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No.1631
小学校5年生 男子
ぼくには、弟がいました。でも生まれてから、たった1日で亡くなってしまいました。ぼくは、当時3才で、よく覚えていません。お母さんはないていたけど、お母さんの話によると、ぼくは、お母さんをなぐさめていたそうです。お父さんも「すごく悲しかった」と、言っていました。だから、今も弟の思い出を大切にしています。お父さんの車のナンバーは弟が生まれて、死んだ日の日付と一緒です。それから弟のたん生日の日には、お母さんがケーキを買ってきて、4等分し、一番大きいところを弟の仏だんに置いてあげます。
後に妹が生まれてきました。しかし、自分の方が年上だと思っています。理由は、おそらく、仏だんには弟の生まれたばかりの写真しか置いてないからだと思います。だからたったひとつしかない弟の命を、今も家族みんなで、大事にしています。もしも、弟が生きていたら、1日に、2回はケンカをしたと思います。それから弟は、運動しんけいばつぐんだったと思います。なにしろ、生まれたときから、「運動がやりたい。」って顔をしていたからでもあって、血えき型がたぶんB型だったからです。ぼくは、弟の命のぶんまで、がんばっていきたいと思っています。だから100才まで生きていたいです。
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