ぼくの弟

　ぼくが5才のとき、弟が生まれました。ぼくはうれしくてわくわくしていました。でも弟は生まれつきの病気を持っていました。それは重い心臓病でした。でも弟のがんばりで一命をとりとめました。
　ぼくはほっとしました。
　ぼくはお母さんから、弟は長く生きられないと言われてすごく悲しくなりました。でも弟とはたくさん遊んであげようと思いました。
　ぼくが6才のときのある日、弟が昼ねをしていました。いつもよりも長いのでお母さんが起こしに行くとなかなか起きません。なにをやっても起きないので病院に行きました。先生に原因がわからないと言われましたが、結局、脳こうそくと言われました。先生方の手当てを受けて、弟は目をさましました。けど、弟は障害が残ってしまいました。それでも、弟は生きていたのでよかったです。弟は家族とつながっているんだなと思いました。