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いのち

No.1607
小学校5年生 女子

 約2年前に、私の大好きだったおじいちゃんがすいぞうガンで死んでしまいました。私は、週に二度くらいお見まいに行っていたし、きんきゅうじたいの時は、夜でもすぐにかけつけていました。私は自分の出来る事は何でもやりました。けれども、おじいちゃんが苦しんでいた原因のすいぞうガンを治す事は出来ませんでした。10月、私のたん生日におじいちゃんは死んでしまいました。私は、自分のたん生した日に自分の大切な家族を失って、とてもハッピーにはなれませんでした。おじいちゃんは、私の事をすごくかわいがってくれました。おじいちゃんは虫の事が好きで、虫の事について色々と知っていました。私はおじいちゃんがよくセミ取りに行ったり、トンボをつかまえたりしているのを見て、おもしろそうだと思い、やってみました。とてもおもしろかったです。私は、おじいちゃんのおかげで虫が好きになりました。私は、そんなやんちゃなおじいちゃんが大好きでした。私はおじいちゃんは必ずどこかで私の事を見守ってくれていると思ったし、おじいちゃんはまたちがうすがたに変わって生まれてくるんだとも思いました。
 私はおじいさんは、私のひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんから生まれて、ひいおじちゃんたちは、ひいひいおばあちゃんから生まれるよう、私のご先ぞ様はたくさんいて、おじいちゃんとおばあちゃんから生まれたのがお母さんとお父さんで、お母さんとお父さんから生まれたのが私なんだと思いました。私は命はたったひとつしかなく、私だけの物ではないと思いました。私もいつかけっこんして、新しい生命を生み、またその命から命を生むというように、あらためて命は自分だけの物ではなく、たくさんのご先ぞ様からあずかり、また次の世代へとつなげていかなければいけない、大切な命だと思いました。

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