル延長は7~8km程度、断面は直径7m程度を想定している。排砂バイパストンネルの詳細については、地質調査結果等を踏まえ、今後の検討により決定することとしている。

質問5(2) 工事方法、トンネル掘削土の処理方法などの説明をお願いしたい。
回答5(2) 質問5(1)で回答したとおり、現在は排砂バイパストンネルのルート等を決定するために必要な現地調査を実施している段階である。排砂バイパストンネルの工事方法やトンネル掘削土の処理方法等については、トンネルルートの検討結果を踏まえ決定する。お示しできる段階になったら説明する。

質問5(3)工事施工に伴う関係使用道路等について計画案を明らかにしてほしい。
回答5(3) 排砂バイパストンネルの工事施工に伴う関係使用道路等の計画は、排砂バイパストンネル等の施設配置の詳細を検討した後に決定し、お示しできる段階になったら説明する。

質問5(4) 土砂移動の連続性が計画通り確実に確保されるのか。
回答5(4) 恒久堆砂対策施設により排砂することで、土砂移動の連続性は確保されると考えている。土砂移動の連続性が確実に確保されるよう、詳細な検討を実施していく。

質問5(5) 排砂される物は砂だけなのか(汚泥とか混ざることは。)
回答5(5) 現時点では、恒久堆砂対策施設の排砂により、シルト・粘土及び砂が流下すると試算している。但し、恒久堆砂対策施設は、現在、実験による排砂機能の確認や施設配置計画を検討している段階である。お示しできる段階になったら説明する。

質問5(6) 排砂された物が川に溜まり河川の形態が変わりバックウォーターにより被害を受けることはないか。
回答5(6) 恒久堆砂対策施設による排砂時には、秋葉ダムに流入してくる土砂が貯水地内に著しく堆積しないよう貯水位を低下させ、ダム下流へ土砂を流下させる。ただし、排砂により蛇行部の内側等で局所的な土砂堆積が発生する可能性は否定できないので、事業完了後は定期的な測量等により河床変化を監視し、必要な対策を講じて行く。

質問6 下流に流砂されずに堆砂した時の影響について
排出された砂が流出されず残砂となった場合にはどのような影響が予想されるのか、また、残砂の処理についても明らかにしてほしい。
回答6 恒久堆砂対策施設による排砂は、土砂が流下しやすい洪水時に実施する。排砂バイパストンネルから流出される土砂は、天竜川本川の流れにより流下するため、排砂バイパストンネルの吐口付近に堆積しないと考えている。事業完了後は定期的な測量等により河床変化を監視し、必要であればバックホウ等による堆積土砂の掘削を実施する。

質問7 バイパストンネルによる恒久堆砂対策では、新たに流入してくる土砂を下流流下させるということだが、現在堆砂となっている土砂も減らしていく必要があると思う。
質問7(1) これまで行っている湖外搬出は引き続き実施させるのか。その量は?
回答7(1) 湖外搬出については、恒久堆砂対策施設による排砂効果を踏まえ、実施の必要性を検討していく。

質問7(2)仮に湖外搬出を実施しなければダムへの堆砂は増えていくと思うが、その対策は?
回答7(2)ダムの堆砂対策については、恒久堆砂対策施設による排砂効果を踏まえ、実施の必要性を検討していく。

質問8 本計画については、佐久間ダム管理者である「電源開発(株)」との協議がなされているものと思うが、下記事項についての見解を教えてほしい。
(1) ダムの貯水能力を確保するため、貯水池に堆積する土砂を掘削することで洪水調整方式を自然調整方式に改めることで放流量の変更が提起されている。
ア このことは、現行の「佐久間ダム放流操作規程」の改定が必要となるのか。
回答8(1)ア 貯水池掘削は、洪水調節容量を確保するために実施する。
現在の佐久間ダム放流操作は、電源開発(株)が実施しており、洪水時の主な操作は次のとおりである。

  • 洪水が予想された場合には、予備放流によりEL255mまで水位を低下させる。
  • 佐久間ダム流入量が1,400?/sに達するまでは、流入量に対し同じ流量を放流する。
  • 流入量が1,400?/sを超えた段階で放流量1,400?/sを1時間維持し、流入量がピークに達するまでは、1時間前の流入量と同じ流量を放流する。
  • 流入量がピークに達した後は、ピーク時の放流量を維持する。
  • 流入量と放流量が同じになった段階で、流入量と同じ流量を放流する。
  • 流入量が1,400?/sまで低下した段階で放流量を1,400?/sで維持し水位を低下させる。
  • 水位が予備放流水位まで低下した段階で流入量と同じ流量を放流する。
  • 洪水の恐れがなくなった段階で水位を回復する。

天竜川ダム再編事業の洪水調整方式は現在検討中であるが、出水時の放流操作は河川管理者である国土交通省が行うことになる。そのため国土交通省では、「佐久間ダム操作規則」を新たに策定し、これに基づいて法流操作を行う。

質問8(1)イ 変更が生じれば現行の佐久間ダム予備放流水位の変更は生じないか。
回答8(1)イ 天竜川ダム再編事業では、制限水位方式を予定している。
洪水期(6月1日~10月10日を予定)は、予備放流水位に代えて制限水位(EL255m)を設定し、貯水位を制限水位より上げないことにより、洪水調節容量を確保する。

質問8(1)ウ もし変更となれば、電源開発(株)と旧佐久間町との協議(過去の放流による下流保護対策として当初の予備放流水位2m下げて、EL255mとした経緯)の見直しについての必要性の有無。
回答8(1)ウ 電源開発(株)と旧佐久間町との協議の見直しについては、当方で判断することはできない。なお、天竜川ダム再編事業では、制限水位方式を予定しており、洪水期(6月1日~10月10日を予定)に制限水位をEL255mとして貯水位を運用します。そのため、制限水位(EL255m)から洪水時の最高水位であるサーチャージ水位(EL262.2m)までに空き容量が確保できるため、洪水流の貯留が可能となり、洪水の一部だけをダム下流へ流下させることで下流域の洪水被害の軽減が可能となる。

質問8(2) 過去に見受けられた二山洪水(最初の洪水が収まった後、再び洪水が発生した場合)に、自然調整方式での対応が可能か?
最初の洪水時に調整によって調整量が確保された状態での、次の洪水が発生した場合の調整量は計画通り確保せきるか。
回答8(2) 過去の代表的な二山洪水としては、S36.6洪水が挙げられる。もし、S36.6と同規模の洪水が発生した場合でも一山目の洪水後、水位を低下して空き容量を確保し、二山目の洪水を貯留して下流への放流量低下が図られることを確認している。

質問9(1) 佐久間ダムだけに排砂バイパストンネルを作って、秋葉ダムには作らないとすると、秋葉ダムの貯水能力の低下、ゲートの高さだけの貯水となるのではないか。
回答9(1) 秋葉ダムにおいては、スルーシング・フラッシングによりクレストゲート敷高付近まで堆積し、ゲート高さだけの貯水となることを想定している。

質問9(2) 洪水時にゲートを引き上げて排砂すると言うが、普段も水窪川等の支流より土砂は流入するので、いつもゲートを引き上げて置かないといけなくなり、秋葉ダムでの発電と貯水の能力がなくならないか。
回答9(2) 支川から秋葉ダムに流入する土砂は、そのほとんどが出水時であることを確認している。このため、秋葉ダムでの排砂は、佐久間ダムから排砂バイパストンネルにより排砂され、かつ支川からの土砂流入が大きい出水時に行う。したがって、天竜川ダム再編事業では、普段から秋葉ダムのゲートを引き上げる操作はしない。

質問9(3) 秋葉ダムでも排砂バイパストンネルを作らないと、上流での河床の上昇が今以上に早く進行するのではないか。
回答9(3) 現状では、秋葉ダムに流入する洪水時の流速が貯水池末端で遅くなり、上流から流入してくる土砂が瀬尻地区付近で堆積している。天竜川ダム再編事業では、洪水時に秋葉ダムの水位を下げ、川の状態にし、水の流れる力を利用して佐久間ダムから流下した土砂を極力通過させるようにします。河床の変化は、定期的な測量等により把握していく。
質問10 洪水調節、排砂工法で土砂流下による下流河川への影響を心配している。
排砂の搬出方法と出口場所によって、多くの問題があると思われる。地質調査は確認済と聞いているが、久根鉱山坑道、西渡地区の自動車往来、道路幅、橋等を確実なものにしてから進めてもらいたい。また、国道152号水窪川沿いに排砂口を持っていく方法はどうか。
回答10 排砂バイパストンネルによる排砂方法や出口等の決定にあたっては、河川環境や周辺の生活環境に著しい影響を与えないよう、十分検討していく。なお、地質調査は、今後も実施する予定であり、確認済ということではない。

質問11 平成21年7月か8月頃、国土交通省の伊久美達氏がダム再編事業地質調査の件で関係自治会長宅を訪問した。西渡発電所付近から上野小和屋までの間に土砂を放流するとのこと。どんな事業も机上の計画通りには出来ない事で、私はその時点で反対した。その後、羽ヶ庄付近でボーリング工事を実施している状況を聞いて唖然とした。
反対の理由として

  • ア 水窪川及び戸口放水路が下流にある。ダムが放流しないときは、川の流れはなく、舟戸、西渡自治会付近は湖のようになり土砂(ヘドロ)が溜まり悪臭で生活権を侵害される。また、水窪川付近にはごみや流木が溜まり生活環境に影響する。
  • イ 車を運転中、瀬尻付近から秋葉ダムまで悪臭が臭うときがある。(シルトが停滞している証拠)
  • ウ 西渡自治会付近への放流は道路が狭く、生活道路で住民に迷惑がかかると同時に地質が悪い。
  • エ 生物環境への影響。特に魚類、貴重な魚として、ヨシノボリ、スナハミ、ネコギギ、アユカケ等が絶滅する。鮎釣、鯉釣等も出来なくなる。

以上のことから早急に山香地区自治会住民へ具体的な説明責任があると思うのでお願いする。

回答11 排砂バイパストンネルの吐口は、西渡地区が有力な候補地であるが、地質調査結果等を踏まえ、詳細な位置を決定する。懸念されている事項については、生活環境や周辺環境に著しい環境を及ぼさないよう、引き続き調査を実施していく。なお、天竜川の佐久間ダム下流に生息している魚類に関しては、既往文献や過年度の調査結果より、ネコギギは確認されていませんが、ヨシノボリ、スナハミ、アユカケは確認されています。魚類の把握については、今後も調査を継続していく。検討内容について、具体的に説明できる段階になったらお知らせする。

(関口委員)
前回提出した質問事項について、口頭にて回答をいただいたが分かりにくい部分や、聞き漏らした部分等が出てくるので、出来たら簡略に文書にて回答をいただきたい。

(三井委員)
吐き口の候補となっている西渡地区においては道路の幅員が狭い。工事が始まるとなると、工事車両等で今以上混雑するので対策をしっかりとお願いしたい。

(国土交通省)
西渡地区の道路の狭さは承知している。必ずしも西渡地区に吐き口を決定したわけではないが、工事車両で地域の生活に迷惑をかけることのないよう対策をしていきたいと考えている。

(村瀬会長)
佐久間ダムのコンジットゲートについては、半分堆砂で埋まっているということだが、質問2ではダムの堆砂をコンジットゲートから排砂できるかどうかという質問内容である。

(国土交通省)
コンジットゲートから排砂する計画であったかという質問だと思うが、調査結果でコンジットゲートが堆砂で半分ぐらい埋まっている状況である。コンジットゲートより堆砂面が下にあると想定して洪水期に排砂する考えであったが、コンジットゲートが半分ぐらい埋まっている状況では計画どおり排砂することが出来ない可能性が大きいので、確定ではないが別の方法を計画して着手している。例えばクレストゲートの増設または改修、コンジットゲートに代わる穴を堤体に開けるような代替手法があるが、ダムが電源開発の所有であるため今後調整が必要になってくる。

(村瀬会長)
先般、電源開発から堆砂問題について説明を頂いた。コンジットゲートの不具合について質問してみたが、電源開発においても懸念されていた。
コンジットゲートがある本来の意味はダムに万が一の事故があった場合に使用する設備ということであった。そのまま放置されれば今後のダム運用に支障がでないのか。

(国土交通省)
佐久間ダムは発電ダムであり、昭和38年当時の基準は満たしていると思うが、天竜川ダム再編事業で治水ダムとして考えると基準が違う。もっと放水能力を持ったダムへ改修しないといけなくなる。電源開発の非常時はどのような意味か分からないが、治水ダムとしたら今の施設では満足できない。

(和田委員)
佐久間ダムの耐用年数は何年か。

(国土交通省)
税制上の耐用年数は80年となる。ただし、維持管理を適切にして、延命することは可能だと思う。

(村瀬会長)
佐久間ダムの予備放流水位は257mとなっているが、先ほど説明のあったとおり出水時においては255m以上にならないように電源開発に指導していただけるとの解釈でよろしいか。

(国土交通省)
天竜川ダム再編事業においては、255m以下の水面水位方式で設定し、54,000千?を買い取るということになる。

(村瀬会長)
予備放流水位は255mとなるのか。

(国土交通省)
そのとおりである。

(山下委員)
バイパストンネルのルート決定の時期は。工事はいつから着手する予定なのか。

(国土交通省)
なるべく早くルートを決めていきたいと思っている。まだ、地質調査の段階である。具体的な時期を示すことができないが、すぐ着工という段階ではない。周辺の環境調査にも時間を要する。進捗状況を随時報告するということでご理解をいただきたい。

(2) 協議事項

博物館施設の再編整理(案)について

(博物館から説明)
本年2月に佐久間地域協議会に諮問した博物館施設の再編整理(案)について、翌3月に佐久間地域協議会から答申をいただいた。その後、市が実施した外部評価の結果や現在のさくま郷土遺産保存館の建物の現状を踏まえ、博物館施設の再編整理について最終方針を取りまとめたので報告する。
最終方針については、建物施設の老朽化、雨漏り等を勘案すると、この施設で重要な資料を展示していくことが将来的に支障あると考え、再編整理(案)で示したとおり、「さくま郷土遺産保存館を平成22年度末で閉館する。」「廃止後、資料の保管場所を確保する。」「特に指定文化財を含む山の暮らしを体現する重要資料は一括保存する。」保管場所については、3月の答申の中にも資料館にある資料については、「佐久間ダムのふもとに置いて価値がある」という強い要望をいただいたので、この地に置くことを第一に考え、「佐久間歴史と民話の郷会館等、町内で一部資料の展示については、協議する。」今後の保管、展示、活用については「地域歴史研究団体と連携する。」施設については老朽化していることから「将来は解体撤去」し、「借地は返還」したいと考えている。
今後、博物館としては一定の施設に資料を展示することも一つの手法ではあるが、こうした資料を多くの人たちに見てもらう機会を作って行きたい。そして佐久間地域の良さ、大切さを理解してもらうことも大事だと思っている。地域の人たち、また、多くの市民との協働を通して文化財の活用、保存をしていきたい。

(村瀬会長)
当地域協議会の答申からいうと、佐久間地域にあるからこそ歴史が伝承できるのではないかという主張に対し、確かにこの地に残して他の施設での展示を示してくれてあるが、その前提となる考え方というか、心の問題についてどのように評価して検討したのか教えてほしい。

(博物館)
2月の諮問時においても話させていただいたが、佐久間地域で保存されている資料が大変重要な物であるということは認識している。佐久間地域のみなさんの気持ちを反映した展示であり、少し前の山の暮らしというものを来館すれば感じとることができ、大変貴重な物だと評価している。博物館としてはさくま郷土遺産保存館の資料が非常に重大なものだと認識している。物理的に今の建物にこのまま保管して置くことは心配である状況であるので、ご理解をいただきたい。現在の建物を博物館として残していくとなると、雨漏りの改修、ユニバーサルデザインへの対応等もあり、あの建物では難しいと考えている。佐久間地域内の公共施設の空きスペースを活用し保管していきたい。また、博物館施設だけでは集客能力が十分あるわけではないので、いろいろな団体、イベント、行事等と協力していく中でよりお客様に来ていただくことや、文化財を長く保っていくことが本意でありご理解いただきたい。

(和田委員)
シルバー人材センターの会員として管理をしているが、来館者にはすごく評判が良い。収益を目的としていない施設なので収益は上がってこないが、年間800人ぐらい来館がある。施設の雨漏りは多いが、改修すればなんとかなるのではないか。
施設がなくなると、佐久間地域からいろいろなものを持っていかれるというような気がしてとても寂しい。
佐久間地域のあの場所にあるから、さくま郷土遺産保存館の資料が生きてくる。他の地域へ展示すると場違いな資料となると思う。

(村瀬会長)
答申時に話が出たが、いきなり廃止ということではなく、まず代案を示して廃止、閉鎖という話であれば納得できるという話があった。
伝承遺産を何とかこの地に残していただけないかということを率直に思うが、博物館側で検討されているのが佐久間歴史と民話の郷会館等との説明があったが、具体的な案はあるのか。

(博物館)
協議はしているが決定したわけではない。資産経営課との協議では歴史と民話の郷会館の空きスペースを使って展示あるいは同じ施設で合わせて保管できたらと思っている。今後もその方向で詰めていく考えである。
廃止という言葉については、決してさくま郷土遺産保存館にある資料までも粗末に扱おうという意味ではない。先ほどから説明しているように、施設の今の状況を見ると今後、将来的に展示、保管しておくのがいいのかという問題があるので、町内の別の場所へ保管するということで今後詰めていきたいという考えである。

(和田委員)
博物館本館は60万人の中にあって約5万人の来館者があり、佐久間は約5,000人の人口に対し約800人の来館者がある。人口の割合からいうと、本館は1割にも満たない。さくま郷土遺産保存館は2割弱である。条件が悪いので入場者が少ないというだけだ。なんとか残してほしい。

(博物館)
さくま郷土遺産保存館の資料を今の施設で展示するのが限界なことから、今の展示を他の施設でも見てもらえる形で対応していくことが出来るのではないかと考え、今回の最終方針を示させていただいた。ご理解をいただきたい。

(村瀬会長)
既に新聞報道されたように最終方針が示されている中で、反対としてもどうしようもないのかどうか。
今回の説明では、現施設を廃止しても現資料は佐久間地域内で保管、展示していただけるということで理解してよろしいか。

(博物館)
それでご理解をいただければと思っている。

(山下委員)
閉館の時期を先に示すより、具体的にこのようにするという代替案をもってきてから理解してほしいということでないと納得がいかない。代替施設を確保するからというような案を示して欲しかった。

(博物館)
具体的に調整ができていないというところはあるが、博物館単体でこの地域の歴史を紹介していくのは難しい。地域の皆さんの協力なしではできないし、地域のイベントのルートに入っていないという状況にあって、NPOでも蕎麦の会の皆さんでも地域の個性として一緒に図っていただける方がいれば拠点について提案をいただければそうすることにはやぶさかでないと考えている。むしろ提案していただければ応えてまいりたい。移動博物館というようなことも展開していきたい。

(和田委員)
廃校になっている学校等は活用できないか。

(博物館)
施設によってはありかと思うが、博物館として心配しているのが無人の施設に展示、保管するのは問題がある。ある程度人の目があるところを選択肢としていきたい。

(村瀬委員)
さくま郷土遺産保存館の展示資料には天竜川との歴史についても資料があり、天竜川と縁が深い。佐久間ダムには電源開発が運営している電力館があるので、市と電源開発と協議し電力館の展示場を借りて展示してはどうか。

(博物館)
博物館としては、電力館で展示していただけるのであれば願ったりと思っている。
今後、地元の要望が強ければ博物館としても可能性があるところは協議していきたい。

(村瀬会長)
電力館としても前向きに考えてもらえるのではないかと考えるので、ぜひ積極的に協議していただきたい。

(関口委員)
今後資料を活かすこと、多くの人に見てもらえるよう知恵を絞ることが大事だと思うので取り組んでいただきたい。一部資料を展示とあるが、他の資料は分散するだとかということになるのか。

(博物館)
一部資料というのは、行き先によるところが大きい。また、十分なスペースが確保できるかということもある。資料の内容にもよる。古文書など紙の資料は自然光が入るところには適していない。展示施設の環境にもよるが、現在展示してあるものを今までどおりにということは資料のためにも難しい。資料については資料本来のありように近づけたいということもある。

(村瀬会長)
この件については協議事項となっているため、ここで諮問、答申することでもない。説明を受けて佐久間地域協議会としては、出来ることならば保存館の存続までは無理としても、展示資料等については佐久間地域のダム近郊あたりに展示、保管していただくことを要望として終了する。

(1) 諮問事項

地域自治センター費の予算要求の概要について

(佐久間地域自治センター地域振興課から説明)
平成23年度佐久間地域自治センター費の当初予算要求の概要について諮問するものである。地域自治センター費は、自治センター庁舎維持管理経費、運営経費からなる地域自治区管理運営事業、地域協議会運営事業から構成されている。地域自治区まちづくり事業は区のまちづくり事業に予算措置されることから、区からの配分予算措置となっておりイベント事業等で構成されている。
地域自治センター費の管理運営事業の要求額は58,167千円で、前年度より4,225千円増となっている。増額の内訳は、自治センター修繕工事の増加、公用自動車車検台数の増加、旧浦川中学校体育館管理経費の予算措置によるものである。
旧浦川中学校体育館管理経費については、庁舎の維持管理経費に仮に予算付けし、新たな予算科目が措置でき次第、移行するものである。
また、地域協議会運営事業は前年度と同額である。
地域自治区まちづくり事業の地域活動支援事業について要求額は1,124千円で、前年度より449千円増額となっている。増額の理由は、隔年開催となっている浜背負いまつりを予算措置したものである。

(村瀬会長)
地域自治区まちづくり事業費については、従来どおりの予算要求をしていくとのことである。少しでも予算を増額し要求してほしいが、社会情勢がこのような時期であるので、問題ないと思う。次回の協議会で答申する。

(3) 報告事項

イ 浜松市立佐久間浦川公民館の移設及び分館の廃止について

(佐久間地域自治センター地域振興課から説明)
平成23年3月31日をもって、浦川公民館を旧浦川中学校の校舎1階へ移転すること、これに伴い浦川公民館分館を廃止することについては昨年から浦川地区の自治会長、公民館利用者団体へ説明をさせていただくとともに、地域協議会においても状況報告をさせていただいたところである。現在は改修工事の実施設計が終了し、11月には工事着手する予定となっている。平行して議会への条例改正の上程等必要な手続きを行っていく。
なお、廃止後の旧公民館及び分館については、浜松市資産経営推進方針に基づき資産の利活用、処分について検討していく。

(和田委員)
改修後の講座室は、現公民館の大会議室と同じような作りとなっているのか。

(地域振興課)
現公民館の大会議室は約200平方メートルで、講座室は約120平方メートルと狭くなる。現在の大会議室はステージが備え付けとなっているが、講座室は移動式のステージ台を備え付けるよう予算要求している。

(矢部委員)
女子トイレの便器が二つしかないので、追加できないか。

(地域振興課)
基本的に耐震基準の関係で間取りを変えることができない。その中で今ある施設を改修することとなる。女子トイレについては設計段階で増設の検討をしたものの基準から外れるため無理との回答があった。ただし、多目的トイレが増設されるのでご理解をいただきたい。

(4) その他

有害鳥獣関係について

(佐久間地域自治センター地域振興課から説明)
先月の協議会で質問があった有害鳥獣関係について回答する。
現在、有害鳥獣対策制度として市が実施しているものは、その駆除に対して補助金を交付する制度と、農家が防除対策をする場合の補助金がある。
平成21年度の駆除に対しての補助金実績は市全体で17,723,千円、佐久間地域では2,780千円である。平成21年度の防除対策事業費補助金は佐久間地域で1,441千円である。

ふれあいバスの運行について

(村瀬会長)
10月1日から運行のふれあいバスは問題なく運行できるのか。
例えば、回数券をどこで買えばよいのかとか、住民への周知はできているのか。

(地域振興課)
スクールバスとして利用している方については、教育委員会及び学校等と調整し問題なくスタートできると思う。

(地域生活課)
委託先としては水窪タクシーに決まった。9月に自治会回覧にて変更のお知らせ及び時刻表を各世帯へ配布した。

(村瀬会長)
高齢者が多いので親切な対応をお願いしたい。

5その他

  • 「元気な浜松懇談会」の開催について
  • 佐久間病院の看護師募集について

次回開催日の決定 10月22日(金曜日)13時30分~

6閉会

平成22年度第6回佐久間地域協議会 会議記録へ

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お問い合わせ

浜松市役所天竜区佐久間協働センター

〒431-3908 浜松市天竜区佐久間町中部18-11

電話番号:053-966-0001

ファクス番号:053-966-0020

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