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あたり前の毎日が幸せ

No.1790
小学校6年生 男子

 僕は、母から衝撃的な話を耳にした。母は飲食店を経営している。そんな中で、20才の女性が常連客でいると言った。その女性は生まれて直ぐに両親と離ればなれになり、「捨てられた」と言ったそうです。たった一人、3才年上の兄さんが家族で、二人は直ぐに施設に預けられ、里親さんに育てられたり、中学卒業まで施設で生活を送っていました。施設では規則正しいルールや仕事もあるため思うような自由はなく、僕達が普段誰とでも自由に外で遊ぶ事が出来る時間でさえ、施設の子供達は遊ぶ事が出来なかったと話したそうです。里親制度は、自分から望み、暮らしたいと思った時、一緒に生活する事が出来るそうです。でも何故か本当の親ではないという気持ちが強くて、優しく接してくれる里親さんに反発して家出を繰り返してしまい、施設で育てられた子供達のほとんどは、家族の愛情に飢えているため、早く結婚して失敗をしてシングルマザーになる人が多いと言いました。その女性は沢山の失敗と経験をしながら、人生の勉強をしたと言います。3つ年上のお兄さんは、法に反する過ちを起こしてしまい、刑に服している。でもそんな兄でもたった一人の家族だから、家に帰って来た時には温かく迎えてあげたいと、そう母に告げたようです。
 僕はそんな話を聞いて「人間は一人で生きて行けない。」「誰かの温かい愛情と支えがあって生きている。」家族がいる当たり前の毎日がどんなに大切で幸せな事なのか知りました。
 これからは、もっと今まで以上に周りの人たちや家族を大切にしたいと思います。

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