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関わりの中で生きていく

No.933
小学校6年生 男子

 ぼくが家に帰ったら飼っていたねこがいなくなっていた。母に聞いたら、交通事故で死んでしまったと言った。目の前が真っ暗になった。今まで庭に出ると、必ずすりよって来てくれて、とてもかわいかった。まだ1才にもなっていなかったのに。その事を考えると、今自分が生きている事がとても幸せに思えた。
 生きるという事はただ食べてねるだけではない。生きている間に他の人と出会い喜ばせたり、時に悲しませてしまったりして人と関わり合っていく事が幸せなのだと思う。出会いは人だけでない。ペットを飼う事も一つの出会いなのだ。その出合いの一つにツバメのひなの事がある。クラスの人が拾ってきたツバメのひなを、土日の間、ぼくが世話をする事になった。生まれて間もない小さなひなだった。食べ物や水をあげて必死で守ってあげた。初めて「ピー」と鳴いてくれた時はとてもうれしかった。月曜日、ひなを学校に連れて行った。みんなに少しだけ大きくなって元気な姿を見てもらいたかった。しかし、その日の内に死んでしまった。四日間の短い出会いだったけれども、出会えて良かった。死んでしまった事は悲しいけれども、ぼくの心の中で今でもずっと生きている。だれでも大切な人が死んでしまったら悲しい。でも、その人の事を大切に思っていたから、死んでしまっても心の中で生きているのだろう。
 生きる事は素晴らしい事だと思う。生きている中で人と出会い、喜ばせたり、時には悲しませてしまってもたくさんの関わりの中で生きていきたい。死ぬ事は悲しい事だけれど、悲しいと思うのはその人の事を大切にしていたから悲しいと思うのだろう。だれでもだれかに大切にされている。だから、他の人の命も自分の命も大切にしたい。自分の事を大切に思ってくれている人のために、今を精いっぱい生きていきたい。

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