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更新日:2018年3月15日

第3章 浜松市農業振興のビジョン

1 基本理念(将来像)

本市農業は、農業産出額が全国第4位を誇り、また、総農家数は全国1位など、全国でも有数の農業生産都市として位置づけられています。

本市農業生産の特徴としては、地形を活かしたそれぞれの地域で、多種多様な農産物を生産していることです。そのなかでも、みかんをはじめとした果樹、野菜、花きが大きな柱といえます。

認定農業者を中心として兼業農家も含めた特色ある地域の農業経営形態に応じて、施設栽培や露地栽培などの生産性の向上を目指し、様々な取り組みが行われています。また、食の安全など農業を取り巻く環境の変化などに対応するため、より一層の農業振興が望まれます。

本市農業・農村は、食料を供給する産地として、多面的機能を発揮することで地球環境への貢献者として、癒しや潤いを与える奉仕者として、そして、現代に生きる人々の暮らしの向上に貢献する必要があります。

そこで、本計画では、

「みんなで支え 次代につなぐ はままつ農業 ~笑顔あふれ 明日を拓く~」

という基本理念(将来像)を掲げ、「農」をとり巻く全ての人々の「笑顔がみえる農業」の振興を推進します。

農業を根幹から見つめ直し、農業・農村、さらには食の大切さを実感できる暮らし実現をめざします。

「みんなで支え 次代につなぐ はままつ農業 ~笑顔あふれ 明日を拓く~」のおはなし
作物がいっぱい売れる農業ができれば、つくる人の生活が豊かになり、農業をする人が増えます。農業をする人たちが増えれば、はままつの農地が作物でいっぱいになり、耕作しない土地は減ります。荒れ地が減って、景色もよくなります。
はままつでできた作物(食べ物)を、いろいろな料理にする人たちがいて、それを高く買ってくれる人たちがいます。「こういう食べ物があったらいいなあ」という人たちの希望を聞いて、つくる人はその希望をかなえるように努力します。地面にやさしい農業をという人たちの希望によって、まわりの植物や動物も住みやすくなります。
つくる人たちの努力でできた、おいしい食べ物は、地元の人たちも食べますが、有名なレストランやホテルでの料理にも使われるようになります。はままつの食べ物は、おいしいと評判になり、食べ物を運ぶ人たちは大いそがしになります。
隣に住む人たちも、はままつの食べ物をおいしいといって、たくさん食べてくれるので、いろいろなところで、いろいろな食べ物になっていきます。ジュースやアイスクリーム等、みんなが大好きな食べ物にも、はままつの食べ物が使われるようになります。
これまで外国から買っていた食べ物は、運ぶのにいっぱいガソリン等を使って、CO2を出していましたが、はままつの食べ物を買ってくれる人が増えると、CO2が減って、地球もニコニコになります。
みんながニコニコ笑顔の、はままつになります。

基本理念(将来像)イメージ

 2 本市農業の類型化

はままつ農業は、土地利用と農業経営形態によって、次の6つ(はりきる、ひきしめる、つづける、つなげる、ねばる、たのしむ)に類型化することができます。それぞれの類型ごとに「笑顔がみえる農業」をめざします。

図3-2-1 はままつ農業の類型化
図3-2-1 はままつ農業の類型化

A はりきる農業

「はりきる農業」の対象は、認定農業者、専業農家、農業法人などが該当します。農業振興地域青地農地(以下「農用地区域」という。)で規模拡大意向の高いいわゆるプロの農業者で、“はままつ農業”の中心的役割を果たします。

B ひきしめる農業

「ひきしめる農業」の対象は、第1種兼業農家が中心となります。農用地区域内で営農活動を行っていますが、将来の農業については、現状維持傾向の強い農家で、“はままつ農業”の衰退を防ぐ役割を果たします。

C ねばる農業

「ねばる農業」の対象は、認定農業者、専業農家、第1種兼業農家が中心となります。農業振興地域白地農地(以下、「白地農地」という。)または市街化区域農地での営農活動を行っているので、消費者の身近にある農地の利点を活かし、都市と共生した都市近郊型農業の持続をめざします。

D つづける農業

「つづける農業」の対象は、第2種兼業農家、自給的農家が中心となります。農用地区域内で小規模経営を軸としていますが、農産物を自給するため農地を耕作し、農業・農村が持つ多面的機能の確保をめざします。

E つなげる農業

「つなげる農業」の対象は、土地持ち非農家が中心となります。生きがいとして農業をつなげるほか、農用地区域内の農地をさらに活用し、「はりきる農業」、「ひきしめる農業」へとつなげていきます。このためには、農業関係団体が一体となって、土地持ち非農家が所有している農地の利用集積を図り、耕作放棄地の発生抑制をめざします。

F たのしむ農業

「たのしむ農業」の対象は、自給的農家や農作業をやってみたい意向の方(生きがい 農業志向)が中心となります。市街化区域農地、または白地農地や市民農園などで楽しみながら農作業を行い、健康維持や都市と農山村との交流、市民の農業への理解をめざします。

なお、類型化と基本施策についての関連性については、本計画「第5章10 基本施策において主体・対象となる“はままつ農業類型”」をご参照ください。

 

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