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わたしとデメちゃん

No.1629
小学校5年生 女子

 5年前の夏祭りで金魚すくいをやりました。1匹もすくえなかったのに、お店屋さんが、金魚をくれました。その金魚は、出目金だったので、いつの間にか名前は、デメちゃんになりました。デメちゃんは真っ黒な金魚です。
 家にはデメちゃんが来る前から赤い金魚とコッピー4匹を飼っていました。同じ水そうにデメちゃんも入れてあげました。毎日たくさんえさを食べていました。けれども、ある時デメちゃんがコッピーちゃんを1匹ずつ食べてしまい、赤い金魚は、デメちゃんが入って来たストレスで死んでしまいました。1匹になったデメちゃんは、水そうの中でのびのびと泳いでいました。私は動物の世界の弱肉強食を知りました。
 飼い始めたころ、私は、おせわをするつもりでしたが、ついついめんどうになり、えさやりや水かえなど、お父さんまかせにしてしまいました。デメちゃんはお父さんに良くなつき、近づくと口をパクパクあけてよろこんでいました。それを見て、私にはなついてくれずさびしい思いでした。愛情をかけることで相手に伝わると思いました。
 4年がたち、デメちゃんはとても大きくなりましたが、去年の9月に死んでしまいました。ある朝水そうを見ると、デメちゃんは目をとじたままうかんでいました。昨日まで元気な様子だったのにとても悲しかったです。私がお世話をすると言って飼ったのに、あまりめんどうを見ないで死んでしまったことがとても残念で、自分がさぼったことをこうかいしました。
 私は生き物が大好きです。しょう来の夢はペットショップで働くことです。大切な命を守ることをデメちゃんから教えてもらいました。
 私とデメちゃんとの4年間の思い出を忘れないで、いつか夢がかなうといいなと思います。

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