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おばあちゃんの命に教えられたこと

No.4597
小学校5年生

 ぼくは、4年生のころ、ひいおばあちゃんが亡くなってしまいました。人が死んだことを初めて思うことでした。ひいおばあちゃんは、98さいで亡くなりました。長いきでした。認知症でぼくのことをわすれてしまい、ぼくのことを分からないまま亡くなってしまいました。祖父母と父母、いとこも泣いていました。ひいおばあちゃんにもう会えないと思いました。ひいおばあちゃんが、認知症になった時、もう何も分からなくなり、家族のことも忘れてしまうと思うと悲しくなりました。ひいおばあちゃんになりきってみると、たぶん自分でも、どうしたら良いのか分からず、なやんでいたと思います。
 ひいおばあちゃんが死んでも、どこかにいて見守ってくれるのではないかと思います。
 ひいおばあちゃんが小さいころは、戦争もありました。浜松大空しゅうで命が失われないように必死でにげてきたと聞きました。そんなことをのりこえて体を大切に、家族を大切にして長いきできたのだと思います。今は戦争がないけど、さい害、じこ、病気などで、とつぜん死んでしまうかもしれません。死んだら、残された家族はとても悲しいということが、ひいおばあちゃんの死で分かりました。
 ひいおばあちゃんはぼくが生まれた時、泣いて喜んでくれました。ひいおばあちゃんと家族のおかげで、たのしいこと、うれしいこと、かなしいことをかんじました。これから命を大切に毎日をすごしたいです。

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