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更新日:2024年1月1日

 令和元年度はままつ夢基金補助金(団体支援補助事業)事業報告

令和元年度はままつ夢基金事業費補助金(団体支援補助事業)から、補助金の交付を受けた事業をお知らせします。
団体への支援を希望していただいた寄附は、こちらの事業へ補助金として交付されました!

番号

団体名

事業名

補助金交付確定額

1

特定非営利活動法人

浜松日本語日本文化研究会

外国人児童・生徒への日本語・教科学習支援事業

260,000円

2

特定非営利活動法人

浜松外国人子ども教育支援協会

こどもの生活とイスラム教 講演会 123,300円

 

 事業完了報告書(特定非営利活動法人浜松日本語日本文化研究会)

事業名、補助金額等

事業名

外国人児童生徒への日本語・教科学習支援事業

事業費総額及び補助金交付額

(事業費総額)634,942円

(補助金交付額)260,000円

事業概要

  • 週末に地域の施設で学習会を開き、漢字や文型などの日本語指導や教科指導、学校の課題に取り組む子どもへの助言助力をする。
  • 中学校における夏季休暇中の補習に指導者を派遣し、夏休みの課題に取り組む生徒への支援をする。
  • 東・浜北・天竜区の小中学校のうち、外国につながる児童生徒への支援要請があった学校に指導者を派遣し、日本語や教科学習の支援など、一人ひとりのニーズに応じた支援を行う。

事業の目的について

地域の課題

  • 担当エリアである東区、浜北区、天竜区では、日本語や教科学習の指導が必要な児童生徒が増えているが、一年間の増加の予測ができないため、市からの予算では十分な支援ができないことが多く、学習に取り組む力が育ちにくい。
  • 日本の小中学校を卒業しても、社会生活に必要な識字能力が十分に身に付いていない地域住民が増える。

事業の目的・必要性

外国にルーツをもつ子どもたちは日本語の力が十分にないことから、日本の小中学校、及び高校で学ぶにあたり、教科の学習についていけず、進路の選択肢が狭められてしまうことが多い。外国にルーツをもつ子どもたちが、将来、日本の地域社会の一員として活躍できるようにすることが必要である。

事業の先進性と独自性

  • 定住化傾向にある子ども達のために、日本語学習の支援だけではなく、高校進学やその後の進路の保障を視野に入れた教科学習の支援を行うこと。
  • 多文化共生に理解のある地域住民による週末学習支援であること。
  • 親のための地域住民とのコミュニケーション支援も行うこと。

実施内容

事業内容

  • 中学校における夏休みの補習授業を行うとともに、年度の途中で編入した生徒に日本語や教科学習の支援を行った。
  • 週末の学習支援では、参加希望のあった南区の日本語初期レベルの小中学生も受け入れ、学びたい生徒に機会を作った。
  • 外国籍児童の親から、現在の悩みなどの聞き取りを行い、必要に応じてアドバイスをした。

実施場所

浜松市市民協働センター、天竜協働センター、北浜中学校、丸塚中学校、天竜中学校、積志中学校、浜北北部中学校

対象者

浜松市内の小、中、高校に通学する外国にルーツを持つ児童生徒で、日本語学習支援が必要な児童生徒

実施体制と事業スケジュール

人員配置・役割分担等
  • 事務局2名…事業全体の統括、指導者の募集、連絡、配置、指導のアドバイス、その他関連業務
  • 教室コーディネーター2名(和田、中央)…教室の開催、実施、まとめ(児童生徒の募集、学校との連絡、児童生徒の親との連絡、指導者との連絡、内容の確認など)
  • 指導者12名…日本語及び算数・数学や国語などの教科学習支援
  • ボランティア(地域の有志)…教科学習支援

平成31年4月1日~令和2年3月31日

実施スケジュール
  • 天竜協働センター…隔週の土曜日の午後(全19回)
  • 浜松市市民協働センター…毎週日曜日(年37回)
  • 東区・浜北区の中学校(天竜中、丸塚中、積志中)における夏休みの補習
  • 1学期~3学期:東区、浜北区の小中学校(北浜小、中瀬小、北浜北小、丸塚中、天竜中、与進中)における教科の補習支援

目標と成果

事業の目標とその成果の確認方法

目標と成果の確認方法

小学校、中学校の担当の教諭と連携し、日本語力や教科理解を確認したり、定期試験の結果を見たりする。

目標達成のための工夫

学校との連携のため、学習したプリントやノートなどを示しながら学習者や保護者と会話した。ロールモデルとして学習会の参加者だった高校生を招き、いじめられた体験や正規雇用で就職するまでの勉強方法などを聞く機会を設けた。

事業終了後の展開

引き続き子どもたちのニーズに応じた学習支援活動を行うことで、一人ひとりの子どもの可能性を広げ、将来浜松市の発展を担う市民となるように育てていく。

収支決算書

収入

科目

決算額(円)

予算額(円)

比較

備考

自己資金

359,742

563,600

203,858

 

参加者負担金 15,200 18,400 3,200

和田:1回100円×114人

中央:1回100円×38人

夢基金補助金 260,000 260,000 0  

合計

634,942

842,000

207,058

 

支出

科目

決算額(円)

予算額(円)

比較

備考

人件費

617,800

823,000

205,200

 

 コーディネーター

25,000

24,000

1,000

 指導者依頼、教材準備、報告書作成等

1,000円/時間×22時間

(和田19時間、中央6時間)

 支援者給料

553,800 760,000 206,200

天竜:1,000円/2時間×延べ81人

中学校1,300円×126時間

小学校1,200円×190時間

 ボランティア謝礼

6,000 9,000 3,000

図書券3,000円×2人分

 事務人件費

33,000 30,000 3,000

報告書確認、印刷、経費計算

1,000円×33時間

消耗品費

7,662 9,500 1,838 教材、印刷代など

賃借料

9,480 9,500

20

天竜協働センター

400円×8回、560円×5回、580円×6回

合計 634,942 842,000 207,058  

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この団体の概要を見る(基金登録団体詳細ページへ)

 事業完了報告書(浜松外国人子ども教育支援協会)

事業名、補助金額等

事業名

こどもの生活とイスラム教 講演会

事業費総額および補助金交付額

(事業費総額)185,594円

(補助金交付額)123,300円

事業概要

静岡ムスリム協会事務局長アサディみわ氏を講師に迎え「子どもの生活とイスラム教」をテーマとし講演会を行う。

事業の目的について

地域の課題

日本で働く外国人の多国籍化がすすむなか、浜松市内に住むムスリム(イスラム教徒)も増加している。それに伴い、市内の小中学校に編入してくる児童生徒も急増している。

事業の目的・必要性

ムスリム家庭の児童生徒の急増に伴い、学校現場では、その児童生徒の受け入れ対応を巡って様々な問題が起きている。イスラムの子どもの現状をまずは知ることが必要である。

事業の先進性と独自性

イスラム教における宗教上の制約は様々で、家庭保護者によっても異なってくる。ムスリムの子どもが日本の学校に編入学したら、どんなことに困り、どんな思いを抱くことになるのか。ムスリムとして親の視点からの問題点や解決対応などを共有することができる。

実施内容

事業内容

子どもの生活とイスラム教をテーマとして、イスラムに関心のある方、浜松市内の外国籍児童生徒に関わる教員、指導員を中心に講演を行う。

実施場所

浜松市地域情報センター

対象者

外国につながる子どもたちと関わる活動をしている方。多文化共生に興味のある方。

実施体制と事業スケジュール

人員配置・役割分担

コーディネーター3名、当日会場係5名、受付係3名

事業期間

令和元年8月3日 

目標と成果

事業の目標とその成果の確認方法

ムスリム児童生徒に対する見解を深めた支援者を増やすことにより、お互いを尊重したうえでの対応ができるようになる。また、周りの教師や支援者、さらには日本児童生徒との橋渡しができる人材を育てる。

目標達成のための工夫

当協会会員だけではなく、外国籍児童に関わる教員、指導員を中心に参加をよびかけた。また、浜松市内のモスクなど、イスラム教に関わっている団体にも広く声をかけ講演を行った。

事業終了後の展開

当協会会員に対し、講演会の内容をまとめ、情報を共有できるようにした。また、その情報をTOMO2ニュースとして発行し、小中学校をはじめとした各関係団体に配布。日本の学校現場とムスリムの子どもの現状と対応策に更なる関心を高めていきたい。

収支決算書

収入

科目

決算額(円)

予算額(円)

比較

備考

自己資金 62,294 61660

634

 
夢基金補助金 123,300 123,300 0  

合計

185,594

184,960

634

 

支出

科目

決算額(円)

予算額(円)

比較

備考

講師料

30,000

30,000

0

謝礼20,000円

交通費10,000円 

会場費

23,530 23,100 430

ホール使用料8,200円

エアコン使用料4,080円

マイク3,590円

プロジェクター7,660円

印刷費

65,684 68,800 3,116

講演会ちらし21,600円

リーフレット26,784円

ちらし増刷分、配布資料コピー17,300円

人件費

58,380 48,060 10,320

コーディネーター30,000円

当日会場係20,640円

受付係7,740円

交通費

5,500 4,000 1,500 スタッフ交通費500円×11名

保険料

0 5,000 5,000  

消耗品費

2,080 6,000 3,920 講師・スタッフお茶代2,080円

郵送費

420 0 420 切手代
合計

185,594

184,960

634

 

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お問い合わせ

浜松市役所市民部市民協働・地域政策課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2094

ファクス番号:053-457-2750

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