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生と死

No.1781
小学校6年生 男子

 ぼくのお母さんは病気です。ぼくがおなかの中にいる時に病気になったそうです。こうじょうせんの病気だそうです。ぼくが産まれる時に1か月間入院していたそうです。そしておなかを切られて産まれました。お母さんのおなかには、ぼくを産んだ時の傷があります。
 お母さんは今も病気です。普段は元気ですが、時々すごく怒ったりイライラしています。でもぼくの事に一生けん命で勉強を教えてくれて、遊んでもくれます。それはイヤな時もあれば、楽しい時もあります。でもぼくは生きています。お母さんが病気だったのでおなかにいたぼくも病気かもしれないと言われていたけど、ぼくは元気で、6年生になりました。それが普通だとしてもすごい事だと思います。
 そんなぼくが死ぬと言う事を知ったのは、大好きなひいおばあちゃんがようち園の時に
死んでしまった時でした。その時は、とても小さかったけど考えると今でも悲しくなってきます。命はかけがえのない一つのとても大切なものですが、それをむだに使う人もいます。そんなことをしたら、家族はもちろん友達、いとこ、おじいちゃんやおばあちゃんも悲しみます。一人の命は神さまから預かったもの、ひいおばあちゃんのようにたくさん精一ぱい生きてても、やっぱり人はいつか死んでしまいます。
 なにがあっても、お母さんが大変な思いをして産んでくれた命を大切に生きて生きたいです。

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